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8月21日は「源頼朝が征夷大将軍に任じられた日(ユリウス暦8月21日)」 『ジパング 深蒼海流』を読もう! 【きょうのマンガ】

2017/08/21


365日、毎日が何かの「記念日」。そんな「きょう」に関係するマンガを紹介するのが「きょうのマンガ」です。

8月21日は源頼朝が征夷大将軍に任じられた日(ユリウス暦8月21日)。本日読むべきマンガは……。


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『ジパング 深蒼海流』 第1巻
かわぐちかいじ 講談社 ¥562+税


建久3年7月12日(ユリウス暦1192年8月21日)、源頼朝は朝廷から征夷大将軍に任じられた。この頼朝の征夷大将軍就任によって鎌倉幕府が成立したとされ、「1192(いい国)作ろう鎌倉幕府」の語呂合わせで暗記した人も多いと思う。
しかし、現在では1185年に守護地頭制度が確立し、中央集権社会としての鎌倉政権が樹立したものと考えられており、「1185(いい箱)作ろう鎌倉幕府」の語呂合わせも生まれている。
このように鎌倉幕府の成立については1192年説と1185年説があり、近年の学説では後者が有力だが、いずれにせよ建久3年7月12日(ユリウス暦1192年8月21日)に源頼朝が征夷大将軍に任じられた事実は動かない。きょう8月21日は「源頼朝は朝廷から征夷大将軍に任じられた日」である。

『ジパング 深蒼海流』(かわぐちかいじ)は、源頼朝と源義経の兄弟を主人公とする作品だ。物語は平治元年(1159年)の平治の乱から幕を開ける。源氏の棟梁・源義朝(頼朝・義経の父)は、後白河上皇の側近・信西入道を討つために決起。義朝から次期党首として期待される嫡男の頼朝は、13歳で初陣を迎えることになった。

第1巻では源頼朝、牛若丸(のちの義経)、徳子(平清盛の娘)ら、のちに物語を牽引することになる主要登場人物の幼少期の姿が描かれる。
史実では、平治の乱で源義朝は敗死する。頼朝は伊豆へと配流されるが、流人生活時代に伊豆の豪族・北条政子と婚姻。のちに伊豆で挙兵すると関東や奥州を平定し、義経の活躍もあって平家を滅ぼす。だが、頼朝と義経の兄弟はやがて対立するようになっていく。

現在、最新の第18~19巻では、壇ノ浦の合戦を経て、平家が滅亡した。
運命の1185年を迎え、いよいよ物語は佳境に入る。頼朝と義経の兄弟のゆくえから、いよいよ目が離せない展開となってきた。



<文・加山竜司>
『このマンガがすごい!』本誌や当サイトでの漫画家インタビュー(オトコ編)を担当しています。
Twitter:@1976Kayama

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