「なぁ、羽のおじちゃん。おいら人間の子どもに、魔法を教えてやりたいんだ」
一匹の火吹き竜が、魔法を操る猫たちと暮らしていた。竜は、この森で猫に育てられたのだ。竜の寿命は永い。兄弟猫はとっくに眠りに就き、その子猫が育ち、また新たな命が生まれる。永きにわたり森の猫を守り育てる竜を、猫たちは「羽のおじちゃん」と呼び、人間には畏怖と敬意を込めて「猫竜」と呼ばれていた……。
超人気ファンタジー『猫と竜』第9話が、
「このマンガがすごい!WEB」で本日、公開されました!!
原作は「小説家になろう」にて、短編として異例の日間ランキング第1位! 気になる内容とは……?
『猫と竜』
アマラ(著) 大熊まい(イラスト) 宝島社 ¥1200+税
(2016年4月22日発売)
1匹の母猫によって育てられた火吹き竜。ある理由から極度の人間嫌いとなった竜は、母猫への恩を返すかのように森の猫たちに寄り添い続けた。森の猫たちは十猫十色。人間の王子と冒険の旅に出たり、街に暮らし人間観察、少女に魔法を教えたり……。
そんな好奇心旺盛な猫たちを竜は助け、見守り続ける。そして初めは人間を嫌っていた竜も彼らを通して人間を知り、やがて……?
どんな物語が展開していくのかは、ぜひ、コミカライズ連載でチェックしてください!
本日から無料公開の最新第9話!!
すべての猫が愛してやまない、"猫じゃらし"――。
かつて、森では稀少な存在でした。
そんな猫じゃらしを大量に増やし、"猫じゃらし畑"をつくった猫がいました。
その猫の名前が「モシャモシゃ」だったことから、猫じゃらし畑を守る偉大な猫のことを、森の猫たちは、「モシャモシャ」と呼んでいます。
そして今年も、猫じゃらしづくりの季節がやってきました!
四代目モシャモシャに率いられ、大ハリキリの猫たち! なかには新入り猫もいるようですね。
しかし――。
今年の猫じゃらしづくりは前途多難!?
いっぱいの猫じゃらしで、無事に森の猫たちを喜ばせることはできるのでしょうか?
……と、ご紹介はここまで!
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