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『放課後アサルト×ガールズ』第1巻 高田慎一郎 【日刊マンガガイド】

2016/05/10


日々発売される膨大なマンガのなかから、「このマンガがすごい!WEB」が厳選したマンガ作品の新刊レビュー!

今回紹介するのは、『放課後アサルト×ガールズ』


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『放課後アサルト×ガールズ』第1巻
高田慎一郎 ほるぷ出版 ¥570+税
(2016年4月12日発売)


少女たちは1クラスまるまる、銃弾飛び交う戦場に飛ばされた。
彼女たちは銃を持ち、敵と交戦せざるをえなくなる。
なんて大変なんだ、あまりにつらい状況じゃないか……と思っていたら、ひとりの少女が言う。
「ゲームみたい なんかオモシロイ」

置かれている状況は、戦場というにはちょっと特殊。
突撃兵の命は1日3つまで。つまり2回までは死ねる。
ほかにも偵察兵、工兵、衛生兵などの兵科を選択することができ、それぞれに応じて装備やスキルが付与される。

戦う相手は人間ではない。ゾンビのように動きまわる「イヨガミ」という存在。
なるほど、これはたしかにゲームみたいだ。

2回まで死ねる、というのが絶妙。
ヒロインが気を抜いて顔を出して射抜かれる、なんて凡ミスした時でも、死亡1カウントで復活。
たった3つではあるが、その余剰2回ぶんの命があんまりにも軽い。ゲームで3機中2機はミスってもOKみたいなノリだ。しかも12時間ごとに回復する。

持たされた銃は、何も習っていなくても兵科の能力で、すんなり使えてしまう。
イヨガミを撃っても、崩れて消えていくだけ。罪悪感はほとんどわかない。
この感覚が一気にみなを麻痺させる。

戦闘シーンは緊迫している。なのに読んでいても「まああと2回は死ねるし」とつい気を抜いてしまう。
今のところ、メインのキャラクター数人の行動しか描かれていない。今後小隊として1クラス40人がどう動けるかは見どころだ。

もっとも、「40人」の小隊のままでいられるかどうか、定かではない。



<文・たまごまご>
ライター。女の子が殴りあったり愛しあったり殺しあったりくつろいだりするマンガを集め続けています。
「たまごまごごはん」

単行本情報

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