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12月26日は大河原邦男(メカデザイナー)の誕生日 『新装版 超戦士ガンダム野郎』を読もう! 【きょうのマンガ】

2016/12/26


365日、毎日が何かの「記念日」。そんな「きょう」に関係するマンガを紹介するのが「きょうのマンガ」です。

12月26日は大河原邦男の誕生日。本日読むべきマンガは……。


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『新装版 超戦士ガンダム野郎』 第3巻
クラフト団(作) やまと虹一(画) 大河原邦男(原案・監修) 講談社 ¥1,300+税


12月26日は、アニメーション作品において日本で初めて「メカニックデザイナー」という称号を得たデザイナー・大河原邦男氏の誕生日。
1947年、東京都生まれの氏は御年69歳、『科学忍者隊ガッチャマン』の敵メカデザインからキャリアを積み重ね、タツノコプロやサンライズ作品を多く手がけたその名を一躍高めたのはなんといっても『機動戦士ガンダム』に登場するモビルスーツ(MS)デザインだろう。

そんな大河原氏が原案・監修を担当したのがクラフト団&やまと虹一の『超戦士ガンダム野郎』 。読みは「ハイパーせんしガンダムボーイ」というのも連載当時のバブル期を表現しているかのごとくゴージャス。
物語は、ガンダム研究会(通称「G研」)に入ったSDガンダム好きの少年・天地大河が、ガンプラ等を動かすことができるシミュレーターを用いて、仲間の杉本ヒロシや豪多亜留(ごうた・ある)とともに様々な相手とバトルを繰り広げるというもの。

本作では大河原氏もオリジナルSD戦士、RF(レッドファイター)91のデザインを手がけている。そもそもSDガンダムそのものがMSのデザイン系譜バリエーションと深く関係するのだが、こういったオリジナルのMSが登場することで格別のオフィシャル感をかもし出している。

新装版でも入手可能なので、ぜひご一読のほどを。



<文・富士見大>
動物メカ大好きな編集・ライター。特撮のあれこれやマンガのあれこれに携わり、最近作は『「仮面ライダー」超解析 平成ライダー新世紀』「東映ヒーローMAX Vol.54」。間もなく発売の『「ウルトラマン超解析」大怪獣激闘ヒストリー!』にも参加しています。

単行本情報

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