モノクロからカラーに!
伝説の機体たちが現代に蘇る!!
戦後70年を越え、当時の記憶を持つ人々も少なくなってしまった今日。
太平洋戦争期、多くの男たちが様々な想いを抱え、愛機とともに大空を舞った。日本陸海軍の名機の数々も、忘却のなかに消えていくのだろうか……
しかし、この写真たちは!? 晴れ渡った空と、鮮やかな機体の姿が目に眩しい。いったいこれは……?
最近は、マンガ『ドリフターズ』で、太平洋戦争期の撃墜王・菅野直が紫電改で異次元の空を舞っていたり、古くは名作ライトノベル『ゼロの使い魔』で、零戦が竜騎兵と戦ったり……。そんな昨今、零戦が、同じ世界線のなかで時間を跳躍するなんて造作もないこと……って、そんなわけもなく。
そう、この写真は最新の歴史考証に基づき、当時の色を再現したCG着彩写真!
時を越えて伝説の機体たちを眼前にもたらしたのは、時空を歪める超常現象ではなく、戦闘機を愛する人々のアツい想いなのだ!!
こんな鮮やかに当時の雰囲気を伝える写真、もっとゆっくりと、心ゆくまで楽しみたいものだ。願わくば、海軍伝説の機体、零式艦上戦闘機(通称・零戦)や、陸軍の戦闘機たちも加えて……。なにか、この想いに応えてくれるものはないものか……
『CGフルカラー! 日本陸海軍戦闘機大図鑑』
別冊宝島編集部 編 ¥1,500+税
(2017年7月20日発売)
そんなあなたに、うってつけの1冊が発売されたのだ!
零戦が、陸軍三式戦 飛燕が、五式戦が見たい? いいだろう、ここには日本陸海軍戦闘機のすべてがつまっている!!
さっそく中身をご紹介したい!!
すべての戦闘機ファンに贈る!
鮮やかによみがえる伝説の機体たちのすべて!!
注目ポイント1:カラーでよみがえる! 名機たちの勇姿!!
太平洋戦争期の戦闘機たちというと、冒頭に紹介したように、当時の写真はどうしても白黒になりがち。ところが今回の書籍では、考証に基いた着彩写真でカラーで伝説の名機たちがよみがえる!
零戦はもちろん、海軍の名機・紫電改に陸軍の三式戦 飛燕や五式戦など、戦場を駆けた人気機体が一望できる! それぞれの機体の特徴やスペックとあわせて、各機体を比べてみるのも一興だろう!
注目ポイント2:綴じこみポスター1 完全透視図解【零戦・飛燕・秋水】
今回の書籍の目玉付録は、綴じこみポスター!
その第一弾は、海軍の伝説の機体・零戦、今回の表紙を飾る陸軍の制式機・三式戦 飛燕、そして、陸海軍が共同開発した試作機・秋水の、完全透視図解ポスターだ。
機体それぞれのパーツの特徴を、パーツの場所とともに一望することで、機体のすべてを知ることができるのだ!
注目ポイント3:綴じこみポスター2 主要戦闘機系譜図
ポスターの第2弾は、主要戦闘機の進化の系譜をひとつにまとめた機体一覧!
膨大な陸海軍の戦闘機には、進化の流れ、開発の歴史がある。その複雑な開発系譜を1枚のポスターにまとめることで、直感的に知ることができる! 資料的な価値はもちろん、フルカラーの機体写真満載のポスターは、見た目も美しいのである!!
このほかにも、本当に現代の空を零戦が舞う! 「零戦、70年ぶりに東京湾を飛ぶ」の写真取材記事、現代によみがえったのは零戦だけではなかった!? 川崎重工「飛燕」解体展示写真取材記事、さらには、愛機を駆り大空を舞った日本陸海軍のエース列伝「日本陸海軍のエースと機体」など、とにかくどのページを開いても戦闘機愛がほとばしる1冊!
戦闘機に熱狂するファンの方から、これを機会に戦闘機のことを知りたいというビギナーの方まで。ぜひ手にとっていただきたい1冊だ!!
『CGフルカラー! 日本陸海軍戦闘機大図鑑』
別冊宝島編集部 編 ¥1,500+税
(2017年7月20日発売)