祝! 是枝監督最新作『万引き家族』パルムドール受賞!!
5月21日、日本映画史に残る一大ニュースが日本中をかけめぐった。
『誰も知らない』や『三度目の殺人』などを手がけ、数々のオリジナル作品を生み出してきた是枝裕和監督の最新作、『万引き家族』(2018年6月8日全国ロードショー)が、なんと第71回カンヌ国際映画祭の【コンペティション部門】において、最高賞であるパルムドールを受賞!!!
日本映画におけるパルムドールの受賞は、1997年の今村昌平監督の「うなぎ」以来、21年ぶりの快挙。
是枝監督、おめでとうございます!!!!!!
監督自らが描き下ろした小説『万引き家族』が発売中です!!!
是枝監督自身が自ら描き下ろした映画の小説版が、本日5月28日に発売となりました!!
『万引き家族』
是枝裕和 宝島社 ¥1300+税
(2018年5月28日発売)
発売前から話題が話題を呼び、なんと、異例の発売前の3万部の重版も決定!!!
映画では描かれていない登場人物たちの過去や、ひとつ屋根の下で暮らす家族たちの、複雑に絡み合う想いや「声にならない声」が明らかになります。
また、題字とイラストはミロコマチコ氏、装丁は大島依提亜氏と、第一線で活躍するクリエイターが担当。
じつは、表紙のビー玉のイラストにもある秘密が! ぜひチェックしてみてください!
映画鑑賞前はもちろん、鑑賞後に読むとより作品のメッセージに向き合える一冊になっており、映画が気になっている方は、チェックをオススメします!!!
気になる「万引き家族」のストーリーは?
なんと、今回のパルムドール受賞をうけて、劇場の公開館数が300館以上に拡大&海外の149の国と地域に販売が決定しました! さらに6月8日の公開に先駆けて、6月2日(土)と3日(日)の2日間で先行ロードショーも決定!
公開前からますます期待が高まる『万引き家族』ですが、いったいどんなストーリーかというと……
<STORY>
高層マンションの谷間にポツンと取り残された今にも壊れそうな平屋に、柴田治(リリー・フランキー)と信代(安藤サクラ)の夫婦、息子の祥太(城桧吏)、信代の妹の亜紀(松岡茉優)の4人が暮らしている。彼らの目当ては、この家の持ち主である祖母の初枝(樹木希林)の年金だ。
足りない生活品は、万引きで手に入れていた。社会という海の底を這うような家族だが、なぜかいつも笑いが絶えず、口は悪いが仲良く暮らしていた。
冬のある日、近隣の団地の廊下で震えていた幼い女の子・じゅり(佐々木みゆ)を見かねた治が家に連れ帰る。体中傷だらけの彼女の境遇を思いやり、信代は娘として育てることにする。
だが、ある事件をきっかけに、家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく―――。
映画では語りつくせなかった「家族を超えた絆」を、ぜひ本でたしかめてください!