祝!小説『万引き家族』が10万部突破! 是枝監督の直筆コメントを大公開!!!
いよいよ昨日から、第71回カンヌ国際映画祭の【コンペティション部門】において、パルムドール(最高賞)を獲得した是枝裕和監督の話題作、『万引き家族』が全国公開中!
さらに映画にあわせて、是枝監督自身が自ら書き下ろした映画の小説版『万引き家族』が、絶賛発売中!
『万引き家族』
是枝裕和 宝島社 ¥1300+税
(2018年5月28日発売)
発売後も紀伊國屋書店梅田本店や三省堂書店池袋本店など多数の書店でランキング1位を獲得し、すでに手に入れていただいた読者のみなさんから、TwitterなどのSNSで「映画と同じく終盤がヤバい!」「読み終わったあとに恋しくなって、また後で読み返してしまいそう……」などの声を続々といただいています!
そんななか、さらに大ニュースが!!!
なんと、発売から2週間足らずで、驚異の3刷重版&累計発行部数が10万部を突破!!!
これには「このマンガがすごい!編集部」一同、「マジか……これが是枝監督の力か……」とおののいております!
そして、小説『万引き家族』10万部突破をを記念して、取材やインタビューで大忙しの是枝監督から、またもや超貴重な直筆メッセージをいただきました!
前回、小説化に際しての是枝監督の直筆コメントを掲載しましたが、これにひきつづき、「このマンガがすごい!WEB」で初公開しちゃいます!!!
小説『万引き家族』では、映画では描かれていない登場人物たちの過去や、ひとつ屋根の下で暮らす家族たちの、複雑に絡み合う想いや「声にならない声」が明らかになります。
また、題字とイラストはミロコマチコ氏、装丁は大島依提亜氏と、第一線で活躍するクリエイターが担当。
じつは、表紙のビー玉のイラストにもある秘密が! ぜひチェックしてみてください!
映画鑑賞前はもちろん、鑑賞後に読むとより作品のメッセージに向き合える一冊になっており、映画を観終わった後、この本で余韻に浸り、噛みしめながら読むことを強くオススメします!!!
是枝監督最新作『万引き家族』絶賛上映中!!!
昨日6月8日(金)より、全国300館以上で、『万引き家族』が上映中!
「10年くらい自分なりに考えて来たことを全部この作品に込めようと、そんな覚悟で臨みました」と語る是枝監督が本作で描く、「家族を超えた絆」とは―――?
「誰も知らない」や「そして父になる」をきっかけに是枝作品に魅了されたファンの方はもちろん、パルムドール受賞で大きな話題を呼び、「どんな作品なんだろう?」と気になっている方は、ぜひスクリーンでご覧いただくことをおススメします!
公開劇場一覧はコチラ!!!
気になる「万引き家族」のストーリーは?
さらに、今回のパルムドール受賞をうけて、劇場の公開館数が300館以上に拡大&海外の149の国と地域に販売が決定!
いったいどんなストーリーかというと……
<STORY>
高層マンションの谷間にポツンと取り残された今にも壊れそうな平屋に、柴田治(リリー・フランキー)と信代(安藤サクラ)の夫婦、息子の祥太(城桧吏)、信代の妹の亜紀(松岡茉優)の4人が暮らしている。彼らの目当ては、この家の持ち主である祖母の初枝(樹木希林)の年金だ。
足りない生活品は、万引きで手に入れていた。社会という海の底を這うような家族だが、なぜかいつも笑いが絶えず、口は悪いが仲良く暮らしていた。
冬のある日、近隣の団地の廊下で震えていた幼い女の子・じゅり(佐々木みゆ)を見かねた治が家に連れ帰る。体中傷だらけの彼女の境遇を思いやり、信代は娘として育てることにする。
だが、ある事件をきっかけに、家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく―――。
映画では語りつくせなかった「家族を超えた絆」を、ぜひ本でたしかめてください!