あけましておめでとうございます!! 今年も『このマンガがすごい!WEB』をよろしくお願いいたします。
お正月真っ最中ですが、みなさん『このマンガがすごい!2015』のランクイン作品はもうチェック済みでしょうか? レビューを読んで気になった作品は、ぜひお正月中に読んでみてくださいね。
それでは今月も、WEBの月間ランキングのためにアンケートへ協力していただいたみなさんが関心を寄せた、マンガに関わる重大ニュースを一挙大公開! 気になる新刊情報、あの名作の復活、今年注目すべきアニメ化作品など、盛りだくさんです。
楽しいお正月の締めくくりに、年末にあったニュースをあらためて振り返りましょう!
待ちに待った新連載&新刊単行本
『仮面ライダークウガ』が「ヒーローズ」で連載開始! 平成ライダーの開祖にして、ヒーローとはかくあるべしという姿を見せてくれた五代雄介という男が、マンガでどう描かれるのか、楽しみでなりません(杉山陽一/「COMIC ZIN」秋葉原店 コミックバイヤー)
『死んで生き返りましたれぽ』、『おじさんとマシュマロ』、『おしえて! ギャル子ちゃん』など、ネット発のマンガが商業単行本に! という出来事が続いたことが印象深い月でした。迫真のルポであったり、琴線に触れるキャラクターだったり、ネットユーザーの心を掴んだら一気に拡散され、またコンテンツも繰り広げられていくというスピード感が「今」なのかなと(ナデガタ/マンガ感想ブログ管理人)
週刊少年チャンピオンの新連載ラッシュ。特に、『バチバチ』シリーズ新章にあたる『鮫島、最後の十五日』は、第1話からしびれるくらいおもしろいです(ササナミ/ブログ「雑食商店街3373番地」管理人 兼 書店員)
島田虎之介5年ぶり描き下ろし長編『九月十月』発売(すけきょう/ブログ「ポトチャリコミック」管理人)
あの名作の復活・復刊
『うしおととら』作者の伝奇マンガ『黒博物館』シリーズが7年ぶりに復活した。久しぶりに青年誌で藤田和日郎先生のマンガが読めてうれしい!(フラン/ブログ「フラン☆Skin」管理人)
伝説的な3人の少女漫画家さんの書面インタビュー集『わたしたちができるまで』が復刊ドットコムから21年ぶりに復活! 「本人自身による全作品解説」は率直なコメントから当時の状況が垣間見えて貴重。大島さんによる岩館さんへの質問、吉田戦車さんから小椋さんへの質問、そして吉本ばななさんによる大島さんへの質問という、絶妙な組み合わせも趣深い。未読の方はこの機会にぜひ(川原和子/マンガエッセイスト)
『MASTERキートン』の新作が出た!(福丸泰幸/「喜久屋書店」漫画館京都店 店長)
一時、単行本の重版などが止まり、入手の難しい状況が続いていた『MASTERキートン』。数年前に待望の完全版が刊行されたと思ったら、なんと20年後を描いた新作『MASTERキートン Reマスター』が! いい具合に枯れたキートン先生の活躍に嬉しくなる(黒谷貴清/フリー編集者)
ついに完結……!
マンガ版『エヴァ』、ついに完結。アニメや劇場版とは異なるラストに感動しました(穂高茉莉/楽器店従業員)
いやー、新劇場版よりも先に貞本版の『エヴァ』が完結するとはなぁ~。しかも最初のアニメシリーズでファンが求めていた……であろう終わり方が、また。でも新劇場版は石ノ森萬画や石川賢チックなラストを迎えても怒りません、自分は!(四海鏡/石ノ森ファン)
『新世紀エヴァンゲリオン』完結巻が出た!(福丸泰幸/「喜久屋書店」漫画館京都店 店長)
「漫画アクション」で、国友やすゆき『新・幸せの時間』が最終回を迎えたが、その記念プレゼントが、漫画家本人作詞・作曲・歌唱のCDだというトンデモな事態に(soorce/オヤジ漫画系ブロガー)