第4位 ずっと片想いしていた男の子から告白!?
『ストロボ・エッジ』咲坂伊緒
『ストロボ・エッジ』第9巻(全10巻)
咲坂伊緒 集英社
本日3月14日ホワイトデーに実写映画が公開される、咲坂伊緒先生の青春ラブストーリー!
本作の主人公・木下仁菜子は、いたって普通の女子高生。クラスのみんなには、仲よしの男の子・大樹とつきあってるなんて勘違いされていますが、本当は学校一の人気者・一ノ瀬蓮くんが好きなんですっ。
しかし、大樹から蓮くんは自分の姉・麻由香とつきあっていると聞かされてしまい……。(ちなみに麻由香は人気モデルですっ)
それでも、自分の気持ちを蓮くんに伝えたい仁菜子は告白します。でも、やっぱりフラれちゃいました。
フラれたからといって蓮くんを好きな気持ちが消えるはずもなく、こっそり片想いを続ける仁菜子ですが、フラれた現場を、蓮くんの中学の同級生・安藤くんに見られていて!?
その安藤くんが、なぜだか急に仁菜子に近づいてきて……。
そうこうしているうちに、まったく脈なしだと思われた蓮くんが、なんと仁菜子のことを「友だち」ではなく「女の子」として好きなのかもしれないと思い始めたみたいなんです。
さらに、最初は興味本位で近づいただけだった安藤くんも、仁菜子のことを本気で好きに!?
そして仁菜子をめぐる恋のバトルは最終決戦へ。ついに、あの蓮くんが、仁菜子に告白しますっ。
駅からの帰り道、少し歩いたところで足を止めた蓮くん。ちょっと顔を赤らめて「木下さんにほかに好きな奴がいても その人よりも俺の事 好きになってほしい」と告白します。
一見クールに見える蓮くんも、やっぱり思春期の男の子なんですね。(照れてる姿もかわいいっ)仁菜子の片想いもやっと報われるのかと思いきや、仁菜子が意外な決断を下して!?(読者もびっくりです!)
それには安藤くんが深く関係していて……はたして仁菜子の片想いのゆくえは!?
第5位 家族みたいな幼なじみに、遅咲きの恋心を告白!
『君がいなきゃダメって言って』はつはる
『君がいなきゃダメって言って』第2巻(全2巻)
はつはる 講談社
優しくてしっかり者の女子高生・奈結(なゆ)と、ひとつ年下の幼なじみ・近海(おうみ)はとっても仲よし。(近海は、笑顔がかわいくて子犬みたいな男の子ですっ)
ある日、奈結は家で近海の勉強を見てあげているときに、近海に好きな人はいるのかと聞くと、近海は顔を真っ赤にして、「都筑さん」と答えます。
後日、学校で近海と一緒にいるときに、ふわふわした黒髪がかわいらしい女の子・都筑さんに出会った奈結。そのあと、ひとりになった奈結は、近海のことが好きだと自覚します。(でも、気づいたとたんに、失恋……!)
近海は都筑さんアタックを続けながらも、「幼なじみ」として奈結にも優しいので、なかなか近海への想いが煮え切らない奈結……。(2人ともいい子すぎて……両方が幸せになれたらいいのにっ)
でもじつは都筑さんには、美術の相樂先生とつきあっているという秘密があって!?
なら2人がつきあうことはないかと思ったら、事態は急展開! 奈結は、近海と都筑さんがつきあっているという噂を耳にしてしまいます。(えっ!? どうして!?)
それを知ってぼろぼろ涙を流す奈結。そして、そんな奈結を想うバスケ部のイケメン・竹田。
しかし、竹田と一緒にいる奈結を見て、近海にも心境の変化が!
クライマックスを目前にして、みんなの恋のベクトルが、大きく動き出す予感!?
やっと奈結を大切に想う気持ちの意味に気づいた近海が、人混みのなか奈結を見つけて、想いを伝えます。
まるでドラマの最終回のような展開!(うらやましい!)
登場人物みんながいい子で、それぞれの「告白」がステキな本作。
全2巻できれいにまとまっているので、一気読みをおすすめしますっ。
第6位 人気アナウンサーが女子高生にプロポーズ!?
『LOVE SO LIFE』こうち楓
『LOVE SO LIFE』第15巻(以下続巻)
こうち楓 白泉社
女子高生ベビーシッターのハートフルストーリー!
幼いころに両親を亡くした高校1年生の女の子・詩春は、児童施設で暮らしています。優しい詩春は、同じ施設の子どもたちや、アルバイト先の保育園の園児たちに大人気!
なかでも、保育園に通う、天使みたいにかわいらしい双子・茜と葵になつかれています。
ある時、双子の保護者・松永さんに頼まれて、詩春は双子のベビーシッターとして働くことになりました。
双子が本当にかわいくて、2人の成長を詩春と一緒に見守っていくのも十分楽しいのですが……もうひとつの楽しみは、詩春と松永さんの心の距離が、ゆっくりゆっくり縮まっていくのを、にやにやしながら見守ることでしょう!
大人と高校生、雇い主とベビーシッターということもあって、なかなか恋愛に発展しません。
でも、バレンタインデーとホワイトデーにプレゼントしたり、誕生日をお祝いしたり、双子と一緒に4人ででかけたり、少しずつ少しずつお互いが恋をはぐくんでいく姿は、ちょっとじれったいですが、ほほえましいですっ。
スローテンポな恋愛が大きく動いたのは、第15巻!(やっとです!)
ホワイトデーのお返しに、松永さんが詩春にプレゼントを渡したいと、部屋で2人きりになります。
プレゼントをあけると、なんと指輪が入っていました!
まさかの展開に目を疑う詩春に、松永さんは「好きです」と想いを伝えます。(これってプロポーズ!?)
さらに、松永さんは詩春が大人になるまで返事を待つと言い出して!?
まだまだこの恋の結末を知るのには時間がかかりそうですが、こんな素敵な大人の男性からの告白……詩春がうらやましいっ。
第7位 突然できた「きょうだい」に恋しちゃった!?
『キミは宙のすべて』能登山けいこ
『キミは宙のすべて』第1巻(既刊7巻。以下続刊)
能登山けいこ 小学館
5年前に親が離婚をして、お父さんに引き取られた莉花は、ずっとお母さんに会えずにいました。しかし、お母さんが再婚したという話を聞いて、お父さんが出張でいない間に、こっそり会いにいこうとします。
その道中、後ろから走ってきた男の子にぶつかり、その男の子の持っていたトマトが服にべっとりとついてしまい……。
罪悪感を感じた男の子に、問答無用で家につれていかれると、なんとそこには、莉花のお母さんが!
そう、じつは彼、お母さんの再婚相手の息子・源星夜くんだったのです!(びっくり!)
クリスマスに、サッカーの試合を観にこないかと星夜くんに誘われた莉花。観にいってみると、女の子にキャーキャー言われている星夜くんが!
イケメンで運動神経抜群……これでモテないわけがありませんっ。
星夜くんは莉花に気づいて手をふりますが、莉花は幼なじみの男の子・銀河(サッカー部のエースで、女の子にもモテモテっ)と仲よさげに話していて……。(星夜くん、ちょっと残念そう?)
まわりの女の子たちに促されて、みんなでクリスマスパーティをすることになった莉花たち。でも、莉花は熱で倒れちゃって……。(じつは朝から熱っぽかったのに、星夜と一緒にいたくて無理してました!)
ベッドで横になっている莉花に、「莉花の体調に気づけなかった」と謝る星夜くん。でも、莉花に「無理してでも一緒にいたかった」と言われて、思わず抱きしめてしまいます!(きゃー!)
「きょうだい」としてじゃなく「ひとりの女の子」として莉花のことが好きだと伝えた星夜くんに対して、莉花はまだ自分の気持ちがわからないみたい。
莉花の幼なじみ・銀河も強力なライバルになりそうだし……はたして莉花のハートを射止めるのはだれ!?