新たな動きを見せる大御所たち
『荒木飛呂彦の漫画術』……自作のベースになっている映画について語る本を出してきた荒木飛呂彦先生が、いよいよダイレクトにマンガを論じる書籍を刊行!
キャラ設定から絵のレイアウト的な次元まで、これまでに様々なインタビューなどでバラバラに語っていたノウハウや考え方を1冊にまとめた感じの内容になっている。荒木作品はこうして描かれているのだなあと確認する参考書としておさえておきたい。(宮本直毅/ライター)
レディスコミック界の巨匠、森園みるく先生が昔から描きたかった犯罪実録小説を題材に「愛欲の世界残酷犯罪シリーズ書きおろしプロジェクト」 クラウドファウンディングの協力者を6月9日まで募集中。 成立すれば第1作目、牧逸馬(まき いつま)原作小説『浴槽の花嫁』を約50ページの読み切りで描く。ひと口500円から。
見逃せないポイントとして、協力者は2010年7月に「刺殺」という衝撃的な死を遂げた“鬼畜”ライターにして森園先生のパートナーであった村崎百郎氏との「ほのぼの日常ギャグ漫画」(単行本未収録)が読める!(澤水月/報道勤務。ライター。mixi平山夢明コミュニティ管理人)
マンガ界あれこれ
『このマンガ 恐るべし…!!』の発売。マイナーマンガにスポットを当てて送るレビューが本当におもしろいです。マンガの世界は広いと、改めて思い知らされました。(いづき/ブログ「オトコでも読める少女マンガ」管理人)
犬が麻雀を打つという25年前の麻雀劇画『無法者』が、V林田さんの手によって同人ながら単行本の形で復刊したこと。設定だけ聞くとネタマンガのようですが、一本筋の通った「麻雀を通した主人公の復讐劇」としての完成度は高く、不覚にも感涙してしまいました。(いのけん/麻雀マンガブログ管理人)
自民党の憲法改正推進本部制作の『ほのぼの一家の憲法改正ってなあに?』、5万部発行。こういうものにマンガを使われるのはいやだし、マンガとしてみてもガッカリなできだとおもいます……。あーあー。(かとうちあき/「野宿野郎」編集長(仮))
マンガ専門書店・「まんが王」さんの八王子店店舗閉店はひとつの時代を象徴していると思いました。
電子、アマゾンなどによって書店はなくなる存在だと思っていますが、昨年の秋、KADOKAWAさんとドワンゴさんの提携から一気に加速化したと感じます。今年はいろいろな出来事がおこるとますます思われます。(塚本浩司(コミック・同人誌専門書店 COMIC ZIN)/COMIC ZIN 商業誌部門責任者)
言葉も出ないほど…つらい訃報が駆けめぐる…
藤原ここあの訃報には驚かされた。
キャリアの初期からキャラメイクと心理描写に長けた作者だったが、アニメ化もされた『妖狐×僕SS』の長期連載中に画力とストーリーテリングも長足の進歩を遂げ、最新作『かつて魔法少女と悪は敵対していた。』では、より大きな注目を集めるか……という矢先の早逝。心の底から残念だ。(後川永/オタク系よろずライター)
藤原ここあ先生の急逝。文字どおり、言葉を失いました。(ササナミ/ブログ「雑食商店街3373番地」管理人兼書店員)
藤原ここあの訃報は、若すぎる死にショック。まだこれからっていうのに。(soorce/オヤジ漫画系ブロガー)
藤原ここあ先生逝去という悲しいニュースにショックを受けました(ナデガタ/漫画感想ブログ管理人)
毎月「ガンガンJOKER」で藤原ここあ先生の『かつて魔法少女と悪は敵対していた。』読むのを楽しみにしていました。突然のことで驚きを隠せません。ご冥福をお祈りいたします。(福丸泰幸/喜久屋書店漫画館京都店店長)
藤原ここあさんのご逝去。長い間ずっと大ファンだったので本当に悲しかったです。どうか安らかに……。(りる/感想系ブログ『空夢ノート+』管理人)
「妖狐×僕SS」の藤原ここあが逝去、31歳 - コミックナタリー
早すぎる… 漫画家さんはもっと健康に気をつけてほしい。(フラン/ブログ「フラン☆Skin」管理人)
『dear』『妖狐×僕SS』の藤原ここあ先生が亡くなったこと。31歳という若さにただただ惜しいとしか言いようがありません。(種村理沙/「KYTIMKYM」管理人)
小島功の死去。(加山竜司/フリーライター)
追悼・小島功先生 日本最長連載マンガ『仙人部落』『ヒゲとボイン』など。(すけきょう/ブログ「ポトチャリコミック」管理人)
小島功が亡くなった。日本マンガ史上最長連載の『仙人部落』も正式に終了したことになる。(soorce/オヤジ漫画系ブロガー)
愛川欽也逝去。ぼくが「にゃんこ先生」と聞いて思い出すのは『夏目友人帳』ではなく、『いなかっぺ大将』のほうなのです……。(冬蜂/風俗情報サイト「フーゾクDX」制作部)