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【11月の「このマンガがすごい!」ランキング オンナ編】恋の成就には行動あるのみ! ……ってさすがに、犬になるのはどうなのっ!?

2015/10/20


注目度No.1!?
「このマンガがすごい!WEB」が誇るランキング選者に協力いただくアンケート集計をもとに決定される、毎月恒例の「このマンガがすごい!」ランキング。今月のランキングは……。

秋も一瞬で深まって季節はいよいよ冬。気温は下がっていますが、恋の炎はヒートアップ!?
今月は、そんな恋する男女を応援したくなるような恋愛マンガが多数ランクイン。読めば、お目当ての異性を射止めるために、大胆な行動に出るための勇気をもらえるかも!?

(2015年9月1日~9月30日発売作品を集計)


⇒⇒⇒ランキング「オトコ編」も要チェック!!


第1位(138ポイント)

『ユー ガッタ ラブソング 鳥飼茜短編集』 鳥飼茜

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『ユー ガッタ ラブソング 鳥飼茜短編集』
鳥飼茜 講談社

“生”の実感を求める平凡な主婦の心の揺れをはじめ、バス停留所のベンチ、公園、河川敷など様々なシチュエーションで躍動する女性たちの内なる生命感あふれるドラマが展開する短篇集。

6月の「このマンガがすごい!」オンナ編ランキングの第3位に『地獄のガールフレンド』がランクインした作者による、女性の心の機微を細やかに描いた傑作集に、魅了された読者多数!

オススメボイス!

■ここまで圧倒的な実力を見せ付けられてしまうとぐうの音も出ない。「言葉」の魅力が際立つ長編とは対照的に、鳥飼先生の短編は「絵」の魅力にあふれている。見開きの絵の、刃物のような鋭さと美しさをご堪能あれ(小田真琴/女子マンガ研究家)
■初期の傑作である「家出娘」が入っている。また、それ以外の短編にも見られる叙情性が、近年の長編とは違った角度から作者の魅力を再確認させる。「女性」や「家族」を一貫したテーマとして見ることはできるけれど、それだけには集約されない。不確かであるがゆえに残酷なことが、アブストラクトであるがゆえに切実なことが、コンパクトでいてミニマムな人間模様のなかに織りこまれているのである(森田真功/ライター、ブログ「Lエルトセヴン7 第2ステージ」管理人)
■アラサー女子たちのドロッとしたリアルが、短いページ数のなかにギュッと凝縮されている(オオタシンイチ/カメラマン・編集)
■読み進めるのが恐く感じることもありました。普段無意識にスルーしている人間の闇を見てしまったような気がします(早川博志/恭文堂コミッククラフト店)
■ママ友にそそのかされてレンタル彼氏に会う主婦の博多弁が妙にリアルで、ひきました(いい意味で)。さらに「白鳥公園」は特に読んでほしい一篇。女性向けマンガだと思って読むと「うわあ……」てなります(富士見大/編集・ライター)

「日刊マンガガイド」でのご紹介は、コチラ!


第2位(98ポイント)

『バツコイ』 月子

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『バツコイ』
月子 講談社

美人弁護士・美留町カホリは仕事に、プライベートに充実した毎日を送っていたが、ある日出会った一夜かぎりの(はずだった)男に惚れられてしまい……。

人生のなかで関わりたくない種類の人間に出会ってしまったことから始まる主人公の“災難”。でもなんだか彼に惹かれている自分もいる!?
めまぐるしくスピーディな展開に引きこまれます。

オススメボイス!

■ヒロインの弁護士・カホリが、月子さんの作品史上最高に色っぽいです。それだけでもう推薦枠に入ってしまいました(早川博志/恭文堂コミッククラフト店)
■月子先生初のアラサー女子マンガ。こういうマンガが読みたかった!(太田和成/あゆみBOOKS五反田店コミック担当)
■強い女と泣き虫男のこの引力よ……。外野として聞いているとイライラする男なのに、いざ対面すると、ハマってしまう。こういう男、現実世界に本当にいますからね! 本当困ってしまいますが、私もこういう男、大好きです(ホシ/美女マンガ編集部)
■『彼女の季節と彼女の季節』の作者の新刊。曲者の独身美人弁護士とワケアリ男の行き当たりばったりな恋愛もの。お金にも男にも困らない、こんな暮らしができるキャリアウーマン、うらやましい!(トロピカルあいこ/ライター)

「日刊マンガガイド」でのご紹介は、コチラ!


第3位(88ポイント)

『おひとりさま出産』 七尾ゆず

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『おひとりさま出産』
七尾ゆず 集英社

多額の借金を抱えた彼は頼りにならないけれど、子どもはどうしてもほしいと考えるアラフォーの作者が選んだ道は男性の収入に頼らない「おひとりさま出産」だった。

待望の続編の発売にファン歓喜!
まだ独身で、貧乏で高齢とかなりのハンデに見舞われた作者が繰り広げる騒動に笑いながら、その裏に流れるリアルさに共感を覚えたり、でもちょっと身につまされたりします。

オススメボイス!

■1巻から気にしていましたが、無事出産おめでとうございます。臨月までハードなバイトなど、かなり無茶やっているけど……「ほしいから!」で乗りきったパワーを褒めたい(和智永妙/ライターたまに編集)
■通巻のつかなかった前巻の反響がよく、続編が登場。少しでも出産の足しになってくれればと購入。全巻は妊娠止まりも今巻は文字どおりの出産編で終盤は大感動。現代のアラフォー・シングルマザーのあり方として幅広い世代に読んでほしい傑作ドキュメンタリーだ(奈良崎コロスケ/博奕・マンガ・映画の3本立てライター)
■前巻にナンバリング(「第1巻」の表記)がなかったので、(内容が内容なだけに)勝手に心配していたのですが、無事2巻が出てよかった!(穂高茉莉/楽器店店員)
■知り合いにも2人の子持ちのシングルマザーがいるので興味深く読みました。男性として理解したくもあり、「オトコの存在意義って何なんだろう?」と悩ましくもあり(富士見大/編集・ライター)


単行本情報

  • 『ユー ガッタ ラブソング 鳥… Amazonで購入
  • 『バツコイ』第1巻 Amazonで購入
  • 『おひとりさま出産』第2巻 Amazonで購入
  • 『夕暮れライト』第3巻 Amazonで購入
  • 『ごちそうは黄昏の帰り道』第… Amazonで購入
  • 『高台家の人々』第4巻 Amazonで購入
  • 『わたしはあなたの犬になる』… Amazonで購入
  • 『おはよう、いばら姫』第2巻 Amazonで購入
  • 『飴菓子』第1巻 Amazonで購入
  • 『結婚相手ってどこに落ちてる… Amazonで購入

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