1年365日、そのどれもが何かの記念日です。
そんな「きょうは何の日?」にちなんだマンガを紹介するコラムが「きょうのマンガ」コーナー。
毎日、その日が始まる午前0時ちょうどに更新されている「このマンガがすごい!」の人気コーナーです。この記事では、2015年に配信された「きょうのマンガ」から、来週1週間の「きょうのマンガ」をまとめて紹介しちゃいます!
この「きょうのマンガまとめ」も大好評につき毎週月曜日から前週の日曜日にお引っ越しして、“来週読むべきマンガ”をお知らせしまーす♪
もちろん、毎日の「きょうはなんの日」は、今までどおり、日々更新していきますよー。
それでは、10月10日~10月16日までの「きょうのマンガ」をどうぞ!
10月10日~10月16日の「きょうのマンガ」
10月10日 おでんの日
『おでん』 第1巻
中西やすひろ 少年画報社 \571+税この日は、10の「0」を英語の「O(オー)」で「お」、「10」=「テン」から「でん」の語呂合わせから、「おでんの日」。ところが日本には、もう1日「おでんの日」があるらしい。
いったい、どういうこと? 答えは記事の続きで。
ともあれ、そんな本日ご紹介するのは、そのものずばり『おでん』です!!
おでん屋のひとり息子・信と、向かいの食堂のひとり娘・桜は恋人同士。
しかし、2軒は商売敵な上に、親同士にも因縁があるようで……?
下町版ロミオとジュリエット×グルメ×人情話のマンガ、どうぞ召しあがってください。
10月11日 ウインクの日
『スターダスト★ウインク』 第1巻
春田なな 集英社 \400+税10月11日の「10」と「11」を横に倒すとウインクしているように見えることから、「ウインクの日」。 じつは、10月11日に行うウインクにまつまる“恋のおまじない”があるのですが……
そちらは、記事の続きでご紹介!
そんな胸キュンな記念日にご紹介する本作は、中学3年生の幼なじみ3人による、甘ずっぱい恋愛ストーリーです。
主人公・杏菜と、黒髪イケメンの颯(そう)と穏やかでマイペースな日向(ひなた)。
ある日颯が杏菜に告白をしたことで、お互いを異性として意識しだす……。
2人のイケメン、あなたはどっち派!?
10月12日 コロンブスがサン・サルバドル島に上陸した日
『ヴィンランド・サガ』 第1巻
幸村誠 講談社 \562+税1492年10月12日、探検家のコロンブスがのちにアメリカ大陸と呼ばれることになる新大陸の一部、サン・サルバドル島に上陸しました。
しかし、コロンブスが生まれるはるか昔、ヴァイキングがいた時代にも、アメリカ大陸に夢を抱く男たちがいました。
本作は、当時「ヴィンランド」と呼ばれていたアメリカ大陸に憧れる少年・トルフィンの流転を描く壮大な物語です。
父親の仇を追っての戦場の日々、奴隷としての生活、そしてそこからの脱出。
幾多の経験を経て、理不尽に人々の命が奪われることのない「平和な国」を「ヴィンランド」に作るため立ちあがった、トルフィンを待ちうけるものとは……
10月13日 引っ越しの日
『とびだせ漂流家族』
小坂俊史 竹書房 \590+税明治元年に明治天皇が京都から、江戸城に引っ越ししたことにちなんでこの日は「引っ越しの日」。
引っ越しは何かと準備が必要なので、なかなかできないもの……
という思いを「何いってるの!」と吹き飛ばしてくる本作の家族たち。
なんせ彼らは、作中のなかで2年のうちに○○回以上引っ越しているのです!
いったい、何回引っ越しているのか? そしてなんでそんなに引っ越しをするハメになっているのか?
答えは、記事の続きに書かれていますよ!
10月14日 日本初の山岳会が結成された日
『孤高の人』 第1巻
坂本眞一(著) 新田次郎(案) 集英社 \514+税1905年10月14日、日本初の山岳会「日本山岳会」が結成されました。
そんな1905年は、新田次郎の小説『孤高の人』のモデルである伝説の登山家・加藤文太郎が生まれた年でもあるのです。
ということで今回は、小説『孤高の人』のコミカライズ版をご紹介します。
雄大な山、そしてそんな山に懸ける男たちの美しさと恐ろしさと気高さが、繊細で力強いタッチで描かれる本作。
しかし、小説版は加藤文太郎自身が主人公なのに対し、主人公の名前が少し違うような……? 舞台もなんだか見覚えがあるような気がするし……。
どうやら、ただのコミカライズ作品ではないようですよ?
10月15日 広島カープが初めて優勝した日
『講談社漫画文庫 新装版 野球狂の詩 水原勇気編』 第1巻
水島新司 講談社 \943+税全国の広島カープファンのみなさま! 本年の広島カープのリーグ優勝、ほんとうにおめでとうございます!!
今年の優勝で、通算7回めの優勝なのですが、じつは本日10月15日こそ、広島カープが初めてのリーグ優勝を飾った記念すべき日なのです!!
そんな初優勝当時に在籍していた、カープのレジェンドたちを見ることができるのが、野球マンガの巨匠・水島新司の『野球狂の詩』。
ドラフト会議で1位指名された女性投手・水原勇気と、彼女が属する東京メッツ。
1976年の開幕戦で水原たちがまみえる対戦相手こそ、前年優勝の広島カープです!
カープレジェンドの山本浩二や衣笠たちの躍動に、対戦相手ながら胸が躍ります!!
広島の日本一を祈願しつつ、本作を読みましょう!!
10月16日 ボスの日
『わたしの上司』 第1巻
田島みみ 集英社 \419+税この日は、アメリカ発祥の「ボスの日」。上司への感謝を伝える日です。
じつはこの記念日、超個人的な理由によって生まれた日。こんな経緯で生まれる記念日もあるのか……という驚きの真相については、記事の続きで。
そんな本日ご紹介するのは、「理想の上司」が描かれたこちらの作品です。
表紙に描かれている美男子が上司・中島さんです。
このルックスだけで、すでに理想上司ポイント10000点くらいですが、「鬼上司」と呼ばれる彼が時折見せる優しさ、男らしさが加算されることで、理想上司ポイントは計測不能なレベル!
主人公・恵がキュンキュンしてしまうのも、やむをえません。
「働く女子に不足しがちなキュンドキッ成分120%含有」というコンセプトは伊達ではない!