胸をうにうに愛撫され、口のなかをなめられて、ぞわぞわと感じ始める累。
「どうしよう、ちょっと気持ちいい……」
“指一本でぎっちぎち”の処女が、痛みを我慢して吾妻を迎える……そんな累の姿に、吾妻もまた「ぞわわ」と興奮。開通させたあとは累に「がんばったな」と優しくキスをする……。
あぁこのあたりから、私たちはみな、このコワモテヤクザのギャップに心奪われてしまうのよ……(*´ェ`*)ポッ
未知の快感に戸惑う累のういういしさに萌え萌えの吾妻は、毎日累の家を訪れ、ヤってヤってヤリまくる!
累は「これってしょうっちゅうするもんなの~」と疑問を呈すが、草食男子たちよ! これぞオンナが妄想するイイ男なのだ!!
吾妻のもとで「よく食べ」「よくイキ」「よく眠る」ようになった累ときたら、仕事ははかどるわ、健康的になるわ……いいことずくめなんだから!!!
そんな累に無意識に夢中になっていく吾妻は、ある日、累が男と歩く姿を見かけると、犯すように累を激しく責める。しかし、「他の人とするつもり無い」という累の言葉で機嫌が一転。「仕切り直し」と、累の口に、首筋に、乳房に、キスを降らせながら、子犬のようなかわいさをのぞかせる彼に、累でなくともキューンとなってしまうのは……仕方ないよねぇ!?
累が八代の連帯保証人になったのは「惚れていたからでは!?」と思いこんだ吾妻、今度は累を言葉責め! しかして累が従順なのは、もはや借金があるからでも、吾妻が怖いからでもないはず……
その理由は……ズバリ、気持ちいいからでしょう!!!(*^O^*)
いやいやいや、みなさま、誤解なきよう!
気持ちいいセックスとは、だれとでもできるモノではございません!!
恥ずかしい行為も相手を好きだから嫌でなく、愛があるから気持ちいいのです!!!
そんな累の(これまた無自覚な)吾妻を好きという感情、ゆえに恥ずかしく顔が赤くなり脈が速くなって落ちつかないというその顔、仕草に、吾妻のハートがきゅうううんっ!
「今すぐちんこ入れてえ」とそのまま燃え上がる2人……。
そうしてストーリーは今巻のクライマックスへ。累に借金を押しつけた八代の捜索が始まるのだ……。八代が見つかってしまえば、吾妻と累の間に会う理由も、セックスする理由もなくなる……。
「もし見つかったら……」
この先、2人は自分の気持ちに気づけるのか??
そして(私たちが憧れる)愛にあふれた極上のセックスへとたどりつくのか???
……その答えは、みなさま自身の目で、ゆっくりたんまりご堪能くださいませ!(///∇//)
<文・藤咲茂(東京03製作)>
美酒佳肴、マンガ、ガンダム、日本国と陸海空自衛隊をこよなく愛し、なんとなくそれらをメシのタネにふらふらと生きる編集ライター。