『ゴールデンカムイ』野田サトル(集英社)【Amazon】
今回は脇役を描くことで、すごく納得。脱獄王白石のおもしろさったらない(辻真先/アニメ脚本家・ミステリ作家)
脱獄王・白石のエピソードがどれも読ませる。そして笑えた(紙屋高雪/ブログ「紙屋研究所」管理人)
「日刊マンガガイド」でのご紹介は、コチラ!
『青春のアフター』緑のルーペ(双葉社)【Amazon】
読めば読むほどに心が抉られる……! でも、おもしろいから読んでしまう……! 痛さとおもしろさが表裏一体!(フラン/ブログ「フラン☆Skin」管理人)
緑のルーペ待望の最新刊『青春のアフター』。かわいらしい絵柄に心を抉るストーリーはこの巻でも健在。しょうもない自分との対峙は、少し年を取った男にとってはじつに恐ろしいものだ(林子傑/海外翻訳者)
『理系が恋に落ちたので証明してみた。』山本アリフレッド(ほるぷ出版)【Amazon】
お互いに好意を持っているが、それが証明できなければ納得できないという面倒くさい理系カップルの話。理系といっても難しくなく、大まじめに「壁ドン」したりしながら、テレテレするイチャイチャコミックス。新しいラブコメだと思います(麻野昌三/わんだ~らんどなんば店店長)
理系の2人が恋をするとこうなるのかなと思いました。オビのとおり理ア充ライフでした(宮脇書店本店/コミック担当)
『ナイフみたいにとがってら 反抗期男子観察日記』月野まる(KADOKAWA)【Amazon】
一種のツンデレ息子自慢として、ほのぼの読みました(和智永 妙/ライターたまに編集)
『恋のツキ』新田章(講談社)【Amazon】
あそびあいの著者による新作第2巻。「女は時々嘘をつく」はドラマ『砂の塔』の冒頭ナレーションですが31歳同棲相手と結婚を意識するフリーターのワコと16歳高校生とワコの彼氏ふうくんというややこしトライアングルのなか、ワコは微妙な嘘を重ねつつ、この恋がどうなるものかと危ぶまれつつ道を突き進む新刊。「迷わず行けよ、行けばわかるさ」という思いと捨てられない彼氏との日々。しかし人物描写の妙、見事な描き方、という点で新田章という作家の進化にも感動させられる(今村方哉/レコード会社勤務)
32歳女子のファンタジーとして描いているけど、DT16歳のほうが夢のある物語ですよ。とはいえ基本は同棲カップルが抱えるよくある問題にフォーカスしているので、共感度も高い。人間のずるさを会話に落とし込む演出力に唸らされます(奈良崎コロスケ/博奕・マンガ・映画の3本立てライター)
『ギャラリーフェイク』細野不二彦(小学館)【Amazon】
11年ぶりの新刊です!! 既刊本は文庫サイズでしか手に入りませんが……。ぜひ復刻していただきたい作品です(旭屋書店なんばCITY店 平田/旭屋書店なんばCITY店 コミック担当)