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9月29日は「日中国交正常化が成立した日」 『絶望男子と中国娘』を読もう! 【きょうのマンガ】

2017/09/29


365日、毎日が何かの「記念日」。そんな「きょう」に関係するマンガを紹介するのが「きょうのマンガ」です。

9月28日は日中国交正常化が成立した日。本日読むべきマンガは……。


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『絶望男子と中国娘』 第1巻
理央 秋田書店 ¥600+税


1972年9月、日中共同声明が発表され、同月29日、日本と中国の国交が結ばれた。
そう、本日は「日中国交正常化が成立した日」なのである。

他国とつながりを持ち、その文化や背景を知ることは極めて重要なことだ。それは国家レベルに限ったことではなく、人と人との関係性においても同様。そんな当たり前のことを実感させられるのが、『絶望男子と中国娘』だ。

本作は、コミュ障でひきこもりの高校生男子・タロと、何事にも臆さない中国娘・龍龍(ロンロン)との交流を描いた日常系マンガ。
ベースとなるのは2人の日常とラブストーリーだが、日本に生きるロンロンに感化され、タロが少しずつ成長していく物語としての側面もあるのだ。

ロンロンは決してタロのことをバカにしない。ひきこもっているタロを見ても、ひとりの人間として向きあってくれているのだ。これが同じ日本人だったらどうだっただろう。もしかすると、「なんでひきこもっているの?」「もしかしてタロに問題があるんじゃないの?」と、深いつきあいを避けてしまったかもしれない。
タロ自身もそうだ。ロンロンが外国人だったからこそ、素直に心を開くことができた。

コミュ障のひきこもりと、日本文化を完全には理解してない外国人。この組みあわせからは、一見するとコミュニケーションが成立しづらいような印象を受ける。
しかし、それは逆。互いに背負っているものが異なるからこそ、理解しあおうとするし、心からぶつかろうとする。それこそが、本当の意味でのコミュニケーションなのではないだろうか。

異国の少女に出会い、その考え方や生き方に感化されていくタロ。その姿からは、他国との交流の大切さを知ることができる。このマンガ、ただのラブコメだと思っていると、面食らうかもしれない。



<文・五十嵐 大>
83年生まれの、引きこもり系フリーライター。デスゲーム系やバトルもの、胸キュン必至の恋愛マンガやBLまで嗜む、マンガ好きです。マイブームは、マンガ飯の再現。

単行本情報

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