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12月7日は羽生結弦の誕生日 『ブリザードアクセル』を読もう! 【きょうのマンガ】

2014/12/07


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『ブリザードアクセル』第1巻
鈴木央 小学館 \390+税


12月7日はソチオリンピックで金メダルに輝いた……と、もはや説明も不要かと思われる、フィギュアスケートの羽生結弦選手の誕生日。

彼の一挙一投足には今や常に注目が集まり、2014年11月8日に起きた、フリースケーティング前の練習中の事故が、連日ニュースで特集されたことも記憶に新しい。
それにしても、ルックスや生い立ち、そして内に秘めたるファイティングスピリットなど、誤解を恐れずに言えば、彼の存在はまるでマンガの主人公のようですらある。不幸な出来事、アクシデントすらもドラマチックに見える……などと言うと、怒られるかもしれないが。

フィギュアスケートは華麗な見た目の裏側で、熱い戦いの火花が激しくぶつかり合う世界。そんな華麗さと熱さを持つ男子シングルを表現した作品として、今回は『ブリザードアクセル』を紹介したい。
作者は『七つの大罪』で大きく注目を集める鈴木央。
もともとファンタジー好きであることを公言していただけあって、『七つの大罪』は著者の持ち味が最大限に発揮されている作品ではあるが、『ブリザードアクセル』のフィギュアスケートもまた、少年マンガ的な熱さと少女マンガのような繊細な表現をあわせ持つ鈴木央にとって、非常に相性のよい題材だった。

本作の主人公は、もともとはケンカに明け暮れる日々を送っていた中学1年生・北里吹雪。優秀すぎる兄を持つがゆえに両親からあまり関心を向けられずに育ち、その反動で注目されたい一心からケンカで100連勝。
しかし、周囲の注目を集めるどころか、かえってドン引きされたことから、スポーツへの転向を試みるなかで、目立ちたがり屋の性格と身体能力が合致したフィギュアスケートの世界に関心を示す──といったストーリー。

フィギュアスケートを題材とした作品は、アイスダンスまで含めるとかなり数は多いのだが、フィギュアを題材としたものとなると、その多くは少女マンガのジャンルに属する。しかし、少年マンガ的な味わいもたっぷり楽しめる『ブリザードアクセル』なら、男性読者もまったく抵抗なく入っていくことができるだろう。
そして、マンガそのものがメチャクチャ熱いだけでなく、競技ルールや採点方法などについても非常にわかりやすく触れられているため、本作を読めば実際のフィギュアスケートも、より熱く観戦できることは間違いないだろう。



<文・大黒秀一>
主に「東映ヒーローMAX」などで特撮・エンタメ周辺記事を執筆中。過剰で過激な作風を好み、「大人の鑑賞に耐えうる」という言葉と観点を何よりも憎む。

単行本情報

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