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【6月の「このマンガがすごい!」ランキング オトコ編】かわいい女の子は好きですか? オトコ編きっての恋愛マンガ、名ヒロイン誕生の予感!?

2015/05/20


第4位(78ポイント)

『江川と西本』 森高夕次(作)星野泰視(画)

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『江川と西本』
森高夕次(作)星野泰視(画) 小学館

1980年代、読売巨人軍のエースを争った2人の男、江川卓と西本聖の若き日のドラマを描く。

高校時代から「怪物」と呼ばれ、大学野球を経て球界史に残る“大事件”とともに巨人軍に入団した江川と、スポーツ一家に育ちながら、甲子園出場経験もなくドラフト外で巨人に入団した西本。
それぞれ単独では知らぬ者のない正反対の2人。そのあいだで展開される、知られざるドラマに興味津々です。原作は『グラゼニ』でおなじみの森高夕次先生。リアルタイムで2人の活躍を見れなかった若い世代の方にも、自信をもってオススメできる作品です。

オススメボイス!

■森高夕次のスベらなさはホントになんなんだろう!? 星野泰視の描きっぷりも骨太でじつに魅力的だ(後川永/オタク系よろずライター)
■40代以上の巨人ファンなら、タイトルだけで震える作品(塚本浩司(コミック・同人誌専門書店 COMIC ZIN)/COMIC ZIN 商業誌部門責任者)
■なんか江川卓も「伝説」になったかという感じ。自分が中高生くらいの頃、青田昇や別所毅彦といった球界の重鎮が「沢村栄治のドロップは垂直に落ちた」と語っていたのと同じノリで江川が描かれていく。江川が、沢村栄治や中西太(ショートがジャンプしたライナーが、そのままスタンドインしたとか、ファウルチップでボールの皮が焦げたなどの逸話がある)と同様の「伝説」の人になったんだあ、という思いと、その江川と対比して「西本」をどう描いていくのかが気になる(廣澤吉泰/ミステリ漫画研究家)

「日刊マンガガイド」でのご紹介は、コチラ!!


第5位(70ポイント)

『いちきゅーきゅーぺけ』 甘詰留太

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『いちきゅーきゅーぺけ』
甘詰留太 白泉社

時は1994年。長野の山奥で漫画家をめざし、エロ妄想だけはたくましく育った主人公・中井純平は、東京のW大学に受かり、上京することになる。
「ひねくれっ子マンガ集団」というマンガサークルに所属したことから始まる、青春おたくストーリー。

1990年代に青春時代を送った人間にとっては何もかもが懐かしく、イタいエピソードの数々に思わず涙。
単行本化にあたって新たに収録されたインタビューコラムも当時の空気感をよく表しているので、隅々までお見逃しなく。

オススメボイス!

■エロまんが道。主人公のダメっぷりも、ある意味では満賀道雄の正当後継者っぽい。エロ満賀道雄(加山竜司/フリーライター)
■エロマンガ版『アオイホノオ』いや、『げんしけん』の漫研版? いろんな青春があるけど、男の子にとってエロマンガもその大事な思い出(稀見理都/マンガ家インタビュアー)
■私と時代や地域は違うので共感とまではいきませんが、大先輩方の黄金時代を追体験できるのがおもしろいです。手塚治虫のような王・長嶋クラスのレジェンドではなく、原・松井くらいの「子どもの頃に憧れたギリギリ手の届く世代」というのがまたツボをグイグイ押してきますね(いのけん/麻雀マンガブログ管理人)
■懐かしいというにはあまりにも生々しく鮮烈な、まさに俺たちの青春時代を描いてくれた作品。出てくる作品名、作家名、雑誌名etc.何もかもがみな懐かしすぎてたまりません。とてもじゃないですが冷静には読めませんでした(杉山陽一/COMIC ZIN 秋葉原店 コミックバイヤー)
■今オタクであり30代である者にとって、90年代といえばすでにオタクであったこともあって、それほど過去という意識がない。というか、なかったのだが、この作品で改めて過去となったような思いがある。細やかな考証や、穏やかな、しかし、距離をもった目線のつけ方がそれを意識させる(raven/ディレッタント)


第6位(68ポイント)

『あそびあい』 新田章

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『あそびあい』
新田章 講談社


自分の欲望と快楽に素直すぎて、いろんな人と罪悪感なくセックスしてしまう小谷ヨーコと、彼女を本気で好きになってしまった純情男子・山下くんの、どうしようもない障壁に阻まれるラブストーリー。

気持ちだけではいかんともしがたいヨーコの性格に絶望した山下くんに、ツバキちゃんというステキな彼女ができて、ヨーコと山下くんの関係は新たな局面を迎えました。
一気にクライマックスまで疾走する完結巻に、「もっと読みたかった」と惜しむ声も多数あがっています。

オススメボイス!

■この2人らしい、すばらしいラストに拍手! さまざまな人物の「愛とセックス」に対する言動にはいちいち共感しまくりでしたが、じつは「地方都市に暮らす、ひとりの女の子もの」としても沁みる作品なのです(井口啓子/文化系ライター)
■完結篇。ここで終わらせるのもひとつであるがもっと続きが読みたかった作品。いろんな人とHする主人公=小谷ヨーコはうつくしく、ピュアでイノセントながら心が見えないキャラクターだった。あくまで個人的な感想だが、たとえばマッチこと近藤真彦や鈴木保奈美に通ずる「なにかとどかない感覚」を持っている存在のように感じるように、私にとってヨーコの心は見えないまま、この作品が完結してしまったように感じる。なにより作者が女性と知り驚いている。続編および次作に期待したい。しかしこの全3巻の装丁はすばらしい。まるでコアな人気あるインディーバンドのフライヤーを書籍化したようなデザインセンスは多くの人を惹き付ける大事なポイントであったようにも思う。そういえばこのあいだ町田の駅前にて援助交際受付中、ってな雰囲気満載の女子高生たちを発見して驚いた。渋谷では絶滅しているが、90年代も場所によってはまだ続いているんだなと(今村方哉/レコード会社勤務)
■もっともっと長く読んでいたかったけど……。なんらかの答えが出るわけではないけど、少しだけ変化もみえる、終わりの塩梅がすばらしかったから、がまんします……(かとうちあき/「野宿野郎」編集長(仮))
■ともすればただのエロになってしまう題材なのに、そうじゃないところがこの作品のすごいところ。恋愛に対して、ヨーコの淡々としたところも山下のつっぱしっちゃう感じも、どちらも共感できる。3巻、いいラストでした!(倉持佳代子/京都国際マンガミュージアム研究員)

新田章先生のインタビュー【前編】【後編】も公開中!!

単行本情報

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  • 『江川と西本』第1巻 Amazonで購入
  • 『いちきゅーきゅーぺけ』第1巻 Amazonで購入
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