先日発表された「このマンガがすごい!」4月のランキングは、オトコ編1位が『ピコピコ少年SUPER』、オンナ編1位が『オデット ODETTE』でした!
『ピコピコSUPER少年』は、先生ご自身が少年時代に遊んだゲームの思い出を描いたノスタルジック青春グラフィティ……ですが、あの事件の話題も!
『ODETTE』は猫が彼氏(!?)という異例のラブコメディです。
そのほかの作品ラインナップは、ご自分の目で確かめてくださいね!
それでは今月も、「このマンガがすごい!」が誇る選者のみなさんが気になった、マンガ関連のニュースをご紹介!
マンガトレンドに乗り遅れるな!
長期連載の完結巻や往年のファン待望の新刊!
『ひだまりスケッチ』新刊が2年ぶりに発売。すばらしい先輩キャラっぷりといちゃいちゃっぷりで読者に愛されてきた沙英さんとヒロさんがとうとう高校卒業……! 嗚呼~(宮本直毅/ライター)
『ツバサ -WoRLD CHRoNiCLE- ニライカナイ編』が発売した!(福丸泰幸/喜久屋書店漫画館京都店店長)
一迅社が『高橋晃東映アニメーション プリキュアワークス』刊行。馬越嘉彦氏、川村敏江氏に続き、高橋晃氏の描く美麗なプリキュア絵をまとめて見られるとは! まさに眼福。これからもどんどんプリキュア画集を出していただけるとうれしいです(杉山陽一/コミックバイヤー)
休刊した成年マンガ雑誌「RiN」で活動してた関谷あさみと、むうりあんが同じ月に単行本(『僕らの境界』と『ゾンビが出たので学校休み。』を出したというのが、元読者としては感慨深いものがあります。思えば、岡田コウも少しだけ「RiN」に掲載されたなぁと(ナデガタ/漫画感想ブログ管理人)
玉置勉強の新刊が幻冬舎、講談社、秋田書店と版元も違え同時期に3冊も出るときがくるなんて! 長年の玉置ファンには信じられないのうれしさ。時代に柔軟ながら強烈な個性失われないのがうれしい。『親父の愛人と暮らす俺』2巻、『猫まち主従』1巻、『ちっくたっく』、3冊すべてを購入した人のなかから抽選で10名に、玉置先生の直筆サイン色紙が当たる「めざせ!! 3教科制覇!! 玉置さんちのお勉強フェア」も。詳細は各単行本の帯にあります(澤水月/報道勤務。ライター。mixi平山夢明コミュ管理人)
『NARUTO』、『史上最強の弟子ケンイチ』、『軍鶏』、『天体戦士サンレッド』と、超長期連載の完結巻が多く出た月だった。『せっかち伯爵と時間どろぼう』、『エグゾスカル零』も最終巻(soorce/オヤジ漫画系ブロガー)
去年行われた2つの腐女子向けイベントが、書籍化して帰ってきた。『オトコのカラダはキモチいい』(著:二村ヒトシ、岡田育、金田淳子)は、BLの歴史をふり返りつつ、「オトコのお尻の穴」や、「雄っぱい」について真剣に議論された、とても学術的1冊。そのなかに、なぜか異質な存在として、私稀見理都も参加させていただいています。腐女子100%のなかで行われたイベントにて、男性向け成年向けコミックの歴史をチョー簡単に説明させていただいています。腐女子もそうですが、男性も必見ですぞ!(稀見理都/マンガ家インタビュアー)
『C.M.B.森羅博物館の事件目録』所載の「ホリデー」は、作者の視野といい手法といい感服した。「空き家」のシニカルな話もいい。ぜひ読んでほしい(辻真先/アニメ脚本家・ミステリ作家)
WEB連載作品の単行本化や、名作少女マンガの電子書籍化に興奮!
「なかよし」往年の名作『きんぎょ注意報』『だぁ! だぁ! だぁ!』『わんころべえ』などなど、アラサー世代が聞けば発狂確実のラインナップがいっせいに電子書籍配信開始。個人的には電子化してほしいタイトルが、ほかにもごろごろ残っているので今後にも期待したいところ(ちょうあゆ/編集)
今月はついに「ジャンプ+」のコミックスがリリースされることに。「マンガボックス」のおかげでマガジンタイトルが増えたように、これから毎月4日のジャンプタイトルも増えることになりそうです(いけさん/ブログ「いけさんフロムエル」管理人)
2月は『月サンは困ってます』が話題になりましたね。漫画家として成功しても、経営者としてうまくやれるかどうかはまた別物なんですね……。現在進行形の話なので安易に意見は言えませんが、なんかいろいろとたいへんそうです(いのけん/麻雀マンガブログ管理人)
2月13日に待望のMac版Kindleアプリ「Kindle for Mac」がリリースされました。これでほぼほぼのデバイスでKindleがお楽しみいただけますけます。2015年の電子書籍元年も目が離せませんね(きんどう/Kindle本まとめサイト管理人)
車田正美オールスターが大集結!
高河ゆん先生が30年前に描いた『聖闘士星矢』同人誌が「チャンピオンRED」の付録に。高河ゆん先生も車田正美御大も度量がデカイな……(フラン/ブログ「フラン☆Skin」管理人)
「チャンピオンRED」に高河ゆん先生の同人誌を集めた小冊子が付録になったこと。まさか、30年の時を経て車田先生本人が承認するとは思いませんでした(種村理沙/「KYTIMKYM」管理人)
『車田水滸伝 HERO OF HEROES』や『福本ALLSTARS 』のような、「ある作者のキャラクターたちを別の描き手が総出演させる」というパターンが今後増えていくのかなと思った(ツクイヨシヒサ/マンガ評論家)