『名探偵コナン』第75巻
青山剛昌 小学館 \429+税
6月21日は『YAIBA』、『名探偵コナン』の漫画家・青山剛昌の誕生日。
『名探偵コナン』は、謎の組織に飲まされた薬の副作用で頭脳はそのままで、小学1年生の身体にされてしまった高校生探偵・工藤新一が、帝丹小学校1年生の江戸川コナンと名乗り、数々の難事件を解決しながら謎の組織の行方を追い続けていく。
マンガは連載21年に突入し、「少年サンデー」史上最長の連載期間を記録中。コミックスは第86巻まで刊行されている。また、アニメは今年で放映20年目を迎えるという。
青山剛昌の出身地である鳥取県北栄町の「道の駅大栄」に隣接して「青山剛昌ふるさと館」がある。今年(2015年)4月から「青山剛昌 名探偵コナン特別原画展」が開催されており、会期終了の2016年3月31日までを6期に分けて原画の特別展示を行なっている。
2期目にあたる7月31日までは、単行本第75巻のFILE.3「小五郎さんはいい人」とFILE.4「本物の眠りの小五郎」の直筆原画が展示されている。
この日を機会に、『名探偵コナン』を読んで展示を見にいってみたい。
<文・小林美姫>
ぴあを経てフリーで活動。『井上雄彦ぴあ』『ワンピースぴあ』『ポケモンぴあ』『プリキュアぴあ』『細田守ぴあ』(ぴあ)、『プリキュア10周年公式ブック』(メディアパル)など。
Twitter:@mikitty116