『奇跡の勝ちは ~CR新世紀エヴァンゲリオン セカンドインパクト OLさくらの出玉補完計画~』
吉田小梅(画)GAINAX(監) 綜合図書
1930年11月14日、日本で第1号店となるパチンコ屋が名古屋で許可され、開店。この日を記念して、1979年に全国遊技事業協同組合連合会によってパチンコの日と制定された。
近年のパチンコ台はアニメなどのコンテンツを使用したものが多く、吉田小梅の『奇跡の勝ちは』は主人公のOL、最上さくらがアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のパチンコ台を打つという作品。
さくらがパチンコにハマる様子や、パチンコ台のプレミア演出なども細かく描かれており、攻略本としても役立つ一冊となっている。また、パチンコに興味がなくとも、エヴァファンならば楽しめるようなシーンもあるので、一度手にとってみてほしい。
マンガのタイトルは『新世紀エヴァンゲリオン』のテレビシリーズ第壱拾二話「奇跡の価値は」から取られている。
そしてその後、エヴァのパチンコ台シリーズ第3弾のサブタイトルが「奇跡の価値は」となったのである。
<文・小林美姫>
ぴあを経てフリーで活動。『井上雄彦ぴあ』『ワンピースぴあ』『ポケモンぴあ』『プリキュアぴあ』『細田守ぴあ』(ぴあ)、『プリキュア10周年公式ブック』(メディアパル)など。
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