このマンガがすごい!WEB

一覧へ戻る

4月6日は白の日 『白雪姫と7人の囚人』を読もう! 【きょうのマンガ】

2016/04/06


365日、毎日が何かの「記念日」。そんな「きょう」に関係するマンガを紹介するのが「きょうのマンガ」です。

4月6日は白の日。本日読むべきマンガは……。


Shirayukihimeto7ninnoShujin_s01

『白雪姫と7人の囚人』第1巻
薮口黒子 集英社 ¥562+税


いわゆる語呂合わせによる「色に関する記念日」が年に何回かあるのだが、4月6日はそのひとつである「白の日」。
ちなみに9月6日は、もちろん「黒の日」だったりします。

さて、マンガにおいても「色」は重要なキーワードとなることが多い。
特に「白」は、無垢、純粋、神聖、正義……などなど、象徴的な使われ方をすることもしばしばあるワケだが、そんななかでも世界でもっとも有名な“白キャラ”といえば……もちろん「白雪姫」だろう。

その白雪姫が登場するマンガも数多くあるが、今回ピックアップしておきたいのは『白雪姫と7人の囚人』。なにせこちらは白雪姫だけでなく「黒雪」まで出てきますからね!

この『白雪姫と7人の囚人』、ジャンル的にはいわゆる「異能バトル」と呼ばれるもの。
とある大災害によって劇的に地形が変化し、孤島と化した東京を舞台に、独裁者と化した都知事=黒雪(ドSの女看守のような風情がたまらないラスボス)と、右手に何らかの特殊能力を宿した7人の囚人、そして彼らの能力に深く関わる謎の少女=白雪姫たちのバトルを描く。

本作は単純に「異能バトル」としても、「機械と会話する能力」だとか「太古の生物の本能を宿す」といった、ひとクセある能力が見どころではあるのだが、物語がグリム童話のほうの『白雪姫』ともきっちりリンクしているのもミソ。
最初の段階では、どちらかといえばディストピア化の進んだ東京の描写に興味をひかれるのだが、これが大きな流れではみごとに「あっ、ちゃんと『白雪姫』だ!」というところに帰結するのも気持ちいい。

そして白雪姫と黒雪の関係にも、きっちり白黒つきますので!
全5巻と比較的コンパクトにまとまっている作品なので、ぜひラストまで一気に読んでいただきたい。



<文・大黒秀一>
主に「東映ヒーローMAX」などで特撮・エンタメ周辺記事を執筆中。過剰で過激な作風を好み、「大人の鑑賞に耐えうる」という言葉と観点を何よりも憎む。

単行本情報

  • 『白雪姫と7人の囚人』第1巻 Amazonで購入
  • 『白雪姫と7人の囚人』第5巻 Amazonで購入
  • 『ニーナとうさぎと魔法の戦車… Amazonで購入

関連するオススメ記事!

アクセスランキング

3月の「このマンガがすごい!」WEBランキング