日々発売される膨大なマンガのなかから、「このマンガがすごい!WEB」が厳選したマンガ作品の新刊レビュー!
今回紹介するのは、『海月姫』
『海月姫』第16巻
東村アキコ 集英社 ¥400+税
(2016年5月13日発売)
一昨年に公開された能年玲奈主演の映画版も大好評で、マンガファン以外にも広く注目を集めた『海月姫』。連載再開後はW連載中の『東京タラレバ娘』のフィーバーの影で、やや失速気味の感もあったが、ようやくクライマックスに向けて物語が動き出した。
シンガポールで様々な人種の女性の装いを目にして、初めて「ファッション=人が装うことの意味」について考え、自分がJelly fishで目指すものについて、本気で模索し始める月海。
敵陣偵察とばかりに意を決して、デパートに洋服を買いにいくも店員の言動にいちいちビビりまくったり、尼~ずのオタネタには毎度、爆笑&共感&応援せずにいられない!
月海と修との恋にも大きな動きがあり――。
月海ははたしてだれと結ばれるのか? 月海は「Jelly fishの洋服=オタク女子の戦闘服」を、どんなふうに具現化してみせるのか? 目を離さず見届けるべし!
<文・井口啓子>
ライター。月刊「ミーツリージョナル」(京阪神エルマガジン社)にて「おんな漫遊記」連載中。「音楽マンガガイドブック」(DU BOOKS)寄稿、リトルマガジン「上村一夫 愛の世界」編集発行。
Twitter:@superpop69