今後の展開さらなる戦争が待っている!?
――さて、気になる今後の展開をお聞きします。史実におけるプロイセンは、オーストリアとの普墺戦争、フランスとの普仏戦争となりますが。
中島 史実通りの対戦カードになるとは限りません。架空の世界の物語ですからね。ヴァイセン、バーゼルラント、エルツライヒの抗争を中心に描いていって、大きな戦争があるとは思います。
――「描きたいネタ」も、どんどん実現していきそうですね。
中島 当初の予定より長く連載を続けられるようになりましたから、いろいろなアイデアを組みこんでいけます。ただ、自分が想定していたよりも、作中の技術の進歩が速いんですよ。だから、そのあたりの設定を、もうちょっと構成し直す必要性を感じています。最終的には、第一次大戦当時くらいまでの技術水準に持っていきたいと思っています。実際の歴史より20〜30年より早めになるので、テンポアップしていきたいですね。
――ミトライユーズ(機関銃)のようなトンデモ兵器も、これからドンドン出てきそうですね。
中島 いちばん「これを出してください!」とリクエストされるのが○○砲なんです。その期待にはお応えします! いつか出しますので、待っててください!
――楽しみにしています。本日はありがとうございました!
取材・構成:加山竜司
撮影:編集部