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【インタビュー】宍戸義孝『「銀河機攻隊マジェスティックプリンス」 はじまりの少女、約束の螺旋』 ついに11/4(金)劇場版アニメが公開!! アニメでは描かれなかった、登場人物たちの過去が小説で明らかに!? 

2016/10/24


人気漫画家のみなさんに“あの”マンガの製作秘話や、デビュー秘話などをインタビューする「このマンガがすごい!WEB」の大人気コーナー。

今回お話をうかがったのは、宍戸義孝さん!

2013年に放送され、人気を博したオリジナルロボットアニメ『銀河機攻隊マジェスティックプリンス』。2016年3月に劇場版制作の発表がされたのち、ついに11月4日(金)から『劇場版マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子』が公開されます!!

「このマンガがすごい!WEB」では7月から本作のオリジナルノベルの連載をスタートしました! アニメ本編とは違う時代、キャラクター、展開が描かれ話題となった本作ですが、このノベルの執筆を手がけたのは、劇場版の脚本を手がけた宍戸義孝さんです。

今回、9月のオリジナルノベル単行本発売、そして劇場版アニメの11月4日公開を記念して、宍戸義孝さんにオリジナルノベルの制作裏話をたっぷりうかがいました!

著者:宍戸義孝

宮城県出身。株式会社ディプレックス所属。
2007年に脚本家としてデビュー後、『スティッチ!』『フォトカノ』などTVアニメの脚本を手がける。

2016年11月4日公開予定の『劇場版マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子』の脚本を務める。

アニメとはひと味違う、シリアス&ハードな小説版「マジェプリ」

――今回、『マジェスティックプリンス』の小説および劇場版の脚本を手掛けることになった経緯を、あらためて教えていただけますでしょうか。

宍戸 もともと小説版のお話をいただき『はじまりの少女、約束の螺旋』のベースになるストーリーを提案したんです。それがプロデューサーから好評で「じゃあ映画のシナリオも」ということになり、劇場版のシナリオも書くことになったという形です。

いよいよ11月4日(金)から公開の『劇場版マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子』!

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劇場版ではTVアニメシリーズをはるかに越える、スピーディかつ迫力満点なロボットアクションが展開!!

劇場版ではTVアニメシリーズをはるかに越える、スピーディかつ迫力満点なロボットアクションが展開!!

――『マジェスティックプリンス』という作品を最初に見た時の印象はいかがでしたか?

宍戸 やっぱり絵に印象がありましたね。ロボットアニメとしての作画、描写がものすごい。そして、不思議なノリのアニメだな、というところですね(笑)。シリアスなのかコミカルなのか。シリアスにやりすぎると死んじゃうのか? みたいな(笑)。
だから今回、『マジェスティックプリンス』に携わるにあたり、まずこのノリを勉強するしかないと感じました。コミカル、とはいってもふざけているばかりではなく、押さえるべきところはきちんと押さえて、抜くべきところで抜いているということを理解できると、「なるほどな」という感じで見ることができるようになりました。

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新たな強敵と戦うことになったチームラビッツ。みんなのヒーローである主人公・イズルは昏睡状態……はたして目覚めるのか!?

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――テレビシリーズでは「ヒーローとは」がひとつのテーマだったわけですが、小説版でもそこを軸にしていますね。

宍戸 そうですね。ただ小説はテレビシリーズとは全然テイストが違いますよね。テレビシリーズでは、そこをすごくライトなノリでやっているんですが、小説では思いきりシリアスでハードなノリにしちゃいました。テイストの違いは僕もちょっと不安になって、プロデューサーにも確認したんです。
「こんなにシリアスですけどいいですか?」と率直に尋ねたのですが、「だからこそいいんだ」「マジェプリの世界を広げるために必要だ」と言っていただけました。これはありがたかったですね。

――とはいえ、シリアス一辺倒でもない。

宍戸 はい。やはりマジェプリらしさも出していかないといけない。そうしないとどうしても全然別物になってしまいます。そこで、まずはテーマ性を共通させるということを念頭に置きました。
まず「ヒーローとはこういう生き様である」というのは、テレビシリーズ版のテーマでもありましたので、このテーマ性を共通させることで、同じマジェプリ作品であるということを意識させたいと思いました。

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