『双亡亭壊すべし』藤田和日郎(小学館)【Amazon】
ようやく起承転結の『承』に入った感じですかね。意外な転換でしたが、思いの外、違和感なくついていけました(境 真良/国際大学GLOCOM客員研究員・経済産業省国際戦略情報分析官(情報産業))
『BOX ~箱の中に何かいる~』諸星大二郎(講談社)【Amazon】
諸星大二郎先生のパズル解き・迷路脱出ストーリー! 謎めいた展開、サバイバルのハラハラ感もさることながら、異形化した人間の妙なおどろおどろしさ、登場人物のやりとりが醸しだす独特の味わいがたまらない(稲垣高広/ブログ「藤子不二雄ファンはここにいる」管理人)
『ふうらい姉妹』長崎ライチ(KADOKAWA)【Amazon】
「私は中途半端が大好き…中途半端を否定することは人間を否定すること」!
なんと最終巻、しかもまさかの感動で〆……。でもギャグや風刺の鋭さはかわらず。しゅうまいの勘違い、「今度はこっちが遅刻してやる」と息巻くあの歴史的人物? JKぶりっ子のプーチン!? そして姉のまさかの才能……もっと読みたいなぁ。カラー絵も魅力的。英気養ってもらい、また作品読みたいです(澤水月/報道勤務、ライター、平山夢明mixiコミュ管理人)
約3年半ぶりの続刊にして最終巻。正直すげー楽しみに待ってました。そして最終盤でまさかの新キャラ登場。あいかわらずの長崎ライチワールド全開で笑わせていただきました(宇都宮崇史/フリー編集者)
『かなえて!ゆりようせい』源久也(一迅社)【Amazon】
久也先生のショート百合マンガです。ゆりようせいに叶えられるキャラクターにフィーチャーすると思いきや、ゆりようせい同士の百合っぷりがいいマンガでした。全1巻なのが惜しい!(種村理沙/KYTIMKYM管理人)
『ニュクスの角灯』高浜寛(リイド社)【Amazon】
抜群の画力で描かれる明治のパリと日本を舞台の物語に心躍る。大浦慶さんと岩爺の関係に胸キュン……!(川原和子/マンガエッセイスト)
みなさん、おすすめの1冊は見つかりましたか?
それではまた、次回のランキング記事をお楽しみに!