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各種メディア化作品にも再注目！
東京・青山劇場で8月15日～31日まで上演されていた舞台『ガラスの仮面』、マジすばらしかったです。原作への愛あふれる見事な舞台化でした。脚本は、省くところと見せるべきところのメリハリが絶妙。そして特筆すべきは主役の2人、貫地谷しほりさんとマイコさんの熱演！ 劇中劇の『ふたりの王女』で泣きそうになりました。しかし白眉は一幕の終わり、マヤが泥だんごを食べるシーンです。マヤを照らすスポットライト！ せり上がる舞台！ おらこんなうめえもの食ったことねえだああああ！ 最高（小田真琴／女子マンガ研究家）
『STAND BY ME ドラえもん』が、ドラ映画史上ぶっちぎり首位の興行成績（加山竜司／フリーライター）
『ワカコ酒』の実写ドラマ化。最近のグルメマンガでイチオシされることの多い作品がどう実写化されるのか、楽しみ。「ぷしゅー」はどう表現するんだろう（梅本ゆうこ／ブログ「マンガ食堂」管理人）
実写ドラマ『アオイホノオ』、8月に入ってさらに評判がアップしているよう。当時の作品や小物の再現度の高さや、意外なカメオ出演、ネットで裏話を知る楽しみもあって、理想形といえる実写化では（和智永妙／ライターたまに編集）
webコミック・刑事事件・特集記事……マンガ周辺の出来事
「comico」から展開された『ReLIFE』が、10万部突破と発表されました。縦型スクロールの電子コミックから紙本への展開の成功例が4コマ以外で出たことはとても評価できると思いますし、今後のマンガのビジネス構造を見通すうえで、ひとつの明るいニュースだと思います（境真良／国際大学GLOCOM客員研究員）
『黒子のバスケ』脅迫事件、渡辺博史被告に懲役4年6カ月の実刑判決（奈良崎コロスケ／雑食系ライター）
「MOTO NAVI」の『バリバリ伝説』特集、完売店続出。連載開始から30年以上経っているのに、ここまでバイク乗りを熱くさせるのか！と（山脇麻生／ライター＆編集者）
「近代麻雀」の脱衣麻雀マンガ（『脱衣転生』）で、ラスボスとして登場したのは……御大・小池一夫！！ それもパロディではなく、まんま本人として出してしまったのが話題を呼びました。その貫禄ある描かれ方に、小池先生はツイッターで照れておられたのがちょっとかわいかった。しかしすごい度胸だな、作者さん（宮本直毅／ライター）
夏はイベントの季節！
「コミックマーケット」86は、主催者発表の入場者数55万人。気温も昨年ほどはあがらず平和に終わった印象です（白峰彩子／書誌屋）
私事でたいへん恐縮ですが、夏コミで配布した『エロマンガノゲンバ増刊 乳首残像』が、コミケ・委託とも完売！ 奥浩哉・うたたねひろゆき両先生のすばらしいインタビュー内容が読者に届いていただけたと思うと、それだけで感無量です！（稀見理都／エロ漫画家インタビュアー）
夏コミ、コミティアがあり、同人誌でも読みごたえがある作品にたくさん出会えました。ずっと応援している作家さん、りーるー先生（サークル：リリ舎）の商業発表の百合作品を集めた同人誌『不埒な楽園』は、アナログっぽさを残す描線によって描かれた女子キャラが相変わらず魅力的でした。そして、たぶん大切な一冊になる同人誌にも出会えました。小坂俊史先生（サークル：ジャポニカ自由帳）の『灰色の春』。震災時に岩手に住んでいた小坂先生の体験をベースに描かれた作品です。この話に終わりはまだない、と言えます。今後、どうなるかわかりませんが、ぜひ読んでもらいたいです（塚本浩司／コミック・同人誌専門書店「COMIC ZIN」商業誌部門責任者）
広い意味で漫画関係ということで、コミックマーケットに小林幸子さんが参加したことが大きいんじゃないかと思います。あれだけの実績を備えた人がコミックマーケットに出て頒布を行うということが、いろいろなものの垣根が壊れつつあることの象徴のようだと思いました（杉村啓／料理マンガ研究家）
安部慎一、まん◯画太郎、長尾謙一郎、と原画展に行った8月であった（今村方哉／レコード会社勤務）
中野pixivで開催されたまん◯画太郎原画展（「漫☆個展」）。6歳児も「おもしろかった。だってもめちゃくちゃやねんもん」と大満足だった様子の、パンクな展示でした。原宿ROCKETで開催された長尾謙一郎「クリームソーダシティ展」では、既存のマンガの枠には収まらない氏の想像／創造力を再確認。今後の展開に期待が膨らみます（井口啓子／フリーライター）
8月は暑いのでマンガを読むチカラが弱まると思った（すけきょう／ブログ「ポトチャリコミック」管理人）
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