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『ベルサイユのばら』(池田理代子)ロングレビュー! 40年の時を超えて動きはじめたマリー・アントワネットの時間

2014/10/15


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『ベルサイユのばら』第11巻
池田理代子 集英社 \660+税
(2014年8月25日発売)


長いこと心に引っかかっていたシーンがあった。帰宅したオスカルにばあやが言う。「だんなさまが……オスカルさまに結婚を……」。オスカルが応接室に行くとそこには父と、かつての部下、ジェローデルがいた。父が用意した結婚相手とはジェローデルのことだったのだ。
「はじめてあなたと近衛隊でいっしょに仕事をしたときから……そのときからずっと……ずっと長いあいだあこがれてまいりました」などといきなり熱烈に求愛するジェローデル。
ええっ、そうだったの?

エピソード2では、元・オスカルの部下であり婚約者候補となるジェローデルが登場。11歳のオスカルさまに決闘を挑む!

エピソード2では、元・オスカルの部下であり婚約者候補となるジェローデルが登場。11歳のオスカルさまに決闘を挑む!

しかしその違和感も本書『ベルサイユのばら』11巻を読めばきれいさっぱり解消されることだろう。幼少期の2人の邂逅と、ささやかな因縁、そしてオスカルへの憧れ……たとえば「エピソード2」にはジェローデルという人間がいかに形成されたかが、端的かつ魅力的に描かれているのだ。

単行本情報

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