心も温まる豚汁。どれもおいしそうなイカ尽くし。お腹が鳴る8~9話コメンタリー上映
続いてのコメンタリーは三森さんに小野監督、梅崎Pの3人。
第8話「仕事帰りの豚汁」では災難に遭ったニコラウスの奮闘が描かれる。
商会お抱えのゴロツキに襲われたニコラウス、梅崎Pがぽろりと「ゴロツキのなかには杉田さんと小西(克幸)さんが声を当ててるキャラがいます」というと三森さんが「兼ね役が多いですからね」と返していた。『異世界居酒屋』に登場するモブの声を、その場にいるだれかが担当している場合が多い。エンディングクレジットに載っていない場合もあるので要チェック!
豚汁の回ということで三森さんからは「『とんじる』と『ぶたじる』ってどっちが多くいわれるんですかね」という疑問が。イベント内では言及できなかったのだが、蝉川さんとイベント後に話をしていた。全国的におおよそ7割の人は「とんじる」と読むらしく、割合的にはほぼ均等なのだ(北海道と北九州の地域では「ぶたじる」が多数派らしい)。おそらく、豚肉を食べるようになったのは明治期からで流行も都会からだったので、あまり地域的な差がでなかったのではないか、ということだ(「とんかつ」が流行ったのが大正期)。
続いては第9話「中隊長の弱点」。
第2話でベルトホルトが炙ったスルメを回避していたのはイカが苦手だからだった。第9話ではその苦手なイカを克服していくのだが、脚本担当と演出担当がイカ嫌いなのだそう。イカ嫌いは身近にいるらしい。
ベルトホルトがお見合いの話をだすのだが、ここで裏話。しのぶが「ベルトホルトさんが?」と反応する部分は音響監督の岩浪美和さんにリテイクをだされていた。最初のしのぶの演技がベルトホルトに興味なさそうな感じだったので「もっと興味持ってください!」といわれてしまったのだ。こういった声から伝わるニュアンスも細かく調整されている。
イカ料理が登場したところでは三森さんも思わず「おいしそうじゃーん!」と声を張った。イカそうめんは2段階の透明処理がされている。トリアエズナマやレーシュもそうだが、食器や料理の透明処理にはこだわりが光る。
エーファがイカリングフライやイカ団子を食べるシーンにも「おいしそー!」という声が上がったが、三森さんが真剣なトーンで「これすっごい好き」といったのはホタルイカの沖漬け。漬けダレの濃い味付けとイカの風味がたまらなくお酒にあう一品だ。
まだまだ広がる『異世界居酒屋』ワールド!
エンディングでは企画進行中の「トリアエズじゃないナマ」のビールセットの告知があった。ビールだけでなく、『異世界居酒屋』は“食”にまつわるコラボレーションが他にも進行中!
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