みなさん、お待たせしました！
【第1弾】“壁ドン”マンガベスト10、【第2弾】“昼顔”マンガベスト10に続く、新人編集スタッフ・めいりー特集企画第3弾です!!

2013年、2014年と2年連続で流行語大賞にノミネートされた“こじらせ女子”。水10ドラマ『きょうは会社休みます。』（日本テレビ）でも話題になっていますよね！

私も、綾瀬はるかさん演じる花笑ちゃんと同じで、あまりにも彼氏ができない期間が長すぎて、恋に迷走中!?　あれっ？　私、もしかしてこじらせちゃってるかも……。
ちなみに私の理想の男子は、「ありままの私を好きになってくれる、カッコよくて、やさしくて、お金持ちの人」ですが、いっこうに現れる気配がありません！（泣）

今回は、今までずっと恋愛に縁がなかったけれど、ついに彼氏ができるかもしれない!?“こじらせ女子”がヒロインのマンガを、（あくまで）めいりーの独断と偏見で勝手にランキングづけして紹介しちゃいますっ！

第1位　「タラレバ」言ってても彼氏はできない!?

『東京タラレバ娘』東村アキコ

『東京タラレバ娘』第1巻
東村アキコ　講談社

栄えある（？）第1位は、『このマンガがすごい！2015』オンナ編第2位、11月の『このマンガがすごい！WEB』ランキングオンナ編第1位にも輝いた『東京タラレバ娘』です!!

「ステキな男性がいたら……」「出会いされあれば……」そんなタラレバばかり言っているうちに、気づけば33歳！　独身街道まっしぐらですっ。ああ、なんて寂しい人生……。

ある時、居酒屋でベロンベロンに酔っぱらい、たまたまいあわせた高身長金髪イケメン（じつはカレ、超人気モデル・KEYでした！）にからむ主人公・倫子と親友たち。（お酒はほどほどにね！）
その後、仕事の場で脚本家として、モデル・KEYと再会した倫子は、彼に自分の書いた脚本をつまらないと酷評され、仕事を下ろされてしまいます。ショックを受けた倫子は、傷心のままひとり温泉に出かけてしまい……。さすがのKEYも、多少の責任を感じて（？）追いかけます！　なんだかんだ優しい!?
旅館で2人っきりになった倫子とKEY……何かが起こる!?（いや、起こって！）

☆理想と現実がほど遠い“こじらせ女子”

「タラレバ」ばかり言って、なんだかんだ結婚できるだろうとたかをくくっているアラサー女子の心にぐさりとつきささるひと言。王子様が訪れるのを指をくわえて待ってるだけじゃダメなのよ！　

第2位　いっそとことんこじらせちゃえ!?

『まだモテてないだけ。 恋愛オンチな私の結婚までの道のり』カマンベール☆はる坊

『まだモテてないだけ。 恋愛オンチな私の結婚までの道のり』
カマンベール☆はる坊　KADOKAWA/メディアファクトリー

おしゃれも内面磨きもがんばっているつもりなのに彼氏ができないという作者が、モテる女性像を追い求めるコミックエッセイ。

ファッションの研究にはじまり、恋愛本やらスピリチュアル本を読みあさる日々……。しかし、彼氏ができる気配はなく……。いったいどうしてなの!?
まわりの人からの「普通にできるよ」という言葉なんて、当然信じられませんよ！

最初は「普通ここまで努力する!?」なんて笑いながら読んではいても、これくらい自分から行動を起こさないと、一生彼氏なんてできないんですよね（涙）。わかります、わかります。
現実の恋愛はそううまくはいかないんですっ……！　だからこそ、彼氏ができたときの喜びもひとしおですよね。
あとがきに載っている先生から全国のこじらせ女子に送るメッセージ（!?）にも勇気づけられました！

☆努力に結果がともなわない“こじらせ女子”

理想の女性像も思い描けている。そのための努力もしている。なのに「なぜ私はモテないの!?」という、“こじらせ女子”の魂の叫びに共感!?

第3位　“こじらせ美人”のプライドを崩すのはだれ!?

『5時から9時まで』相原実貴

『5時から9時まで』第9巻
相原実貴　小学館

海外で生活することを夢見る英会話講師・潤子。美人でスタイルも抜群なので、とにかくモテます！
祖父からすすめられたお見合い相手の住職、英会話教室の教え子であるイケメン高校生、同じ職場で働く美形外国人、くされ縁のエリートサラリーマンと、選び放題の逆ハーレム状態ですっ！（もー、ちょっとそのポジション譲って！）

女子だったらだれもがうらやむ状況なのに恋がうまくいかないのは、将来の夢とプライドを捨てきれないせい!?
でも、潤子はなぜだか海外とはかけはなれたお寺の住職・星川が気になるみたい。
さあ潤子、キャリアウーマンとしての人生と、“オンナ”としての人生、どっちを取るの!?（私だったかもちろん後者！）

結婚を夢見る英会話教室の事務・毛利（あだ名は「ゼクシィまさこ」！）、美人だけど隠れ“腐女子”な英会話講師・百絵など、潤子のまわりはこじらせ女子ばかり！　やはり類は友を呼ぶ（!?）

☆果報は寝て待つ“こじらせ女子”

独身アラサー女子である潤子と百絵に忠言する毛利も、じつは彼氏がいない“こじらせ女子”。全員容姿は整っているのにもったいない！