第4位(62ポイント)
前作『足摺り水族館』で話題を集め、『このマンガがすごい!2014』の「オトコ編」にもランクインした作者による単行本が、今回は「オンナ編」に堂々のランクイン!
「楽園 Le Paradis」掲載作品を中心に、同人誌に収録した短編や、描き下ろしも収録した本作。夢をさまようような不思議な感覚に、クセになる人が続出! 『足摺り水族館』ランクイン時のインタビューも、あわせてご覧ください!
オススメボイス!
■すでに多くの所で高い評価を受けているpanpanya節がしっかり生きており、深いようでいてさらっと受け流すノリ、でも足元をすくってくるようなテンポは多くの人に読んでもらいたい(たまごまご/ライター)
■『足摺り水族館』同様、懐かしさと得体の知れなさが混ざった不思議な感覚が襲ってきます(塚本浩司/COMIC ZIN 商業誌部門責任者)
■panpanya先生の独特な空気が良いです。ハマる人にはたまらない作品かと(福丸/喜久屋書店漫画館京都店 店長)
第5位(50ポイント)
厳格な父親への反抗心から家を出てひとり暮らしを始めた高校1年生の葉山銀河。アパートでの生活は、隣に住むワケありな元ヤン女性・桃野椿と知り合ったことで新たな広がりを見せる。
少女マンガとしては珍しく、男子高校生が主人公。男性でもスムーズに読める少女マンガとして推す声が多かった作品です。
オススメボイス!
■渡辺カナ作品の透明感は個人的に問答無用です。本作に関しては永遠に見ていたいような学園的ワチャワチャ感も楽しいです(小林聖/フリーライター)
■親に反抗するための独り暮らしから始まった周囲の人々との繋がり・広がりが温かい。やさしいマンガです(ササナミ/ブログ「雑食商店街3373番地」管理人 兼 書店員)
第6位(42ポイント)
京都山上美術大学デザイン科3年のあらたは、服や身のまわりのことに金をかけず、食費に力を入れるタイプの食べ盛り女学生。彼女が京都の町で出会った絶品ごはんや、たっぷりおやつを紹介する描き下ろしコミック。
地域に根差した食エッセイとして「読むと腹が減る→そうだ、京都へ行こう」となる人が続出の模様!
オススメボイス!
■とてもキャラクターが生き生きとしていて料理もおいしそうという点が優れています。さらに、学生が主人公でありながら外食をしているという点も、じつは今までほとんどない(学生が主人公だといかに節約して自炊するかという観点が多い)というのも大きいです(杉村啓/料理漫画研究家)