毎年、マンガファンから熱い注目を集め、今年も話題となった
『このマンガがすごい!2016』本誌は現在、好評発売中!
『このマンガがすごい! 2016』
『このマンガがすごい!』編集部(編) 宝島社 ¥520+税
(2015年12月10日発売)
『このマンガがすごい!2016』の発売を記念して行われた読者参加型企画「『このマンガがすごい!』の今年の1位を当てろ!!キャンペーン」!
おかげさまでたくさんの方にご応募いただき、感謝の気持ちをこめて、「このマンガがすごい!WEB」で以前、参加されたみなさまの「これこそ1位だ!」と思うマンガや、コメントをご紹介させていただきました。
さて……そんなみなさまの回答を集計するなかで、「エ? ウソでしょ?」と編集部が気になった回答や出来事がありました。
前回、キャンペーン中に某先生ご本人も参加しちゃった事件をご紹介したのですが、今回もまさかの出来事やインパクトの大きい回答がありましたので、もうひとつご紹介させていただきたいと思います!
意図せず起こったコラボ!?
マンガ愛でつながった「ガイマン賞」との投票募集の連携プレー!
今回のキャンペーン中、みなさまからコメントを募るために、編集部がこまめにコメント募集のツイートをしていたのですが、その最中、「ガイマン賞」も投票募集をしていることを知りました。
「ガイマン賞」とは日本で出版された海外マンガの翻訳作品を読者に投票してもらい、面白い作品を選出するプロジェクトで、京都国際マンガミュージアム、米沢嘉博記念図書館、北九州市漫画ミュージアムの3館が共同主催している企画です。
ちなみにタイトル名の「ガイマン(GAIMAN)」とは、日本以外の地域で制作された海外マンガ(アメリカの「アメコミ」やフランス語圏の「バンド・デシネ」、韓国の「マンファ」などなど)全般を指す造語なのだそう。
以前から海外マンガの原作ファンが多いのはもちろん、近年は映画化やアニメ化などで話題となっていますよね。「このマンガがすごい!2015」で『リトル・ニモ 1905-1914』がトップ25以内に入るなど、海外マンガや、海外作家の作品ももちろん「このマンガがすごい!」ランキングの常連です。ちなみに今年はフランス人作家・トニー・ヴァレントの『ラディアン』が、オトコ編で37位でした!
『ラディアン』第1巻
トニー・ヴァレント 飛鳥新社 ¥740+税
(2015年8月6日発売)
じつは、その「ガイマン賞」は、「このマンガがすごい!2016」1位予想キャンペーンの締め切りと同じく、11月30日で投票が締め切りだったため、……まあ、お恥ずかしい話ですが、「ガイマン賞」にのっかる形で、募集のラストスパートをかけました。
ちなみにガイマン賞2015さんの投票も今夜で終了だそうです。このマン2016キャンペーンと一緒に投票しよう! #このマン2016オトコ #このマン2016オンナ
https://t.co/f55k4ycsed
— 「このマンガがすごい!」編集部 (@konomanga_jp) 2015, 11月 30
もうガイマン賞2015への投票も済ませたので、もう本日夜は、このマン2016キャンペーンの告知ツイート&RTをひたすら続けるわけです。みなさんもひたすらハッシュタグ「 #このマン2016オトコ 」と「 #このマン2016オンナ 」でキャンペーンに投稿しましょう!
— 「このマンガがすごい!」編集部 (@konomanga_jp) 2015, 11月 30
すると、
ガイマン賞に投票し終わった方はぜひ「このマン2016予想キャンペーン」にもご参加ください! キャンペーン用ハッシュタグは「 #このマン2016オトコ 」と「 #このマン2016オンナ 」。 こちらも本日中の締切とのこと!
— ガイマン賞★ご投票ありがとうございました (@gaiman_jp) 2015, 11月 30
まさかの公式が反応&コメントを募ってくれた……!(感激)
まさに連携プレーとなったお互いの投票募集。
「ガイマン賞」運営のみなさま、のっかっただけなのに、本当にありがとうございました。
ちなみに今年の「ガイマン賞」に選ばれた作品は公式サイトで発表されているので、ぜひチェックしてみてくださいね♪
投票しないとおっぱいで殴られちゃう!? 作品愛が強すぎる回答
さて、「ガイマン賞」とのうれしい予想外コラボの次は、編集部が思わず「ブフォオwww」となってしまった回答の紹介です。前回ご紹介した、『もっと!抱かれたい道場』の中川ホメオパシー召還事件で、このきっかけをつくったともいえる、インディーズ出版レーベル・おおかみ書房の劇画狼さんは、オンナ編で、『未知庵の1 三時のお水』『未知庵の2 きなこ体操』に投票。
#このマン2016オンナ みんな大事なものを忘れてないか?
コレのどっちかがどこかに引っかからなければ、日本のマンガは終わりだぞ。 pic.twitter.com/MHwGeLecvl
— おおかみ書房/なめくじ長屋奇考録 (@gekigavvolf) 2015, 11月 30
コメントからも、劇画狼さんの作品愛が伝わってきます。
ちなみにこの『未知庵の1 三時のお水』は、昨年12月の『このマンガがすごい!』ランキング、オンナ編第2位の作品で、「このマンガがすごい!WEB」ではロングレビューでも紹介した注目作。
『未知庵の1 三時のお水』
未知庵 朝日新聞出版 \580+税
(2014年10月7日発売)
本当にこの作品が好きなんだな~と、編集部員が思っていた矢先、
このマン2016選考期間は去年10月~今年9月末までに出た作品だから、未知庵の作品がここに合わせて2冊出るという事は、漫画界をかき乱せと言っているのと同じ。票を入れない奴は全員暴れん坊のおっぱいに殴られろ。#このマン2016オンナ pic.twitter.com/FNsAyhyPpM
— おおかみ書房/なめくじ長屋奇考録 (@gekigavvolf) 2015, 11月 30
おっぱいに殴られろ、てなに……!?(困惑)
というわけで、編集部の目も覚めてしまうような、衝撃おもしろツイートをしてくれました。
正直、今回のTwitterキャンペーンの影のMVPは劇画狼さんではないかと思わずにはいられませんでした(笑)。
劇画狼さんは、本誌ともどもご協力ありがとうございました。
(※もちろん仕込みとかじゃないですからね(笑))
……みなさま、いかかでしたか?
編集部が予想だにしないような、いろんなことが起きていた今回のキャンペーン。
最後に劇画狼さんについてふれましたが、今回のキャンペーンはもちろん、マンガを愛するみなさまのおかげで実施することができました! 参加してくださったみなさま、本当にありがとうございました!
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