「このマンガがすごい!WEB」では、毎月百数十冊のブックレビューを365日、年中無休でお送りしています。
そのなかでも特に編集部や執筆陣が注目した作品をピックアップし、そのおもしろさや魅力をより細かくお伝えしようと設けられたコーナーが「ロングレビュー」です。
1年間に取り上げられた作品は厳選に厳選を重ねた約50作品を、作中カットやカラーカットとともにたっぷりと紹介するロングレビュー。
ときには、漫画家さんご本人からのコメントもありますよ!
今年特に多くの読者の注目の高かった6作品を紹介します!
●「このマンガがすごいWEB」2015年ロングレビュー年間ベスト6
『恋は雨上がりのように』(眉月じゅん)ロングレビュー! 寡黙な美少女が恋した相手は……バツイチ子持ちのさえないオジサン
『恋は雨上がりのように』第1巻
眉月じゅん 小学館 ¥552+税
(2015年1月9日発売)『このマンガがすごい!2016』オトコ編第4位にランクインした、年の差恋愛を描く『恋は雨上がりのように』。
45歳のおじさん×17歳の女子高生って聞くと、なんだか犯罪のにおいがしますが……あくまでマンガの世界なので純度100%でお送りしていますよ!
恋する女の子ってかわいい! ふだんはクールな女子高生・あきらが、店長の前では赤面してたじたじになる姿に萌えます。⇒⇒⇒気になる続きは、コチラ!
『惰性67パーセント』(紙魚丸)ロングレビュー! エロいのに……見えないのに……エロい、青春モヤモヤ寸止めコメディ!!
『惰性67パーセント』第1巻
紙魚丸 集英社 ¥600+税
(2015年8月19日発売)2015年10月の「このマンガがすごい!」ランキングオトコ編第2位にランクイン!
暇な大学生の男女4人が、主人公・吉澤みなみの部屋に集まってダラダラとすごす日常を描く、ちょっとエッチなコメディ。エロマンガみたいなシチュエーションなのに、でも寸止め! そのじれったさに読者が悶絶しています。
記事内にはとっておきのカラーイラストも公開中! 女の子がこんな格好しちゃっていいの!?⇒⇒⇒気になる続きは、コチラ!
『がっこうぐらし!』(海法紀光(ニトロプラス)・作 千葉サドル・画)ロングレビュー! 騙されたああああああああああああああああ!!!! 精神削られるオカシイ日常系、このほのぼの学園生活がヤバイ…
『がっこうぐらし!』第6巻
海法紀光(ニトロプラス)(作) 千葉サドル(画) 芳文社
(2015年8月11日発売)テレビアニメも大好評だった『がっこうぐらし!』。かわいい女の子のゆるふわデイズをお送りするのかと思いきや、そんなことはありませんでした!
廃墟と化した教室で、かつての級友であり、まるで人間だった頃の記憶が残るかのようにふるまう“かれら”を、必要とあれば容赦なく殺していく女の子たち……。それでも学校生活を楽しもうとする彼女たちの精神やいかに!?
ページのラストには、ニトロプラス先生と千葉サトル先生ご両名からのコメントも掲載されているので、最後までお見逃しなく。⇒⇒⇒気になる続きは、コチラ!
『水色の部屋』(ゴトウユキコ)ロングレビュー! 母親に欲情する少年の、背徳と葛藤と吐き気のする現実
『水色の部屋』上巻
ゴトウユキコ 太田出版 \800+税
(2014年12月4日発売)2015年2月の「このマンガがすごい!」ランキングオトコ編第1位、「母さんがレイプされた――」の衝撃的なあおり文でも話題を呼んだ『水色の部屋』。ゴトウユキコ先生がずっと描きたかったという、ちょっとヤバめのお話です。
レイプされる母親を見て以来、母に対して並々ならぬ欲望を抱くようになってしまう高校生・柄本正文の気持ちはどこへ向かう!?⇒⇒⇒気になる続きは、コチラ!
『福島鉄平短編集 アマリリス』(福島鉄平)ロングレビュー!「へんたいのおじさん」に売られた少年 汚されていく純粋な魂
『福島鉄平短編集 アマリリス』
福島鉄平 集英社 \600+税
(2014年12月19日発売)2015年2月の「このマンガがすごい!」ランキングオトコ編第2位にランクイン。「週刊少年ジャンプ」連載作家が、今度は青年マンガで、文句なしの珠玉の短編集を発表したぞ! と大いに話題になりました。
表題作は、借金のカタに「へんたいのおじさん」によって、女装少年キャバクラへ売られた11歳の男の子・ジャンの物語。セクシャリティをテーマに、各キャラクターの繊細な心情を巧みに描く手腕、なによりかわいらしいイラストに心を掴まれます。⇒⇒⇒気になる続きは、コチラ!
『いちきゅーきゅーぺけ』(甘詰留太)ロングレビュー! マンガの森(書店)に並んだエロマンガってすごかったんだぜっ!
『いちきゅーきゅーぺけ』第1巻
甘詰留太 白泉社 \600+税
(2015年4月28日発売)SMラブコメディ『ナナとカオル』でおなじみの甘詰留太が描く、半自伝的青春ストーリー。
なんといっても、オタクサークル青春物語にとどまらない点がすごい! 『げんしけん』(00年代/10年代)以前、『アオイホノオ』(80年代)以後の時代を駆けぬける、90年代「エロまんが道」ともいえる本作は、著者のエロマンガへの愛がたっぷり! なぜ人はエロマンガを求めるのか、その答えは……。⇒⇒⇒気になる続きは、コチラ!
さらには、美麗なカラーイラストや、先生ご本人からのコメントまで! 話題の作品、自分が気になっている作品の詳細が知りたい読者にとっては、とくにうれしい企画ではないでしょうか?
「このマンガがすごい!WEB」では、そのほかにもたくさんの話題作のロングレビューを公開中なので、ぜひコチラからチェックしてみてください。