話題の“あの”マンガの魅力を、作中カットとともにたっぷり紹介するロングレビュー。ときには漫画家ご本人からのコメントも！

今回紹介するのは『魔法少女育成計画F2P』

『このマンガがすごい! Comics 魔法少女育成計画F2P』 第1巻
遠藤浅蜊（作） 柚木涼太（画） マルイノ（キャラクター原案） 宝島社 ￥640+税
（2016年10月22日発売）

TVアニメも絶好調（瞠目の展開のさなかです！）の『魔法少女育成計画』。完全オリジナルストーリーのスピンオフ作品『このマンガがすごい! Comics 魔法少女育成計画F2P』が発売された。

当Webの連載でも人気を博したが、書店で見かけて気になっている人、またはアニメから『魔法少女育成計画』の世界に心惹かれた人のためにも、その魅力をご紹介する。

この世界での「魔法少女」とは、「魔法の国」から力を授かった女の子たちのこと。
身体能力が人並み外れて高くなり、それぞれが固有の能力やアイテムを持っている。

『魔法少女育成計画F2P』では、力を授ける側の「魔法の国」に所属する、選ばれし魔法少女たちにスポットが当てられる。
主人公は「魔法の国」の人事部門で働く魔法少女・アルマ。調査の依頼を受けて、研究部門の魔法少女・すぴのんと組んでＦ市へ調査に向かうことに。
ドジで内気なアルマと、姉御肌で活発なすぴのんはよいコンビに思えるが、そこで彼女らを待ち受けていたのは……？

アルマとすぴのんが目にしたのは、F市を覆う黒い球体のような結界。積極的なすぴのんは、内部へ入ろうとするが？