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【11月の「このマンガがすごい!」ランキング オンナ編】SNSで共感の声を呼んだ超話題の短編作が第1位に! 「服」は個性? 主張? 日用品? 4人の女と服にまつわる群像劇

2017/10/20


第4位(48ポイント)

『凍る空、砂鉱の国』 青井秋

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『凍る空、砂鉱の国』
青井秋 秋田書店

触れるものすべてを縮小してしまう「銀砂嵐」。それに大切な人たちを飲みこまれてしまった少女・セッカは、キャラバンで絶望のなか、銀髪の不思議な少年・ティトと出会う。ティトは何かを知っているようだが、セッカに「君を救いたい」と話した直後、なぜか倒れてしまった。
そして、セッカはさらに謎のハンター一味と出会う。人を閉じこめた禁忌のフラグメントを売買する闇市の存在を知ることに。そして故郷を封じこめたフラグメントを探す旅に出る。

風景を閉じ込めた「フラグメント」と呼ばれる銀砂の結晶をはじめ、独特の世界観が魅力の作品。闇市を追うハンターのイスカたちのキャラバンの面々が個性派揃いでたのしいし、旅の途中でフラグメントの工芸品をセッカが作って売るのもわくわくする。

オススメボイス!

■「銀砂嵐」に「フラグメント」といった設定のしっかりしたファンタジー、かつ、どことなく砂のように壊れてしまいそうな雰囲気もあって、その世界観に引きこまれました。さらに設定を積み上げるようなラストの1コマはなかなかに衝撃的で、今後の展開の予測がつきません。とても楽しみです(りる/感想系ブログ『空夢ノート+』管理人)
■「銀砂嵐」という触れたものを縮小させ、結晶内に風景を閉じこめる砂嵐によって縮小していく世界。そこで出会った、銀砂嵐によって縁者も家もなくしてしまった少女と謎の少年がキャラバンとともに旅をするお話です。世界観にわくわくしますし、2人の冒険にも未知の世界に飛び出していくドキドキがあってこの先がとても楽しみです(アキミ/「ボーイズラブを読む!」管理人)


第5位(42ポイント)

『ガイコツ書店員 本田さん』 本田

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『ガイコツ書店員 本田さん』
本田 KADOKAWA

なぜか見た目がガイコツの書店員「本田さん」が日々のお仕事で経験する出来事をハイテンションで描く作品。今回も、日々たくさん刊行される新刊のいわゆる「初速」について悪戦苦闘するお店の面々をはじめ、「返品」という切ないが必要な作業など、本屋さんの業務をご紹介。
アニメ化も決定した人気作。(顔以外も)個性的な本田さんの同僚たちが、充実した激務をこなしていく姿に元気づけられる読者も多い。

オススメボイス!

■初速の見通しとか“死に筋”(売れ筋の逆)とか、『スラダン』の大小とか、KADOKAWA新刊乱れ打ちとか、書店員さんの「たいへんあるある」、頭が下がるばかり……。研修で表情筋鍛え外国人OTAKUらに翻弄されレジ締めに緊張。本への愛は担当ジャンル違えど満ち満ちてて読んでていつも心地いい。しかしアニメ化オファーてマジ!?(澤水月/報道勤務、ライター、平山夢明mixiコミュ管理人)

≪「インタビュー」でのご紹介はコチラ!≫

第6位(36ポイント)

『カフェでカフィを』 ヨコイエミ

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『カフェでカフィを』
ヨコイエミ 集英社クリエイティブ

朝ごはんの時に顔にタラコが付着してしまって、そのままだれにも指摘されずにすごしていたことに気づき「そもそもだれも私の顔なんかちゃんと見てないんだ」と思った主人公が、いっそのこと眉毛を変な感じにしてカフェにでかけてみる。だれも気づかない寂しさを味わっていたら、知らない年配の人に発見されてしまって。連鎖的に昨日のある出来事を思い出して、今度は気分が上がってきてしまう。

コーヒーを軸に、1話ごとに視点を変えながらエピソードをつないで紹介していく連作短編集。ありそうでなさそうな、ささやかにしあわせな気持ちになる映画のような物語たち。

オススメボイス!

■コーヒー(お茶)にまつわるショートコミック。1話読みきり。それぞれが軽くリンクしていき、後半どんどん話も人も幅がでてきて、優しくも苦い世界がじんわりと広がり染みていく(すけきょう/マンガ感想サイト ポトチャリコミック管理人)


第6位【ランク外※】(36ポイント)

『デザイナー 渋井直人の休日』 渋谷直角

※自社発売のため、正式ランキングからは除外します。

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『デザイナー 渋井直人の休日』
渋谷直角 宝島社

渋井直人は、ファッションも仕事にもこだわりを持ち、音楽も料理も愛する50代のおしゃれデザイナー。行きつけの古本屋で、若い女の子から「抱かれたい」って言われてると聞かされて、リステリン片手に個展に行ってみたら似たようなかっこうのオヤジだらけ。
若くて美人の編集者を自宅に招いて2人っきりで食事をする予定の日には腕によりをかけちゃうけど、まさかのドタキャン……。

『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』の映画化も話題。『カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生』の渋谷直角が放つ、共感と自虐(?)に満ちた最新作。

オススメボイス!

■ いかにもそこらへんにいそうな50代独身サブカル中年デザイナーの、あまり表に出ることにない中二病的興奮と葛藤と自己嫌悪を、日常生活の些細な話に乗せて描く。『孤独のグルメ』『漫玉日記』に似た面がありつつも、渋谷直角のこれまでの経験といい意味での底意地の悪さとピュアさとが渾然一体となった、オンリーワンの魅力がたまらない。続編をファッション雑誌で連載しているというのも納得(マクガイヤー/ブログ「冒険野郎マクガイヤー」管理人/ニコ生主)

≪「日刊マンガガイド」でのご紹介はコチラ!≫

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