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【『このマンガがすごい!2018』オトコ編 堂々第1位!!】白井カイウ(原作)×出水ぽすか(作画)『約束のネバーランド』【インタビュー】「漫画家になろうと思ったことはない!?」 影響を受けた漫画家は、◯井先生!? 衝撃の事実続出、2人のまんが道!!!

2018/01/08


人気漫画家のみなさんに“あの”マンガの製作秘話や、デビュー秘話などをインタビューする「このマンガがすごい!WEB」の大人気コーナー。

今回お話をうかがったのは、白井カイウ先生(原作)×出水ぽすか先生(作画)!

原作担当・白井カイウ先生と作画担当・出水ぽすか先生が贈る、衝撃の“脱獄”ファンタジー『約束のネバーランド』! 「週刊少年ジャンプ」の人気作品であり、『このマンガがすごい!2018』オトコ編第1位に輝いた、今一番アツい作品です!!
本誌『このマンガがすごい!2018』でも、8ページにわたる豪華インタビューが掲載中ですが、未公開のお話も盛りこんだディレクターズカット版として、『このマンガがすごい!WEB』限定でお届けします!

『このマンガがすごい! 2018』
『このマンガがすごい!』編集部(編) 宝島社 ¥550+税
(2017年12月9日発売)

前回は、『約束のネバーランド』で先生たちが“最強”のタッグを組むに至った経緯や、マンガづくりの舞台裏についてなど、貴重なお話が飛びだしました。

<インタビュー第1弾>
【『このマンガがすごい!2018』オトコ編 堂々第1位!!】白井カイウ(原作)×出水ぽすか(作画)『約束のネバーランド』【インタビュー】「ジャンプ」らしくない? いいや、これこそ最高の「ジャンプ」マンガ!! “天才”原作ד神”作画の“最強”タッグに迫る!!

今回はさらに、単行本の細部に施された秘密や、先生方に影響をあたえた作品など、たっぷり語っていただきました!

原作:白井カイウ

原作担当。2015年「ジャンプ+」読切作『アシュリー=ゲートの行方』で原作者デビュー。 2016年「少年ジャンプ+」読切作『ポピィの願い』にて作画・出水先生と初のコンビ作品を発表。 両作の大反響を経て、同年8月から『約束のネバーランド』を「週刊少年ジャンプ」にて連載中。

作画:出水ぽすか

作画担当。「pixiv」にて人気イラストレーターとしても活躍。「月刊コロコロコミック」『魔王だゼッ!!オレカバトル』連載など漫画家としても活動。 2016年「少年ジャンプ+」読切作『ポピィの願い』で「ジャンプ」デビュー、同年8月から『約束のネバーランド』を「週刊少年ジャンプ」にて連載中。

背景に描きこまれた作品世界観の手がかり

──背景まで含めて、ものすごく描きこんでいますよね。

出水 やった~! そういってもらえるのはうれしいですが、でもまだまだ描きたい部分はたくさんあります!

白井 細部の遊び心がすごい。第3巻第21話の「HAPPY NEW YEAR」やトビラ(第3巻第25話や第6巻第45話など)の付箋やメモに何が描いてあるか見るのも楽しいです。

(画像)©白井カイウ・出水ぽすか/集英社
貴重な第3巻第25話のカラーイラスト!
もしかすると、描かれているメモのなかに、世界の秘密が隠れているかも……?

──そういったところに作品の世界観を読み解くヒントが散りばめられていますよね。

出水 1枚絵や単行本まわりは思いっきり自由に描かせてもらっているので、そのへんも白井先生には大感謝です。

──カバー下の本体表紙(表1)も凝ってますよね。たとえば第1巻の場合、ある少女の姿が描かれていて、物語を読み進めるとその少女がだれなのかわかるようになります。

出水 そうですね~。白井先生が話したこととか、ニュアンスから得たヒントをもとに、ラフをいくつかつくります。そこから選んで、要素を足したり引いたり。意見をいただいて、完成させます。

白井 通常のトビラ絵も「この1枚にはどんな物語があるのかな」と想像する部分も楽しいですし、あと単純に自分の乱雑な、便宜上描いたような絵が、めちゃくちゃカッコイイ絵だとか、予想だにしない表現に変わって返ってくるのは、最高に楽しいです。

出水 でも「脱獄編」では、風景はさして重要ではないと思っています。だから背景は、キャラクターを立たせるためにつくっているんですよ。背景が丸くふくらんでいる構図がよくあるんですが……。

──たとえば第2巻のカバーイラストでしょうか?

出水 第2巻! それです! 人物を見やすくしたり、注目させたい部分になるたけ視線を誘導できたらと考えています。反対に、背景が細くしぼむのは、キャラの邪魔をしないためです。キャラの表情が豊かだと言ってもらえるのは、ひとつは背景のおかげかもしれないです。

(画像)©白井カイウ・出水ぽすか/集英社
改めて第2巻のカバーイラストを見てみると、背景が膨らんでいる!
トビラ絵も含めて、先生のテクニックを探しながら読み返すのも通な読み方!!

──ちなみに、GFハウスの壁に、子どもたちの描いた絵が貼られているじゃないですか。あの「子どもの描いた絵」も、出水先生が描いているんですか?

出水 ハウスの子どもたちが描いた絵も自作です。色鉛筆で描きPCで加工します。過去に「小学一年生」(小学館)のおたよりページをやっていた経験があり、表現手法には貯えがたくさんあって、スムーズでした。

──なるほど! 背景を含め、細部まで何度も読みかえしたいです!

両先生が影響を受けた作品

──お2人のパーソナルな部分についてお聞きします。小さいころに好きだったマンガはなんですか?

白井 「小さいころ」というと小学生くらいまででしょうか? 『悪魔くん』(水木しげる)とか『DRAGON BALL』(鳥山明)が好きでした。

不朽の「ジャンプ」マンガ、『DRAGON BALL』。
マンガを通して、「ジャンプ」のDNAは引き継がれていくのだ。

出水 私は『ポケットモンスター』や『たまごっち』を読むのが好きでした。家にはマンガが少なかったので、友だちの家や学童保育所などで読むことが多かったです。あんまり買ってなくて、申しわけないです……。小さいころは親の買ってきたゲームで遊ぶことが多かったです。『クレイマン・クレイマン』や『ハーミィホッパーヘッド』、『Little Big Adventure』など。映画では『マダガスカル』を何度も観ました。

──「漫画家になろう」と思うきっかけになった作品はありますか?

白井 ラーメンズさんの「小説家らしき存在」というコントかな、と思います。

出水 じつは……、マンガ家になろうと思ったことは、子どものころからありません。

──そうなんですか?

出水 「漫画家は徹夜でたいへんそうだ!」と思ってましたから。でも、描いているのが楽しくて、気づいたら大人になっても描いてました。高校生の時にはじめて投稿をして受賞して、その時に手放しで喜んだうれしさが忘れられないから、今いくらたいへんでもがんばれるんだと思います。あ、徹夜はまだしてないです!

──なるほど。では本作を描くうえで影響を受けた作品があればお教えください。

白井 今まで読んだすべてのマンガです。マンガ以外ですと、『ダイハード』と『アナと雪の女王』かな、と思います。

出水 この作品……というのはないのですが、連載前に知り合ったばかりの白井先生には影響を受けました。

──それはどういったところでしょうか?

出水 どんでん返しのつくり方を勉強したり、言い回しを考えたり……。仕事でのメールひとつとっても、順序立てて説明することがうまいんですよ。なので今は、そんな白井先生の作品を描くことができてうれしいです!

気になる今後の展開! ラストは決まっている!?

──今後の見どころは?

出水 描いている時はとにかく夢中で、描いている手が止まりません。まだ読んでいない方は、ぜひ読んでみてください。

白井 先の展開はおおよそは決めていてラストもいくつかのイメージがあるのですが、あまり決めすぎていても「予定調和」になってしまいます。ですからポイントだけは決めておいて、ポイントとポイントをつなぐ部分は、連載ならではのライブ感も大事にしています。ですから、予定と違う流れや展開にすることもありますよ。じつは巻頭カラーをいただいたがゆえに、急きょ退場が決まったというキャラもいます。

──まさにライブ感ですね。

白井 私の手元には出水先生が描いてくださった、今後の展開に関するラフがいくつかあります。どれもものすごくカッコイイです。本編の謎、単行本カバー下のイラストの謎も解けてきます。まだ見ぬキャラが出てきたり、知っている“あの”キャラが再び出てくるかもしれません。

──え、それはだれでしょう?

白井 ぜひご期待ください(笑)。

(画像)©白井カイウ・出水ぽすか/集英社
これからの展開が超気になる『約束のネバーランド』!
白井先生、出水先生、めちゃくちゃ期待して待っております!!

取材・構成・執筆:加山竜司


前後編にわたってお届けしてきました、白井カイウ先生&出水ぽすか先生への貴重なインタビュー、いかがでしたでしょうか?
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大事なのでもう一度!

『このマンガがすごい! 2018』
『このマンガがすごい!』編集部(編) 宝島社 ¥550+税
(2017年12月9日発売)

 

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