くーねるまるた 1
高尾じんぐ 小学館 ¥596
ポルトガルの国民的詩人であるルイス・デ・カモンイス(1524~1580)の命日にちなみ、同国では6月10日は祝日(「ポルトガルの日」)とされている。
大航海時代に海に進出したポルトガル人は、戦国時代の日本にも到来し、鉄砲やキリスト教以外にも、カステラや金平糖、パン、ボーロ、天ぷらなど、さまざまな食文化をもたらした。お互い海洋国でよく魚を食べるので、日本人とポルトガル人の味覚はどこか似ているのかもしれない。
高尾じんぐ 『くーねるまるた』は、ポルトガルからやってきた食いしん坊な女の子・マルタさんが主人公。留学生として来日したまま居着いてしまったマルタさんは、日本の食材で祖国の料理を再現したり、銭湯に行ったりと、日本での貧乏暮らしを満喫している模様。今日はお金のかからないマルタさんのレシピ(パンの耳のタルトや鶏油など)を試してみては?
<文・加山竜司>
『このマンガがすごい!』本誌や当サイトでのマンガ家インタビュー(オトコ編)を担当しています。