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【ランキング 番外編】 このマンガだってすごい! アンケート参加者イチオシ単行本(7/1~7/31発売)

2014/09/14


『真・餓狼伝』夢枕獏(作) 野部優美(画)(秋田書店)【Amazon
夢枕獏の格闘小説『餓狼伝』のスピンオフ。主要人物ではもっとも弱い武道家である父・丹波久右衛門が息子のために、最強の柔術家を圧倒するクライマックス……。熱い! 泣ける! 復讐劇のように見せて始まった物語が、父子の深い愛のドラマとして、そして武道家同士の敬意のドラマとして、爽やかにしめくくられた味わい深さ。読後感が最高です(宮本直毅/ライター)
この「父の愛」が、すごい!(ササナミ/ブログ「雑食商店街3373番地」管理人兼書店員)

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「日刊マンガガイド」でのご紹介は、コチラ



『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』小杉光太郎(一迅社)【Amazon
アニメから入ったニワカですが、マンガにもハマりました。がんばる女の子はかわいいし、それが報われる世界に癒されます。今回は誕生日のサプライズのエピソードがじつにイイ!(かーず/「かーずSP」管理人)



『ねじまきカギュー』中山敦支(集英社)【Amazon
ハッピー・エンドとは判断しきれない決着に対し、いろいろ言いたいことも出てくる。が、その点を含め、意欲的な作品であったと思う。(男女のパワー・バランスを逆転させてはいるが)あくまでも学園を舞台にしたバトルものである、という様式性と限界とをギリギリまで追求してみせた(森田真功/ライター、ブログ「Lエルトセヴン7 第2ステージ」管理人)
最終巻。個性、愛、かわいさと恐怖、すごい勢いで走り続けた作品だった(soorce/オヤジマンガ系ブロガー)
究極の愛の戦いを描いた壮大な物語が、とうとう完結……感無量としか言えません……(宮本直毅/ライター)

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『BL作家の勝負飯』青井れん ほか(ふゅーじょんぷろだくと)【Amazon
「BL作家の勝負飯」がテーマのアンソロジー。勝負飯というか、修羅場飯というほうが正しいような。胃にやさしいものや、がっつり系などを予想して読み始めたので、すっぱいものを食べたくなるいう人が複数いらしたのは予想外。ドリンク剤の話題もチラホラ。「お体お大事に」と声をかけたくなる1冊でした(白峰彩子/書誌屋)

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『Z ~ゼット~』相原コージ(日本文芸社)【Amazon
キューバ映画『ゾンビ革命』のように、ゾンビ・アウトブレイク後の日常風景にゾンビが溶け込んでいる。人類はただの避難者ではなく、あいかわらず生活は存在。その土地固有の土着性にローカライズされた「ドメスティック・ゾンビ」感がハンパない(加山竜司/フリーライター)

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『まじもじるるも 放課後の魔法中学生』渡辺航(講談社)【Amazon
過酷な状況に立ち向かった第2部を経て、日常へと帰ってきた第3部。苦難の多かった前主人公・るるもが、今では幸せな日々を過ごし、現主人公を導く立場になったことは、シリーズのファンとして感慨深いものがあります(ナデガタ/漫画感想ブログ管理人)
もともと本編は綺麗に完結した『まじもじるるも』が、アニメ化に合わせて再連載開始。これまでのシリーズの続きでもありながら、完全新作としても楽しめる工夫が凝らされています。渡辺航先生の描く女の子は、やっぱりひたすらかわいい!(ササナミ/ブログ「雑食商店街3373番地」管理人兼書店員)



『同級生のマッチョ君』小堀真(講談社)【Amazon
読み切りで読んで以来、ずっと爆龍砕くんの虜です。個人的に2014年の3指に入るギャグマンガ(太田 和成/あゆみBOOKS五反田店 コミック担当)
完全に出落ちなおだが、毎回インパクトと強引な筋肉ネタで笑わせてくれる(soorce/オヤジマンガ系ブロガー)

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『ナナとカオル Black Label』甘詰留太(白泉社)【Amazon
ついに完結! SMの本当の楽しみ方を教えてくれた名著!(稀見理都/エロマンガ家インタビュアー)



『ソラミちゃんの唄』ノッツ(芳文社)【Amazon
宅録少女と愉快な仲間たちが織り成す、ゆる~い日常系4コママンガとして展開しつつ、音楽とは、表現とは何かということも含みこませた1巻は、心を揺さぶられた傑作でした。キャラクター全員に訪れる環境の変化と、直面する現実、そしてそれぞれの新たな出発をちゃんとストーリーとして描ききり、爽やかに円満な終わりを迎えた本巻も、すばらしい内容でありました。より成長のストーリーとしての色合いが濃くなり、幸せな時間の続く日常系4コマ、という枠組みからも少々踏み出した感もあります。終わってしまうのは悲しいのだけれども、それと同じくらいに晴れやかさもひとしおです。掛け値なしに心に残る作品でした(さすらい/ブログ「(怒りの以下略)」管理人)

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『鎌倉ものがたり スペシャルセレクション 心の迷い路~妖し愛し鎌倉』西岸良平(双葉社)【Amazon
夏コンビニの定番であります。何度読んでも荒唐無稽・意味不明、でもその強引さがたまらなくおもしろい(東雲騎人/イラストレーター)



『ちとせげっちゅ!!』真島悦也(竹書房)【Amazon
永遠に続くかと思った暴走少女コメディも、ついに完結。全く変わらない光景を続け続けたけど、それがおもしろかった。これほど「おつかれさまでした」が似合う作品もなかなかない。10巻続く4コママンガ、なかなかないですよ(八戸/4コマレビューブログ「素晴らしい日々」管理人)

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