『スピリットサークル』水上悟志(少年画報社)【Amazon】
■昨年の「このマンガがすごい!」の誌面で「名作の予感」と書いたが、3巻で確信に。(卯月鮎/書評家・ゲームコラムニスト)
『たぶん惑星』粟岳高弘(一迅社)【Amazon】
■今巻で急に完結しちゃってビックリしまして。もっとおもしろくなりそうだったのに。すこしふしぎ・スク水・昭和の風景と、ある層にはたまらん作品でした。(久芳俊夫/セレクトショップ・BEAMS"MANGART BEAMS T"レーベルディレクター)
『近づいたり 離れたり』水元ローラ(幻冬舎コミックス)【Amazon】
■水元ローラ、デビュー10年目の初コミックス。宝島社『キスのその先』もお勧め。(奈良崎コロスケ/フリーライター)
『ちちびっち』ピエ~ル☆よしお(ワニマガジン社)
■おっぱいが大きくエロい娘を嫌いな男がいるだろうか、いやいない。喜々として男性の上で腰を振る美少女たちのおっぱいは、肉厚で柔らかな極上の素材。「純真さ」と「ビッチ」など随所に光るギャップ萌え要素が魅惑的な味わいを演出し、まさに三ツ星に相応しい仕上がりとなっております。(エロ上司/とらのあな 商品課バイヤー)
『ハニー』目黒あむ(集英社)【Amazon】
■ニヤつかせっぷりが尋常じゃなかった。主人公カップルが一段落したと思ったら、今度は脇役が盛り上げる、終始淀みなく紡がれる恋愛模様を存分に楽しむことができました。(いづき/ブログ「オトコでも読める少女マンガ」管理人)
『ピンポン』松本大洋(小学館)【Amazon】
■(アニメ化のため)大きいサイズで再発されて最高に気持ちよかった。(JxSxK/アイドルプロデューサー)
『藤子・F・不二雄大全集 名犬ラッシー』オリジナルテレビスペシャル「名犬ラッシー」(作)藤子・F・ 不二雄(画)(小学館)【Amazon】
■「藤子・F・不二雄大全集」の記念すべき完結巻! “別巻”の刊行はまだあるが、2009年7月からスタートした同全集の歴史的完結は非常に感慨深いし意義深い。(稲垣高広/ブログ「藤子不二雄ファンはここにいる」管理人)
『プロチチ』逢坂みえこ(講談社)【Amazon】
■発達障害の男性が主夫になる、との題材が興味深く、ほのぼのしながら示唆に富んでいる。この巻以降は掲載媒体が変わるようだが、引き続き追いたい。(和智永妙/ライターときどき編集)
『まいてはいけないローゼンメイデン』PEACH-PIT(企画・原案)/ちょぼらうにょぽみ(画)(集英社)【Amazon】
■先だって完結した『ローゼンメイデン』派生作。かの『あいまいみー』作者が描いてると言えばその上級者向けっぷりがおわかりだろうか。グアム旅行のチケットが当たった真紅たちが「留守中に火付けされたら困る」と言い出し、水銀燈とめぐのいる病院を打ち壊しにきて逮捕されるエピソードが秀逸!(宮本直毅/ライター)
『もぐささん』大竹利朋(集英社)【Amazon】
■突飛な現象や世界観もなく、ものすごい時間経過もないないのに、これだけエキサイティングにほっこりさせてくれるもぐささん……愛らしいふたりの心象風景のやりとりにニコッリしちゃいます。(あきやまかおる/声優・グラフィックデザイナー)
『名探偵マーニー』木々津克久(秋田書店)【Amazon】
■オカルティックな事件はいっさいないのに、人間の裏側にある心理を描くことで奇怪さを見せる、という軸をまったくブレさせずにオムニバスを続けていることに、毎回驚かされる。(たまごまご/ライター)
『湯神くんには友達がいない』佐倉準(小学館) 【Amazon】
■『ワタモテ』などと同じ、いわゆる「残念系」ジャンルなのだけど、登場人物全員のズレっぷりが絶妙で、同ジャンルの中で今いちばん好ましく読んでいる作品。人気上昇中のようだけど、もっとメジャーになってほしい。(後川永/ライター。主にマンガ、アニメのお仕事)
『リューシカ・リューシカ』安倍吉俊(スクウェア・エニックス)【Amazon】
■空想を暴走させるリューシカ、まさにコミック本来の女帝である。(辻真先/推理作家・アニメ脚本家)
『Levius -レビウス-』中田春彌(小学館)【Amazon】
■左開き横書きの国産マンガとして、バンド・デシネが気になっている読者の背中を押すことができる作品。(山内康裕/「マンガナイト」代表)
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