最近流行のあのワードから、おすすめのマンガをランキング形式で紹介する「編集部が勝手に選ぶ」シリーズ。
今回のテーマは“温泉デート”
毎年恒例のリア充とチョコレート業界のための一大イベント、バレンタインデーがやってきました!
昨年は恋する乙女たちのために、告白編として、「甘酸っぱい告白」マンガ特集を開催しましたが、今年はさらにステップアップ! 恋人編として、ちょっとエッチ(!?)な「温泉デート」マンガを特集しちゃいますっ。
温泉といえば、身も心も開放される場所。そこにカップルが訪れるということは……いまエッチな想像をしちゃったアナタ、正解かも……!?(いやん♥)
だってほら、バレンタインのあとに続くのは、当然こんな展開ですよねっ!(きゃっ!)
バレンタイン? はあ? リア充爆発しろ!っていうアナタは、とりあえず妄想で楽しむってことで★
第1位 年上イケメンと温泉旅行で初エッチ!?
『三神先生の愛し方』相川ヒロ
『三神先生の愛し方』第1巻(既刊2巻、以下続刊)
相川ヒロ 講談社
「別冊フレンド」で連載中
※最新第3巻は、2016年夏頃発売予定!
容姿端麗、頭脳明晰、実家はお金持ち。お隣さんで、昔から家族ぐるみで仲のよい三神惣介(25歳、あだ名は惣ちゃん)。そんな女子ならば誰もがうらやむ理想の男性に愛される相原なつめ(16歳)は、その過剰な溺愛ぶりにちょっとうんざりしていました……。(なんとぜいたくな!)
惣ちゃんは、なつめが好きすぎて、養護教諭としてなつめの通う高校に就職。そう、これで2人はずっといっしょにいられるのです。
過激なスキンシップつきで、毎日愛の言葉をささやかれたなつめは、惣ちゃんへの恋心に気づきます。そして2人はおつきあいをすることに。さっそくなつめを温泉に誘う大人な惣ちゃんに対し……恋愛初心者のなつめは、「なにがあっても惣ちゃんから指一本触れちゃダメ。」という約束をとりつけたうえで、OKします。
なつめに触れないと約束したものの、温泉宿に着き、浴衣に着がえたなつめを前にして、惣ちゃんは我慢の限界! 浴衣の帯をほどいて、エッチ突入!? はたしてなつめはどうする!?
体の芯まで愛されちゃう!?
第2位 温泉で2人の距離は急接近!
『狼陛下の花嫁』可歌まと
『狼陛下の花嫁』第4巻(既刊13巻、以下続刊)
可歌まと 白泉社
※最新第14巻は3月4日発売予定!
父親に「割のいい仕事がある」とそそのかされて、なんと国王陛下・珀黎翔(はく・れいしょう)の“花嫁”を演じることになってしまった夕鈴(17歳)。
冷徹なふるまいから、「狼陛下」と恐れられる黎翔ですが、実際に彼に会ってみると……優しくておっとりしている「子犬陛下」で!?(あれ? なんだか話と違う!?)
そう、じつは彼はお仕事モードのときと、オフのときで性格がまったく変わる「二面性」の持ち主なのでした。
彼の二面性(読者的にはギャップ萌え)に振りまわされながらも、自分を守ってくれる陛下の漢気と優しさに、だんだん惹かれていきます。
とはいえ、相手は国王陛下で、想いが通じあうなんてことがあるわけないと、夕鈴は自分の気持ちを胸に閉じ込めてしまいます……。
なかなか距離が縮まらない2人ですが、第3巻では保養のために王家専用の離宮へ赴くことに。あまり気乗りしていないような陛下はさておき、夕鈴はひとり温泉巡りします。慰安旅行のはずなのに、別々に行動する2人。しかも夕鈴はその間に、陛下つきの女官たちに陰口を叩かれたり、無視されたりと、散々な目にあいます。
しかーし、その夕鈴の居心地を悪くしている元凶を、陛下がかっこよくとっちめてくれるのです! 狼モード全開で、大衆の面前で「大切な妃」と明言する陛下。いやー、素敵!
2人の心の距離がぎゅっと縮まった温泉旅行。いろいろと苦難はありましたが、終わりよければすべてよし?
至近距離で心臓バクバク
第3位 えっ! 先生といっしょのお布団で寝るの!?
『センセイ君主』幸田もも子
『センセイ君主』第8巻(以下続刊)
幸田もも子 集英社
昨年実写映画が大ヒットした『ヒロイン失格』でもおなじみの幸田もも子先生が描くヒネクレ教師×おバカなJKのラブコメディ『センセイ君主』。
前作『ヒロイン失格』に登場するイケメンキャラ・弘光くんのお兄さんがヒロインのお相手役なのも、ファンにはうれしいかぎりです。
告白7連敗中の女子高生・佐丸あゆは(あだ名はさまるん)は、無謀にも難攻不落のイケメン教師・弘光先生に恋をします。最初はあゆはのことを大多数の生徒のうちのひとりとしか見ていなかった弘光先生ですが、あゆはの猛烈な(おバカかわいい)アプローチに陥落しちゃいます。そしてひっそりと2人のおつきあいはスタート。
第8巻では、弘光先生に日頃の疲れを癒してもらうために、さまるんがサプライズバースデー温泉旅行を企画。本心ではイチャイチャしたいと思いながらも、ぐっとこらえて、先生に触れるのを我慢します。(本来それは男性がするべき我慢のような……?)
ひとりで大浴場に行って帰ってきたさまるん。先生を待たすまいと、急ぎすぎて髪がびしょびしょのまま戻ってきたさまるんに、先生が優しくドライヤーで髪をかわかしてくれます。これぞ至福のひととき! こんな甘酸っぱい温泉デートは、学生時代にしか味わえないかも?
いつもとは打って変わって控えめなさまるんを、いつになく甘やかす先生。このあと2人は同じお布団に入って、チュー!? できたのかどうかは、単行本でおたしかめください!
幸田もも子先生のインタビューはコチラから!
『センセイ君主』第3巻と第6巻の「日刊マンガガイド」も公開中!
いつもと違う雰囲気の先生にドキドキ