1年365日、そのどれもが何かの記念日です。

そんな「きょうは何の日？」にちなんだマンガを紹介するコラムが「きょうのマンガ」コーナー。
毎日、その日が始まる午前0時ちょうどに更新されている「このマンガがすごい！」の人気コーナーです。この記事では、2014年に配信された「きょうのマンガ」から、この1週間の「きょうのマンガ」をまとめて紹介しちゃいます！
もちろん、毎日の「きょうはなんの日」は、今までどおり、日々更新していきますよー。

それでは、8月10日から8月16日までの「きょうのマンガ」をどうぞ！

8月10日～8月16日の「きょうのマンガ」

8月10日　全米女子アマチュアゴルフで日本人が初優勝した日

『集英社文庫 ライジングインパクト』第1巻
鈴木央 集英社 \690+税

「週刊少年マガジン」で『七つの大罪』を好評連載中の鈴木央先生の連載デビュー作は、ゴルフマンガでした！
一度は打ち切りとなった本作ですが、熱心のファンの声によって、なんと3カ月後には続編が連載開始！　『七つの大罪』で鈴木先生のファンになった方にも、ぜひ読んでいただきたいです。

8月11日　ガンバレの日

『男水！』第1巻
木内たつや 白泉社 \429+税

1936年8月11日のベルリン五輪、女子水泳200m平泳ぎ決勝、日本中に、老若男女の「ガンバレ！」の声援がこだましました。この日に見事金メダルを獲得した前畑秀子選手、そしてその72年後の同じ日に、北島康介選手が北京五輪・男子100メートル平泳ぎで金メダルを獲得。
なんだか8月11日は、水泳にゆかりがある？　ということで、高校男子水泳部の青春ドラマを描く『男水！』を紹介します。水泳アニメ『Free！』も大ヒットしたことですし、やっぱり水泳男子の筋肉に萌える女子は多い!?

8月12日　IOCが南アフリカ共和国をオリンピックから追放した日

『MASTERキートン 完全版』第4巻
浦沢直樹（著）勝鹿北星/長崎尚志（脚） 小学館 \1,238+税

8月11日に引き続き、またもオリンピックにかかわる記念日ですが、8月12日は「IOCが南アフリカ共和国をオリンピックから追放した日」というちょっと悲しい記念日。
紹介する『MASTERキートン』には、南アフリカ出身のタクシードライバーが登場するのですが、彼がキートンと出会った日を「特別な日」と呼ぶ理由に泣かされます。

8月13日　左ききの日

『クロスドミナンス』
小橋ちず 幻冬舎 \619+税

8月13日「左ききの日」に紹介するのは、“左利き優遇社会”が舞台となっているオムニバス短編集『クロスドミナンス』。
親が強制的に左利きとしてしつける「偽造手」問題、左利きエリートへの憎しみ、また「利き手差別」をなくす社会運動など、日本では想像しづらいシチュエーションが登場するのがおもしろい！

8月14日　漫画家・谷口ジローの誕生日

『小学館文庫 犬を飼う』
谷口ジロー 小学館 \457+税

この日は、『孤独のグルメ』（原作：久住昌之）などでも知られる漫画家・谷川ジローの誕生日。
そんな谷川ジローの実体験をもとになっている『犬を飼う』は、子どものいない夫婦が愛犬の死を看取る数日間が描かれています。『星守る犬』などが好きな方には、とくにおすすめです。

8月15日　終戦記念日

『凍りの掌 シベリア抑留記』
おざわゆき 小池書院 \1,238+税

1945年8月15日に、日本はポツダム宣言を受諾し、天皇陛下による玉音放送によって、全国民に日本の降伏が伝えられました。
この日に紹介する『凍りの掌』には、終戦を機にソ連の捕虜となった主人公一行がシベリアへと送られ、各地の収容所を点々としながら強制労働に従事する姿が描かれています。終戦から70年がたったいま、戦争を知らない若い世代の人でも胸に迫る物語です。

8月16日　女子大生の日

『ハルロック』第1巻
西餅 講談社 \560+税

日本初の女子大生が誕生したのが1913年8月16日だったため、8月16日は「女子大生の日」とされています。
主人公は、理数系の電子工作マニアである女子大生・向坂晴（さきさかはる）。彼女の電子工作に対する熱い情熱、マニアックな実験に、いまはなき“理系女子”ブームのことをちょっと思い出しました。