SFからファンタジー、そして美少女とオトコ心をくすぐる作品が多数ランクイン! 夏を満喫した人も、どこへも行けなかった人もランクインした作品を読んで、少年の心をとりもどそう! 「このマンガがすごい!WEB」も読者のみなさまのおかげでオープンから3カ月を迎えます。はからずも当サイトの「日刊マンガガイド」で取り上げさせていただいた作品が、10作品中なんと9作もランクイン! 興味を持った方はそれぞれの「日刊マンガガイド」もチェックしてください!!
第1位 (134ポイント)
『ムシヌユン』 都留泰作
『ムシヌユン』
都留泰作 小学館
昆虫博士を目指し、友人もなくひとり孤独に院浪を続ける上原秋人。浪人生活に困窮し、実家がある沖縄の与那瀬島へと戻ったものの、実の家族からもつきはなされ、途方にくれる上原。国内で唯一“タンゴ星団大流星群”が見られる島としてにぎわう故郷を最低な気持ちでさまよう上原は、見たこともない虫に出会い、異常な性欲とまるで昆虫のように改造されたアレを授けられる……。
なんとも形容しようがない、独特の世界観にグイグイ引き込まれる読者が多かったようです。
オススメボイス!
■日常世界とSF、正常と異常の境目のあいまいさを感じつつ「物語」に心を絡め取られるようなドラッギーな感覚がたまりません!(粟生こずえ/編集者・ライター)
■亜熱帯のエロバカ昆虫ハードSFホラーミステリー(推定)。すごい物語が始まったことは間違いない、たぶん(KT./漫画と装丁のブログ「良いコミック」管理人)
■なんとも奇天烈。マジなのか冗談なのかよくわからない。ただ妙にひっかかる。オビが諸星大二郎というのもしっくりくる(竹下典宏/まんだらけコンプレックス店長)
「日刊マンガガイド」でのご紹介は、コチラ!!
第2位 (104ポイント)
『ギガントマキア』 三浦建太郎
『ギガントマキア』
三浦建太郎 白泉社
生態系が激変した未来の世界。不思議な美少女・風炉芽(プロメ)と戦士・泥労守(デロス)は砂漠で亜人族(ミュー)に出会い、彼らのあがめる「神」を奪いに来る帝国の巨人と戦う。
『ベルセルク』の三浦健太郎が満を持しておくるSFファンタジー。泥労守のまっすぐでたくましいプロレス的なファイトスタイルは、しっかりオトコマンガしています。
オススメボイス!
■文句なしの一冊。決して連載ペースが早くない『ベルセルク』を休んでまで描いただけあって作品の密度はハンパじゃないですね。ビジュアルといい世界観といい、『ベルセルク』ファンなら絶対満足できる作品です(いけさん/ブログ「いけさんフロムエル」管理人)
■血湧き肉躍る肉弾マンガの新たな地平。プロレス愛というよりも、プロレス的ロジックへの偏愛を感じた(大西祥平/マンガ評論家)
■2014年、マンガをはじめとする娯楽全部に対する三浦建太郎からの答えがコレってくらいの渾身の作。文字どおりの「このマンガがすごい!」。マンガはまだまだすごい(すけきょう/ポトチャリコミック管理人)
■男子をみなぎらせるロマンがこの作品にはてんこもりでした!(宮川元良/恵文社バンビオ店 店長)
「日刊マンガガイド」でのご紹介は、8月24日更新予定!!
第3位 (96ポイント)
『かつて魔法少女と悪は敵対していた。』 藤原ここあ
『かつて魔法少女と悪は敵対していた。』
藤原ここあ スクウェア・エニックス
悪の組織の参謀・ミラが、魔法少女の深森白夜と出会い、一目ぼれしてしまったことから始まる禁断の恋愛。
悪と正義という禁断の恋と、びっくりするぐらい不幸な魔法少女・白夜に萌える人が続出!
オススメボイス!
■究極にかわいい「魔法少女」と彼女にメロメロな「悪」の姿に、ニヤニヤしすぎて私の頬肉がつりました(笑)。このラブコメは国宝級です!!(りる/感想系ブログ『空夢ノート+』管理人)
■賛否両論あるかと思いますが、個人的にあのギャグセンスはツボ。キャラもカッコイイし、カワイイし。これから主人公を取り巻くキャラたちがどのように絡んでくるのか楽しみ!(福丸泰幸/喜久屋書店漫画館京都店店長)
■「魔法少女と悪の参謀が正しく殺し愛(あ)う」4コママンガ。前作『妖狐×僕SS』のようなシリアスを求めている人も多く、好き嫌いが出ていますが、それはそれ、これはこれ。天然かつ不憫すぎる魔法少女に悪の参謀といっしょになって悶えまくりです(にせレスラーM/「とらのあな」MD課 コミック担当)
「日刊マンガガイド」でのご紹介は、コチラ!!