第8位 財閥令嬢はツンデレぼっち!?
『おいちぃってゆってよ。』七竈アンノ
『おいちぃってゆってよ。』第1巻(以下続刊)
七竈アンノ 日本文芸社
主人公である財閥のお嬢様・銀月蕀(かがみいばら)は、クラス内で浮いている存在のツンデレぼっち。 本当はみんなと仲よくしたいのに、ついつい高飛車な態度をとっちゃうんです。
あるとき蕀の前に、吸血鬼・ドロクロワが現れて、蕀の血を吸ったとたん、「マッズゥ!お前の血、マズすぎ!!」と言ってきて……。(残念!)
血がマズいのは、女の魅力が足りないから!?
ここで星名くんに好きになってもらいたい蕀と、蕀の血をおいしくしたいドロクロワの利害が一致! 2人はタッグを組むことに!
蕀が魅力的な女の子になって、星名くんとつきあえる未来は訪れる!?
星名くんの幼なじみ・さくらちゃん(巨乳美女ですっ)も強力なライバル。女の戦いにも注目です!
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第9位 社会人が人形とおしゃべり!?
『対人関係断絶系少女改』まことじ
『対人関係断絶系少女改』第2巻
まことじ
タイトルどおり、対人関係断絶中の2人の女の子が主人公のお話。
ひとりは、人づきあいがめんどくさくてしょうがいない仮面会社員(家では人形とおしゃべりしています!)。
もうひとりは、引きこもりアイドルオタク。暇なのでアプリゲームばかりやっていて、なんと3000万円も稼いじゃってます!(すごい!)
最初は人形をおしゃべりしている主人公にはびっくりでしたが、あまりにも自然でなんだか見慣れてきちゃいましたっ。
ちなみに主人公の妹さんはアイドルなんです。姉妹にしてこの差……つらい! つらすぎます!
「他人に嫌われたくないから、テンション高めに接する。しかしあるとき、ひとりのほうが楽だと気づく。」
そんな“ぼっち”あるあるが盛りだくさんの本作は、みなさんの共感を得ること間違いなし!?
第10位 バツイチ女性の“ひとりめし”体験
『百合子のひとりめし』久住昌之(作)ナカタニD.(画)
『百合子のひとりめし』
久住昌之(作)ナカタニD.(画) 復刊ドットコム
30歳バツイチの天然系美女・百合子の“ひとりめし”を描いた作品。
同作者の代表作『孤独のグルメ』の女子版ですっ。
結婚して以来、ひとりで外食をしたことのない百合子にとって、サラリーマンばかりの定食屋で“ひとりめし”をするのは、けっこうハードルが高い!?(ぼっちはつらい!)
動物園のフードコートで、ひとりできているのに、ビールの数を聞かれて「2つ」と答えてしまう百合子。(いたたまれない!)
そんな百合子のちょっとさびしい(?)“ひとりめし”放浪記を楽しみましょう!
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番外編 地球の命運はひとりの中学生の手に!?
『ひとりぼっちの宇宙戦争』 藤子・F・不二雄
『藤子・F・不二雄大全集 SF短編』第1巻
藤子・F・不二雄 小学館
主人公・鈴木太郎は空想的なことが大好きないたって普通の中学生。(まさに名前のとおりですねっ!)
そんな彼が、どういうわけだか、地球すべての運命をかけて、ハデス星と戦う宇宙戦争の戦士に選ばれてしまいます。(こんな平凡な子でいいの!?)
太郎はいったいどんな敵と戦うことになるのかというと……なんと、太郎の相手となるハデスの代表は、太郎の能力をコピーしたロボットでした! 意外にハデス星は、公平性があるんです!
とはいえ、ここから太郎には孤独な戦いが待っています。はたして太郎と地球の運命は!?
ある意味、世界一、いや、宇宙一応援したくなる“ぼっち”マンガですっ。