第4位　好きな人がいる幼なじみに告白……失敗、でも!?

『隣のあたし』南波あつこ

『隣のあたし』第3巻（※全10巻）
南波あつこ 講談社

中学3年生の女の子・仁菜は、隣のマンションに住むひとつ年上の高校生・京介のことが好き。
京介の彼女になることを夢見る仁菜は、ある日、京介が野球部のマネージャー・結衣子とキスしている現場を目撃しちゃいます。（ショック！）

自分の気持ちを伝えるために、勇気をふりしぼって、京介に告白する仁菜。そんな仁菜に、京介はいきなりキスしようとして、拒否されます。（当然ですっ！）
仁菜にキスを拒否された京介は、「おまえのこと、そういうふうに見れない」なんて言ってきて……。（ひどい！）
結局京介はその後、結衣子とつきあいます。
落ち込む仁菜ですが、クラスメートの三宅くんが優しくしてくれて……新たな恋の予感!?

最後に仁菜はどちらの「隣」を選ぶのか、最終巻まで目が離せません！

第5位　“両想い”の先は……？　はじめてだらけの毎日にドキドキ

『日々蝶々』森下suu

『日々蝶々』第4巻（既刊9巻。以下続巻）
森下suu　集英社

主人公は、学校一の美少女・柴石すいれん。（名前もかわいい！）
あまりにもかわいいので、あだなは高嶺ちゃんですっ。

いつも自然と周囲の視線を集めてしまうすいれんは、自分のことを全然見ない空手部の男子・川澄のことが気になります。
そんな2人が、だんだんとお互いを知るようになって、惹かれあっていくのです。

読者からすれば、両想いになってからが、もうじれったくてじれったくて。
でも初々しいすいれんと川澄は、ゆっくりゆっくり恋心をふくらませていきます。 しかし4巻にしてついに、すいれんが川澄に想いを伝えるのです……！
読んでいて恥ずかしいくらい甘～い雰囲気の2人に、にやにやしちゃってください。

『日々蝶々』森下suu先生のインタビュー【前編】【後編】も絶賛公開中！

第6位　きらきら笑顔の彼にひとめぼれ！

『君がオリオン』後藤みさき

『君がオリオン』第2巻（全2巻）
後藤みさき　小学館

主人公・すみかが転入先の学校で最初に出会ったのは、笑顔がまぶしい男の子・燿ちゃん。しかも彼、生徒会長でした！
燿ちゃんに生徒会に誘われたすみかは、もちろん入会！　一緒に過ごす時間が増えたすみかは、自分のなかに芽生えた燿ちゃんへの恋心をはやくも自覚します。

しかし、じつはすみかは、いつの間にか燿ちゃんの遠距離恋愛中の彼女・湊に偶然出会っていました。しかも出会ってすぐに意気投合。
文化祭当日、燿ちゃんに告白しようとしていたすみかですが、結局燿ちゃんと湊の背中を押すことに。（いい子だぁー！）

それでも燿ちゃんへの気持ちが変わらないすみかは、しばらくして、校舎の廊下でごく自然に「好き」と気持ちを伝えます。
すみかの初恋の行く末はもちろんですが、ぜひさわやかすぎる告白に注目して読んでください！

第7位　幼なじみから恋人になるのって難くない!?

『ちっちゃいときから好きだけど』春木さき

『ちっちゃいときから好きだけど』第1巻（既刊3巻。以下続巻）
春木さき　講談社

少女マンガのヒロインが好きになるイケメンというと、運動部が多いですが、今回登場する男の子は美術部！
さらに、沖縄の高校が舞台というのも、ちょっと珍しい設定ですよねっ。

本作のヒロイン・つばさは、幼稚園からの幼なじみ・翔（しょう）のことが大好き。ずっと一緒にいたから、もちろん両想い……じゃなかった!?
じつは、翔は美術部の先輩が好きみたいで……。
それでも翔のことをあきらめないつばさですが、そんななか、翔が先輩とデートの約束をし、待ち合わせ場所で先輩の彼氏と鉢合わせるという急展開に。結局買い物は中止になったみたい。（告白前に失恋!?）

つばさは、そんな翔に長年の想いを告白！　一度は冗談だと流されてしまったけど、2度目の告白で本気をアピール！　2人は晴れてつきあうことになります。
でも、翔ってほんとうにつばさのことが好きなの!?
恋人同士になっても今までと態度が変わらない翔に、もどかしさを感じるつばさの心境は、まさに恋する乙女ですっ。