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【真央ちゃんありがとう】氷上のアーティストたちが魅せる! “フィギュアスケート”マンガベスト10 【このマンガがすごい!編集部が勝手に選ぶ】

2017/04/11


第8位 スケートも恋もライバル!

『アイスノオト』みづき水脈

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『アイスノオト』第1巻(既刊2巻)
みづき水脈 講談社

Jr.世界選手権で優勝したこともある天才スケーター・桐山和也にひと目ぼれ、釧路から単身で上京し、スポーツ名門校・名誠学院へ入学した女の子・八神さつきは、憧れの和也に再会します。
しかし彼は、事故による怪我のため、スケート選手を引退していました……。

ショックを受けるさつきですが、ひょんなことから和也はさつきの専属コーチをしてくれることになり、さつきはどんどんスケート技術が上達!
名誠学院スケート部のエースにして、全日本Jr.スケート選手権の覇者・喜戸玲奈先輩のライバルとして頭角を現します。
それに……玲奈も和也のことが好きみたい。2人は氷の上だけでなく、恋のライバルでもあるんですっ。(性格にはやや難ありですが、和也はモテます!)

全日本Jr.スケート選手権初出場のさつきは、絶対的な女王・玲奈に勝つことができるの!?
そしてもうひとつの戦い……和也をめぐる恋のバトルを制するのは!?



第9位 マンガでしか見られない(!?)5回転半ジャンプ!

『ブリザードアクセル』鈴木央

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『ブリザードアクセル』第1巻(全1巻)
鈴木央 集英社

アニメも絶賛放送中の冒険ファンタジー『七つの大罪』で知られる鈴木央先生が描く熱血フィギュアスケートマンガ。 フィギュアスケートマンガのなかでは珍しい少年誌「週刊少年サンデー」で連載されていた作品です。
ちなみにタイトルの「ブリザードアクセル」とは、5回転半ジャンプのことを指します。

両親から見放されて育ってきたため、とにかく目立つことが生きがいである少年・北里吹雪は、フィギュアスケートを始めるやいなやすぐに4回転半ジャンプを成功させてしまいます!(すごい!)
観衆から注目を浴びることに快感を覚えた吹雪は、どんどんフィギュアスケートにのめりこんでいきました。

簡単に4回転半ジャンプが跳べたり、あげくの果てには5回転半まで成功!?
吹雪を筆頭に、登場人物たちの身体能力がちょっと現実離れしてはいますが、ジャンプの種類、技などが詳細に説明されているので、フィギュアスケートをあまりよく知らないという方でも楽しめます。



第10位 悲劇のスケーターたちが贈るフィギュアスケートロマン

『ワン・モア・ジャンプ』赤石路代

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『ワン・モア・ジャンプ』第1巻(文庫版全5巻)
赤石路代 小学館

第39回「小学館漫画賞」を受賞した、明石路代先生の力作。
父の死を機に、双子の兄・皇と帝は、ペアを組んで全日本ジュニア選手権に出場し、息ぴったりのすばらしい演技を披露します。 しかし、その直後に皇は事故で亡くなってしまいます……。(な、なんてこと……!)

そんな傷心の帝の前に、突然帝の兄だと名乗るロシア人と日本人のハーフ・トーマが現れて!?
フィギュアスケート大国・ロシアでも50年にひとりの逸材だと言われているトーマですが、足を怪我してしまい選手生命を絶たれてしまいました。しかし、帝の才能を見初めてコーチをしてくれることになります。
トーマの指導によって、トリプルアクセルや4回転ジャンプまで跳べるようになっちゃう帝は、しだいにトーマを「兄」としてではなく、ひとりの「異性」として意識するようになっていきました。
しかしある時、帝に最大の悲劇が訪れてしまうのです……。トーマが急性白血病にかかってしまいます。いったいこの先2人はどうなってしまうの!?

帝、トーマ、そして帝のライバルたちの人生は波乱万丈。そんな悲劇のスケーターたちが、「ロミオとジュリエット」「アヴェ・マリア」といった名プログラムを演じる姿は、各キャラクターの人生背景が見えてくるようで、よりいっそう涙を誘います。
トーマと帝の未来がどうなるのか、そしてスケーターとしての帝の集大成は!?
その結末は、単行本でおたしかめください。
ちなみに、帝はシングルとペアで2回もオリンピックに出場します。2競技を楽しめるなんて、贅沢ですよねっ。

番外編その1 主役は正反対の2人の男子フィギュアスケーター!

『プラチナソナタ』森田富士

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『プラチナソナタ』
森田富士 小学館

スケートが大好きで天性のスケートセンスを持つ男の子・輝は、経済的な理由で選手になることをあきらめていました。(フィギュアスケートは何かとお金がかかるんですっ)
そんな輝と、日本の未来を担うエリートスケーター・和泉、そして輝の幼なじみの女の子の3人の出会いが、それぞれの人生を大きく左右することに……。

ある日、和泉が練習していたプログラムを真似した輝の滑りを見た和泉のコーチは、輝にも一緒にレッスンを受けないかと誘ってくれました。
コーチは、技術はあるけれど、表現力が足りないといわれている和泉と、正反対の輝がいっしょに練習することで、お互いの長所を吸収できればと考えたのです! 2人がペアプログラムに挑戦することになりますが……。

3話完結とハイスピード展開の本作が迎える感動のフィナーレとは!?



番外編その2 前人未到の4回転半ジャンプに挑む!

『氷上のクラウン』タヤマ碧

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『氷上のクラウン』第1巻(既刊2巻、以下続刊)
タヤマ碧 講談社

「アフタヌーン」2014年5月号に掲載され大反響を呼んだ読み切り『氷上のクラウン ~Final Judge~』が連載化!

ジャンプが大好きな主人公・麻生優馬は、まだだれも跳んだことがない「4回転半ジャンプ」を夢見て、日々練習に励んでいます。
そんな優馬の目下のライバルは、ひとつ年上の日本ジュニアチャンピオン・遠野いぶき。

はたして優馬は「4回転ジャンプ」を跳べるようになるのか、年の近いライバルたちとの熱戦に注目です!



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