第7位(36ポイント)
『月影ベイベ』 小玉ユキ
『月影ベイベ』
小玉ユキ 小学館
富山県富山市八尾町に生まれ育った佐伯光は、伝統芸能「おわら」を心から愛する高校生。東京からの転校生・峰岸蛍子が、誰もいない教室で完璧な美しいおわらを踊っているところを目撃する光。美人だが無愛想な蛍子は、どうやら「おわら」に対して複雑な思いを抱えているようで……。
「このマンガがすごい!2014」の「オンナ編」ランクイン作品、3巻に入って少しずつ明らかになっていく蛍子の秘密が、男性読者からも注目されているようです。
オススメボイス!
■蛍子ちゃんの私服がかわいかったのでとてもよかったです(小並感)。ストーリーもドライブかかってきた感じで◎(久芳俊夫/"MANGART BEAMS T"ディレクター)
■一ファンの中年男性の率直なボヤキですが、「俺は円おじさんは好かねぇ」(嫉妬有り)です(もみちゃん/大手インターネットカフェ コミック担当)
小玉ユキ先生のインタビュー記事(前編)は、コチラ!
小玉ユキ先生のインタビュー記事(後編)は、コチラ!
「日刊マンガガイド」でのご紹介は、コチラ!
第8位(34ポイント)
『キュビズム・ラブ』 松本テマリ(著)芝村裕吏(作)
『キュビズム・ラブ』
松本テマリ(著)芝村裕吏(作) KADOKAWA/エンターブレイン
主人公のノリコは、陸上の試合に向かう途中の交通事故で身体を失い、脳だけの「黒い箱」という姿になってしまった少女。主治医である篠田誠志郎と心を通わせていくものの、彼の技術を狙う組織の思惑で、ノリコは連れ去られてしまう。誠志郎はノリコを探し出すことができるのか!?
“相手がどのような姿になっても愛することができるのか?”という永遠の命題に、奇抜な発想で挑んだ、SFラブストーリー。そのクライマックスは、やはり話題となったようです。
オススメボイス!
■箱になった少女と主治医という奇抜な設定なのに、純愛を作り上げたストーリーと、端的かつ美麗に状況と心情を描ききった作画力に、全力で脱帽した完結編。このコンビでまた読んでみたいと思わせる力がありました!(りる/感想系ブログ「空夢ノート+」管理人)
第9位(28ポイント)
『カレは女とシたことない。』 都陽子
『カレは女とシたことない。』
都陽子 祥伝社
8年彼氏ナシのショップ店員・亜希子は、超人気者だった元同級生・市原とお見合いをすることに。顔よし・性格よし・センスよし……で、言うことなしのように見える市原だったが、じつは彼にはひとつだけ問題が。そう、イケメンは童貞だったのです!
「干物女と童貞男」という、主人公たちと同年代の読者には笑えない……かもしれない題材を、軽妙かつ愛らしいコメディ作品へと仕立て上げた作者のセンスに、高い評価が集まりました。
オススメボイス!
■恋愛が不得手なまま30代を迎えてしまった、社会的には駄目な大人をかわいらしく描いている。同世代は共感必至(太田和成/「あゆみBOOKS」五反田店 コミック担当)
第9位(28ポイント)
『彗星継父プロキオン』 ツナミノユウ
『彗星継父プロキオン』
ツナミノユウ 講談社
地球の平和を守るために派遣された彗星人(ミーティアン)のプロキオン。日本人男性・流星士郎の姿となって地球を訪れた彼は、離婚直後の子連れの女性と恋に落ち、彗星人の掟に背いて結婚してしまう。
プロキオンは、悪の宇宙人と戦うヒーローと、海外赴任した妻が残した継子の天川郁生の継父、ふたつの姿で今日もがんばるのだ!
「BE・LOVE」編集部によって「想像系新雑誌」を謳って刊行されている「ITAN」連載作のなかでも、まさに「異端」の作品だった本作が、見事ランクイン!
ヒーロー作品のパロディと、作者がお得意とする勘違いからのすれ違い描写、そして家族の絆という多重的な物語と、魅力的かつ多彩なサブキャラクターたちが、男女問わず支持を集めました。
オススメボイス!
■個性豊かなキャラクターたちの掛け合いが魅力。なかでも苅原先生のかわいさはダントツ!(一ノ瀬謹和/ライター)
「日刊マンガガイド」でのご紹介は、コチラ!
今回のアンケートに協力してくださった皆様方
粟生こずえ(編集・ライター)【URL】/ アキミ(ブログ「ボーイズラブを読む!」管理人)【URL】/ あきやまかおる(声優・グラフィックデザイナー)【URL】/ 麻野昌三(「わんだ~らんど」なんば店 店長)【URL】/ 旭屋書店 平田(「旭屋書店」なんばCITY店 コミック担当)【URL】/ 井口啓子(ライター)【URL】/ いけさん(ブログ「いけさんフロムエル」管理人)【URL】/ 一ノ瀬謹和(ライター)【URL】/ いづき(ブログ「オトコでも読める少女マンガ」管理人)【URL】/ 稲垣高広(ブログ「藤子不二雄ファンはここにいる」管理人)【URL】/ いのけん(麻雀マンガブログ管理人)【URL】/ 今村方哉(レコード会社勤務)/ 卯月鮎(書評家・ゲームコラムニスト)【URL】/ 梅本ゆうこ(ブログ「マンガ食堂」管理人)【URL】/ 太田和成(「あゆみBOOKS」五反田店 コミック担当)【URL】/ 大西祥平(マンガ評論家)/ 小田真琴(女子マンガ研究家)【URL】/ かーず(「かーずSP」管理人)【URL】/ kaito2198(海外翻訳者)【URL】/ かとうちあき(「野宿野郎」編集長【仮】)【URL】/ 門田克彦(夜の午睡・よるひるプロ【古書カフェ・出版など】)【URL】/ 紙屋高雪(ブログ「紙屋研究所」管理人)【URL】/ 加山竜司(フリーライター)【URL】/ 川原和子(マンガエッセイスト)【URL】/ 紀伊國屋書店 新宿本店(新宿区書店員I)【URL】/ 稀見理都(エロマンガ家インタビュアー)【URL】/ 久芳俊夫("MANGART BEAMS T"ディレクター)【URL】/ くまざわ書店 コミックランドビーワン八王子店(八王子市書店)/ 倉持佳代子(京都国際マンガミュージアム)【URL】/ KT.(マンガと装丁の紹介ブログ「良いコミック」管理人)【URL】/ 劇画狼(漫画始末人/おおかみ書房代表)【URL】/ ごとうゆきひろ(元サブカル書店員)/ 小林聖(フリーライター)【URL】/ 「COMIC ZIN」秋葉原店 杉山陽一(コミックバイヤー)【URL】/ 小林美姫(フリーエディター、ライター)【URL】/ ゴロー(AV男優)/ 塞神雹夜(悪魔祓師)/ 境真良(国際大学GLOCOM客員研究員)【URL】/ ササナミ(ブログ「雑食商店街3373番地」管理人 兼 書店員)【URL】/ さすらい(ブログ「(怒りの以下略)」管理人)【URL】/ 三省堂書店 八尾美映子(「三省堂書店」神保町本店 コミック担当)【URL】/ 四海鏡(石ノ森章太郎ファン)【URL】/ 東雲騎人(イラストレーター)/ じゃまおくん(「BLACK徒然草」管理人)【URL】/ 白峰彩子(書誌屋)【URL】/ 杉村啓(料理マンガ研究家)【URL】/ すけきょう(「ポトチャリコミック」管理人)【URL】/ soorce(オヤジマンガ系ブロガー)【URL】/ 竹下典宏(「まんだらけ」コンプレックス 店長)【URL】/ たまごまご(ライター)【URL】/ 塚本浩司(コミック・同人誌専門書店「COMIC ZIN」商業誌部門責任者)【URL1】【URL2】【URL3】/ 辻真先(アニメ脚本家・ミステリ作家)【URL】/ てれびのスキマ(ライター)【URL】/ トシ(書店員)/ にせレスラーM(「とらのあな」MD課 コミック担当)【URL】/ 永田希(「Book News」運営、書評家)【URL】/ 名久井直子(ブックデザイナー)/ ナデガタ(マンガ感想ブログ管理人)【URL】/ 奈良崎コロスケ(フリーライター)【URL】/ 八戸(4コマレビューブログ「素晴らしい日々」管理人)【URL】/ 浜波孝至(「BOOKSなかだ」魚津店 営業担当)/ 早川博志(「恭文堂」コミッククラフト店)【URL】/ 廣澤吉泰(ミステリコミック研究家)/ 福丸(「喜久屋書店」漫画館京都店 店長)【URL】/ フラン(ブログ「フラン☆Skin」管理人)【URL】/ 南信長(マンガ解説者)/ 宮川元良(「恵文社」通販部 部長)【URL】/ 宮本直毅(ライター)【URL】/ 宮脇書店 本店(コミック担当)【URL】/ もみちゃん(大手インターネットカフェのコミック担当)/ 森田真功(ライター、ブログ「Lエルトセヴン7 第2ステージ」管理人)【URL】/ 山内康裕(「マンガナイト」代表)【URL】/ 山脇麻生(ライター&編集者)【URL】/ 吉村(「芳林堂書店」高田馬場)/ 吉村和真(「京都精華大学」国際マンガ研究センター センター長)【URL】/ リブロ池袋 本店(東京都豊島区書店)【URL】/ りる(感想系ブログ「空夢ノート+」管理人)【URL】/ ロマン優光(ミュージシャン、ライター)【URL】/ 渡辺水央(ライター)/ 和智永妙(編集 兼 ライター)/ サイト内ユーザーアンケートに回答してくださった多数の皆様 ほか
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