1年365日、そのどれもが何かの記念日です。
そんな「きょうは何の日?」にちなんだマンガを紹介するコラムが「きょうのマンガ」コーナー。
毎日、その日が始まる午前0時ちょうどに更新されている「このマンガがすごい!」の人気コーナーです。この記事では、2014年に配信された「きょうのマンガ」から、この1週間の「きょうのマンガ」をまとめて紹介しちゃいます!
もちろん、毎日の「きょうはなんの日」は、今までどおり、日々更新していきますよー。
それでは、11月23日から11月29日までの「きょうのマンガ」をどうぞ!
11月23日~11月29日の「きょうのマンガ」
11月23日 ゲームの日
『ピコピコ少年』
押切蓮介 太田出版 ¥660+税
11月23日は国民の祝日で「勤労感謝の日」ですが、一見勤労とはまったく逆の趣味・ゲームの日でもあります。
さて、ゲームの日はどんな経緯で制定されたのでしょう? くわしくは記事でチェック!そして、ゲームと言えば押切蓮介。みずからの原体験をもとに描いたゲーム回顧録マンガは、昭和のゲームオタクならば共感間違いなし!
11月24日 外国産カブトムシ、クワガタムシの輸入が解禁された日
『モテ虫王者カブトキング』第1巻
尾玉なみえ 集英社 ¥476+税
1999年のこの日から外来種のカブトムシやクワガタが輸入解禁となりました。
のちに「ムシキング」などの昆虫ブームを巻き起こすきっかけなった日だと言えるでしょう。この日ご紹介したのは、そんな昆虫ブームと密接な関係がありそうで、まったくないという異色のマンガ。カブトムシでモテるってどういうこと!?
11月25日 三島由紀夫(小説家)の命日
小学館文庫『赤塚不二夫名作選 もーれつア太郎』
赤塚不二夫とフジオプロ 小学館 ¥600+税
自衛隊・市ヶ谷駐屯地での割腹自殺という衝撃的な最期で知られる三島由紀夫。もちろん彼は、誕生したてのマンガ文化にも触れていたようで、劇画をはじめ様々なマンガをよく読んでいたとの記録も残っているそうです。
昭和史を代表する小説家とナンセンスギャクマンガの雄・赤塚不二夫の意外すぎる関係が、この記事で明らかに……!
11月26日 いい風呂の日
『オレん家のフロ事情』第1巻
いときち KADOKAWA ¥514+税
11(いい)・26(ふろ)の語呂合わせで、どこかの旅館みたいですが、この日は「いい風呂の日」です。
タイトルに「フロ」とありますが、この作品の主人公・龍己にとって風呂はまったく異なる用途があるようで……!?
11月27日 交響詩『ツァラトゥストラはこう語りき』初演日
『新装版 2001夜物語』第1巻
星野之宣 双葉社 ¥600+税
ニーチェの著作にインスピレーションを得てリヒャルト・シュトラウスが作曲した名曲は、古典SF映画『2001年宇宙の旅』でも使用されて、一気にポピュラーになったものです。
ここではその「2001年」にちなんだSFマンガをご紹介。
SFジャンルというだけで、『ツァラトゥストラ~』が出てくると妙に納得しちゃうのはなぜでしょう?
11月28日 夜神月がデスノートを拾った日
『集英社文庫 DEATH NOTE』第1巻
大場つぐみ(作) 小畑健(画) 集英社 ¥720+税
マンガのなかで起こった出来事ですが、この日は『DEATH NOTE』の物語が始まった日とも言える重要な日です。
本作は今年の7月にはテレビドラマ化、同作者による『バクマン。』も現在実写映画公開中。これを機に2作品をまとめて一気読みしては?
11月29日 いい肉の日
『ギャートルズ 1 肉の巻』
園山俊二 パルコ ¥2,100+税
11(いい)・29(肉)の語呂合わせで「いい肉の日」ですが、制定の背景には日本各地のブランド牛のなかでも宮崎牛が関係しているそうです。
マンガの世界の「いい肉」といえば、商品化までされたことがあるという『ギャートルズ』のあの肉が思い浮かびますが、こんなに肉をフィーチャーするマンガってどうなの!?