3月26日(土)・27日(日)の2日間、東京・有明ビッグサイトで開催された、日本最大級のアニメイベント「AnimeJapan2016」。毎年大盛況のこのイベントには、なんと! 今年13万人を超えるアニメファンが国内外から集まり、過去最多の総来場者数を記録。
そんな日本のアニメ・オタクカルチャー最先端のイベントで、数々の人気作、話題作の新情報や新プロジェクトが発表された!
今回、「このマンガがすごい!」編集部員が「AnimeJapan2016」のイベントに参加して新情報をゲットしてきたので、ステージ&ブースレポートをふくめてご紹介! 何回かに分けて最新情報をお伝えしちゃうぞ!
人気TVアニメ『銀河機攻隊マジェスティックプリンス』が、ついに2016年、新プロジェクト始動!!
今回、お届けするのはオリジナルロボットアニメ『銀河機攻隊マジェスティックプリンス』の2016年最新プロジェクトだ!
先日、イベント当日にも「このマンガがすごい!WEB」にて速報したように、完全新作となるオリジナル劇場版の今秋公開と、TVアニメシリーズがこちらも新作となる第25話を加えて7月から毎週2話ずつ「マジェスティックアワー」と題して放送されることが決定!さらに、なんとこの“マジェプリ”のオリジナルノベルが「このマンガがすごい!WEB」連載スタート&単行本化が発表されたのだ!
【速報】オリジナルロボアニメ『銀河機攻隊マジェスティックプリンス』プロジェクト始動! 「このマンガがすごい!WEB」と“ザンネン”じゃないコラボレーション!! オリジナルノベル連載決定!!
あらためて最新情報とともに、ファン&キャストが歓喜に包まれた「AnimeJapan2016」でのステージイベントのレポートをお伝えしましょう!
3月26日、「AnimeJapan2016」会場内ブルーステージにて、『銀河機攻隊マジェスティックプリンス』のステージイベント「ザンネンステージ in AnimeJapan2016」が開催された!
『銀河機攻隊マジェスティックプリンス』は、2013年4月から9月にかけてテレビ放送されたSFロボットアニメ。地球人類と謎の勢力・ウルガルとの戦争が繰り広げられる未来を舞台に、遺伝子操作で生み出された5人の少年少女たちによって構成された“ザンネン5”こと「チームラビッツ」がロボット兵器「AHSMB(アッシュ)」に乗りこみ、活躍する姿が描かれている。「チームラビッツ」の微笑ましい日常風景や徐々に育まれていくチームワーク、見ごたえのあるメカアクション、骨太でシリアスなSFドラマなど、まさに王道ロボットアニメと呼ぶにふさわしい作風で、放映3年が経ったいまも高い人気を誇っている。そんな作品のひさびさのイベントに、ファンもとい、「保護者[注1]」500名が参加したのだ!
ステージに立ったのは、浅沼晋太郎(アサギ・トシカズ役)、日笠陽子(クギミヤ・ケイ役)、井口裕香(イリエ・タマキ役)の「チームラビッツ」メンバーを演じた3人。
ステージイベントは朝早かったためか、最初は保護者たちのテンションも若干低め? ……のように思えたが、キャスト陣の登場とともに一気にボルテージが上がった!
過去のイベントやラジオでトークのおもしろさにも定評のあった3人は、ユーモアを交えつつ、作品や当時を振りかえりながらトークをするなか、「ファンが選ぶ名場面」が発表された。
ここで紹介されたのは、主人公・イズルの操縦する「AHSMB(アッシュ)」と、敵であるウルガル勢・ジアート機がダイナミックなアクションを繰り広げる第8話、第14話のバトルシーン。さらにチームメンバーとして一緒に戦ってきたイズルとアサギが、じつは兄弟だったと発覚するも、いきなりイズルが「お兄ちゃん」とアサギに声をかけるという微笑ましい第20話。そして、「チームラビッツ」の先輩チーム「チームドーベルマン」が、命がけの戦いの果てに次々と倒れていく第19話……と、硬軟取り混ぜたまさに『マジェスティックプリンス』らしい名場面ばかり!
かつて名場面を演じたキャストたちも、「(第19話を見て)思い出して切なくなる」(日笠)、「(バトルもいいけど、キャラクターが)ワチャワチャしているシーンも好き」(浅沼)など、アフレコ当時を思い出しつつコメントし、思わず保護者たちもうなずいていた。
さらに会場が激しく沸いたのは、ステージ終盤!
『銀河機攻隊マジェスティックプリンス』の新たな展開が次々と発表されたのだ。
7月よりテレビシリーズ全24話に新作となる第25話を加えて毎週2話ずつ1時間枠で再放送する『マジェスティックアワー』、そして新作25話の放送が決定したこともさることながら、秋に待望の完全新作『劇場版マジェスティックプリンス(仮題)』の公開が発表された時には、保護者たちからよろこびのどよめきが……!!
タイトルに<仮題>と付くなどいろいろと未決定のまま発表したことで、「どこまでザンネンだよ!(笑)」というキャストのツッコミもあったが、「劇場版公開」というビッグニュースをうけた観客席から期待と興奮が伝わってきた。
そして初夏から「このマンガがすごい!WEB」にて、TVシリーズの外伝となるオリジナル小説『銀河機攻隊マジェスティックプリンス外伝(仮)』が連載スタート&今秋に単行本刊行化されることも発表。どんな内容になるか、客席にいたファンはもちろん、キャスト陣も大盛りあがり!
そのほかに、2016年4月からパチンコ「CR 銀河機攻隊マジェスティックプリンス」全国展開スタート、さらにWEBラジオ「MJP ザンネンラジオ Ver.2」の音泉での配信がスタートするといううれしい情報が。
また、コトブキヤよりプラモデル「ゴールドフォー」の発売も決定したことなどなど……様々な発表を受けて、再び『マジェスティックプリンス』が大きく動き始めたことに、会場の保護者一同はじめキャストも喜びの声をあげ、会場は一体となった。
そしてステージ以外にも注目されていたのはブースだ!
「AnimeJapan2016」内の「フィールズ」企業ブースでは『マジェスティックプリンス』の展示もたっぷり! 1/6.5スケールの特大レッドファイブ(イズル専用機)が大きな存在感を放っていた。さらに「CR 銀河機攻隊マジェスティックプリンス」パチンコ実機やプラモデルも展示されており、さらにはキャラクターのコスプレをしたきれいなお姉さんも……! 多くの来場者が目を輝かせながらブースに立ち寄っていたのが印象的だった。
なかなかオリジナルタイトルのヒットが難しい昨今のロボットアニメ市場において、非常に息が長く、また独特の存在感を放ち続けている本作。様々なメディア展開を繰り広げる2016年は、『マジェスティックプリンス』がさらなる飛躍となることは、まず間違いない! 「ザンネン5」もとい、「チームラビッツ」の華麗なる活躍に注目だ!!
取材・構成:有田俊
『銀河機攻隊マジェスティックプリンス』の最新プロジェクトについてはTVアニメ公式サイトで発表中! 最速情報はコチラのサイトをチェックしてください! またオリジナルノベルについては「このマンガがすごい!WEB」でも発表していくのでお見逃しなく!
明日は『劇場版 響け!ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~』の最新情報&ステージレポートをお届け♪ こちらもぜひ見てください!
- [注1]「保護者」 『銀河機攻隊マジェスティックプリンス』のファンの総称。