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【ランキング 番外編】 このマンガだってすごい! アンケート参加者イチオシ単行本(5/1~5/31発売)

2014/07/14


ランキング記事制作のためのアンケートに協力してくださった皆さんから寄せられた、多数の作品に対する推薦コメントのなかから、編集部がごくごく一部をピックアップ!
今回ご紹介する作品群、初夏なのに“アオハル祭り”なラインナップ!?



『月光条例』藤田和日郎(小学館)Amazon
■最終巻。クライマックスに近づくにしたがい、キャラクターの動きと想いが複雑に絡み合い始めた本作ですが、見事にそれをすべて回収してくれる誠意を見せてくれました(境真良/国際大学GLOCOM客員研究員)



『黒 -kuro-』ソウマトウ(集英社)Amazon
■同じ黒猫を飼っている者としては夢に出そうな作品。明らかに化け物なクロですけど、飼い主とのやり取りにはなにかほっとさせられるものがありますね。(いけさん/ブログ「いけさんフロムエル」管理人)

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オススメしている書店は、コチラ



『The Mark of Watzel』武富智(集英社)Amazon
■病に犯された少女に唯一残された希望の物語。豊かな空想描写、熱い人間ドラマ、爺さん萌え。とても気持ちのよい1冊(KT./マンガと装丁の紹介ブログ「良いコミック」管理人)



『レストー夫人』三島芳治(集英社)Amazon
■染まらない白。自分がどんな色か知る前のあの頃の感覚が蘇る(卯月鮎/書評家・ゲームコラムニスト)



『昔話のできるまで』山田穣(集英社)Amazon
■小品としてのマンガの魅力が、よく詰まった短編集(森田真功/ライター、ブログ「Lエルトセヴン7 第2ステージ」管理人)

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『働かないふたり』吉田覚(新潮社)Amazon
■ニートのくせに悲壮感も焦燥感もなく、そこそこ裕福っぽい家庭に守られてただダラダラとゲームとかしているバカ兄妹の生活に癒やされます。隣のお姉さんの気持ち、わかるわ……。生活保護なんてメじゃない、これぞ現代の貴族だ!(いのけん/麻雀マンガブログ管理人)

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「日刊マンガガイド」でのご紹介は、コチラ



『羊の木』山上たつひこ(作)いがらしみきお(画)(講談社 )Amazon
■奇跡のコラボがテンションを保ったまま傑作として完結したことに対して。ロック界でたとえるとエルヴィス・コステロとポール・マッカトニーがタッグを組んだ「スパイク」と「フラワーズ・イン・ザ・ダート」、2枚のアルバムを思い出した(すけきょう/「ポトチャリコミック」管理人)



『私のご飯がまずいのはお前が隣にいるからだ』いのうえさきこ(KADOKAWA/メディアファクトリー)Amazon
■うんちくをそばで言われると料理がまずくなるという、料理マンガ特有のうんちくネタを逆手にとった作品です。もうちょっとうんちくパートが長かったりするとくどさが増したんじゃないかとも思いますが、十分におもしろいです(杉村啓/料理マンガ研究家)



『累』松浦だるま(講談社)Amazon
■女性の購入者がとても多いのがポイント高し! 連載誌が青年誌「イブニング」ということもあり、まだまだ知らない女性の方も多いと思うので、伸びしろは未知数! もちろん男性が読んでもおもしろいです(福丸/「喜久屋書店」漫画館京都店 店長)

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オススメしている書店は、コチラ



『嘘解きレトリック』都戸利津(白泉社)Amazon
■シリーズ初の1巻まるごと使った人形殺人事件。トリックは読めてしまうものの、登場人物の気持ちに寄りそうお話の展開が何より魅力的でした(りる/感想系ブログ「空夢ノート+」管理人)



『新ナニワ金融道 青木雄二物語』青木雄二プロダクション(扶桑社)Amazon
■待ってましたとしか言えない。(門田克彦/夜の午睡・よるひるプロ【古書カフェ・出版など】)



『1夫5妻 僕がモテる理由』村生ミオ(秋田書店)Amazon
■ものすごく下らないネタに全力投球。これが村生ミオだ!(soorce/オヤジ漫画系ブロガー)



『X-MEN:デイズ・オブ・フューチャーパスト』クリス・クレアモント(作)ジョン・バーン/ジョン・ロミータ Jr.(画)御代しおり(訳)(ヴィレッジブックス)Amazon
■(本書をもとにした)映画『X-MEN:フューチャー&パスト』がオモシロ過ぎました!! アメコミは値段も高いし、読み方も最初はとまどうと思いますが、読む価値ありです。読むきっかけが欲しいあなたは、映画を観て、その勢いでこの本を手に取ってみて下さい、絶対に損はないです(ごとうゆきひろ/元サブカル書店員)



『シネマちっくキネ子さん Glory to the Kantoku girl!』OYSTER(芳文社)Amazon
■OYSTERの唯一無比のギャグセンスと可愛らしいキャラクターの融合。過去の作品よりも読みやすくもおもしろい。今年の4コマ注目作品。(八戸/4コマレビューブログ「素晴らしい日々」管理人)

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『キャプテン翼 ライジングサン』高橋陽一(集英社)Amazon
■久しぶりのシリーズ新刊、W杯の年でもあり、売れてます(「宮脇書店」本店/コミック担当)



『機動戦士ガンダムUC 「袖付き」の機付長は詩詠う』白石琴似(著)関西リョウジ(構)矢立肇/富野由悠季(案)(KADOKAWA/角川書店)Amazon
■アニメ版『機動戦士ガンダムUC』の裏を描く作品。アニメ最終話エピソード7との関連もあり!!(「紀伊國屋書店」新宿本店/新宿区書店員I)



『チェルノブイリの春』エマニュエル・ルパージュ(著) 大西愛子(訳)(明石書店)Amazon
■『ムチャチョ ある少年の革命』の美麗さで話題になった、エマニュエル・ルパージュの最新作。お得意の豊かで絢爛な色彩を、モノトーンのなかに抑圧し、シリアスで静謐な世界を描いています。(永田希/「Book News」運営、書評家)

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『コミック くまモン』熊本県/小山薫堂(監)Amazon
■ファングッズとして、装丁のかわいさに惚れてしまう! 個人的な感覚ですが、くまモンに潜む「バブル期のサブカル系・ポップアート感」が、マンガになって顕著になった気がする(和智永妙/編集 兼 ライター)



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