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【10月の「このマンガがすごい!」ランキング オトコ編】『このマンガがすごい!2016』ランクイン作品が続々再登場。前人未到の2冠達成なるか!? 

2016/09/20


業界注目度No.1!?
「このマンガがすごい!WEB」が誇るランキング選者に協力いただくアンケート集計をもとに、決定される毎月恒例の「このマンガがすごい!」ランキング。今月のランキング オトコ編は……。

今月のオトコ編第1位は、昨年の『このマンガがすごい!2016』オトコ編第1位の『ダンジョン飯』の最新刊!
このままの勢いで年末に発売となる『このマンガがすごい!2017』でも注目をかっさらっていくのか!?
今月は、『四月は君の嘘』作者の最新作、「ヤングマガジン」期待の新星のデビュー作など、そのほかのランクイン作品も要チェック! さっそく見ていきましょう!

(2016年8月1日~8月31日発売作品を集計)


⇒⇒⇒ランキング「オンナ編」も要チェック!!


第1位(222ポイント)

『ダンジョン飯』 九井諒子

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『ダンジョン飯』
九井諒子 KADOKAWA

ダンジョン内でモンスター食をしながら妹・ファリンの救出に向かう勇者・ライオスたちの冒険を描く。
地下4階は水のフィールド。どんな状況でも貪欲なライオスたちだが、今度は巨大クラーケンを前に“苦戦”をしいられる。

モンスターを生物学的見地から分析して食材にしたてあげるという、新しいグルメ×ファンタジー。『このマンガがすごい!2016』のオトコ編第1位に輝いた『ダンジョン飯』は、3巻目に到達してもその勢いを失っていません! 

オススメボイス!

■あいかわらず独特の発想力に感心させられる。作中であまり時間がたっておらず、前話が時間にして前日とか数時間前とかだったりするため、けっこう話に前後のつながりがあり、マンネリ感がなく、物語が少しずつ「目標」に向けて前に進んでいるのを実感できるのもよい(いのけん/麻雀マンガブログ管理人)
■コチラも待望の続刊。マーマンのデザインに悪意ありすぎだろ!(竹村真志/三省堂書店 神保町本店・コミック担当)
■特にカエルの皮膚をかぶるとカブれないというエピソードを読むあたりで、人為的に作られたはずの「自然法則」なのに、あたかも本当にそういう法則があるかのようにまんまと引きこまれてしまう自分がいることに気づく。あいかわらずうまい(紙屋高雪/ブログ「紙屋研究所」管理人)
■異色料理マンガの物語も終盤か? 少し物語の背後が明かされたようなそうでもないような1冊。あいかわらずなんでも食う人たちだ(マキタマキナ/(成年)漫画愛好家)
■出ました第3巻! 今回は水フィールドのモンスターを食します!(平田/旭屋書店なんばCITY店 コミック担当)
■思いがけず食われるほうになってみたライオス、ダンジョンのなかは摩訶不思議な循環世界……というか、生食は控えたほうがいいですな(和智永 妙/ライターたまに編集)
■3巻にきて、さらに世界が広がり「脱グルメマンガ」的展開と見せかけて、やっぱり食べるという食えない展開はあいかわらずです(すけきょう/ブログ「ポトチャリコミック」管理人)
■初期に出たキャラがきちんと人格を与えられて再登場。作者の頭のなかでは最終回までの道筋ができたとみた(マクガイヤー/ブログ「冒険野郎マクガイヤー」管理人/ニコ生主)
■3巻目にしてはすでに定番といってもいいくらい圧倒的な存在感を持つ『ダンジョン飯』。インパクトと安定感の両方を持ち合わせているこの作品は、とにかく見逃せません(林子傑/海外翻訳者)
■ビオトープのような迷宮づくり、死が禁じられているダンジョンなど、モンスター料理以外の面でもおもしろさが増してきた(卯月鮎/書評家・ゲームコラムニスト)
■あいかわらずのテイストでよい。物語は終わりへと向かうのかそれとも……(福丸泰幸/喜久屋書店漫画館京都店 店長)

「日刊マンガガイド」でのご紹介は、コチラ!


第2位(118ポイント)

『さよなら私のクラマー』 新川直司

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『さよなら私のクラマー』
新川直司 講談社

かつてのライバル・曽志崎緑から一緒のチームに誘われた周防すみれ。
中学時代は輝くことなく終わったサッカー選手だった彼女は、個性豊かな選手が集まるチームで、新しい物語のとびらを開く。

大人気マンガ『四月は君の嘘』の著者の最新作は、再びのチャレンジとなる女子サッカー。
中学時代はパッとしなかった主人公が新しい世界で才能の花を開かせるのか?

オススメボイス!

■女子サッカーを描く作品。キャラクターの魅力やサッカーの試合シーンなども盛り上がるけれど、このマンガは女子サッカーの未来に疑問も投げかける。同作者の『さよならフットボール』の世界とも地続きで、懐かしいキャラの登場にファンとしてもうれしい(山本浩平/まんだらけうめだ店コミックスタッフ)
■あまり描かれることのない、女子サッカーの青春を、鮮やかに描いている。なでしこと話題になった時と、その後の女子サッカーを取り巻く環境にも踏みこみながら、そこで戦う少女たちはどこまでもまぶしい。(ふな/ブログ「いつかたどり着く」管理人)
■お、著者はまたサッカーもの描いたのか、今回は女子サッカーか……と思っていたら、なんとこれは『さよならフットボール』の続編なのか! あれは名作だと思っているのでその後の話が読めるなんてうれしいかぎり。女子いっぱいで顔の描き分けがいまいちわからん部分はあるけれど、まぁ話が進めば見分けもつくようになるでしょう。わくわくする話になることを期待しています(happysad/「マンガ一巻読破」管理人)
■『さよならフットボール』以来のサッカーものということで、扱うテーマ、スピード感のある描写などからも気合が伝わってきます(漫画トロピーク/謎の社会人漫画サークル)
■『四月は君の嘘』の新川直司先生待望のサッカーマンガ。動きの見せ方も上手だがやはりプレイヤーの表情や感情表現がうまくて感動する(太田和成/あゆみBOOKS五反田店コミック担当)


第3位(100ポイント)

『手品先輩』 アズ

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『手品先輩』
アズ 講談社


部活動に強制的に入る義務がある種無(たねなし)高校でしぶしぶ入部先を選ぶことになった男子高校生は、奇術部の先輩女子に無理やり引きずりこまれてしまう。

いろんなマジックに挑戦しては極度のアガリ症のせいで毎回大失敗をしてしまう先輩が、エロかわいい!

オススメボイス!

■先輩はおっぱいが大きいだけやないで。目玉がぐるぐるでアホで友だちもおらんのや。じゃれっこモーラと会話したりもするで。変な帽子かぶってるし。こういう残念系美女が世間ではわが世の春よと隆盛を極めとる。そんな今、これ読まないでどうします?(漫画トロピーク/謎の社会人漫画サークル)
■手品好きだが、アガリ症で確実に手品を失敗する先輩を愛でるマンガ。キャラクターでゴリゴリ押してくる感じのあるギャグマンガですがカワイくてエッチという男子が好きな要素を詰め込んだ手品先輩の魅力にこれからも期待です!(麻野昌三/わんだ~らんど なんば店店長)
■あがり症の先輩の手品が失敗率100パーセント……。(実際に)見てみたいです!(宮脇書店本店/コミック担当)
■とことんダメ。でも(だから?)かわいい。こんな先輩と学園生活を送りたかったです。先輩の魅力に気づかない周囲の生徒はもったいない! 読んでない人ももったいないぞ!(杉山陽一/COMIC ZIN秋葉原店 コミックバイヤー)

「日刊マンガガイド」でのご紹介は、コチラ!

単行本情報

  • 『ダンジョン飯』第3巻 Amazonで購入
  • 『さよなら私のクラマー』第1巻 Amazonで購入
  • 『手品先輩』第1巻 Amazonで購入
  • 『ゾンビの星』 Amazonで購入
  • 『アキオ…』 Amazonで購入
  • 『星間ブリッジ』第1巻 Amazonで購入
  • 『ゴールデンカムイ』第8巻 Amazonで購入
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