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来週は、なんのマンガを読めばいい?(3月27日~4月2日)【きょうのマンガ まとめ】

2017/03/26


1年365日、そのどれもが何かの記念日です。

そんな「きょうは何の日?」にちなんだマンガを紹介するコラムが「きょうのマンガ」コーナー。
毎日、その日が始まる午前0時ちょうどに更新されている「このマンガがすごい!」の人気コーナーです。この記事では、2016年に配信された「きょうのマンガ」から、来週1週間の「きょうのマンガ」をまとめて紹介しちゃいます!
この「きょうのマンガまとめ」は前週の日曜日に、“来週読むべきマンガ”をお知らせしまーす♪
もちろん、毎日の「きょうのマンガ」は、今までどおり、日々更新していきますよー。

それでは、3月27日~4月2日までの「きょうのマンガ」をどうぞ!

3月27日~4月2日の「きょうのマンガ」

3月27日 利休忌

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『茶の涙 ~Larmes de the~』 第1巻
※本来の表記では、タイトルの「e」はアキュートアクセント付
水面かえる マッグガーデン \533+税

本日3月27日は、千家流茶道の開祖・千利休の忌日。
千利休といえば、“わび茶”を大成させた人物として知られていますが、今回は“お茶”にまつわる一風変わったマンガをご紹介します!

日本茶の輸入を突然禁止したフランス政府との交渉に同行した農水省新米女性職員・ハルカは、パリをさまよう謎の青年・内藤涙(ないとう・るい)と出会い、紅茶に魅了され……
ではなく、日本茶の輸入を再開すべく奮闘する、日本茶マンガです!

本格的なお茶の淹れ方や品種などの情報はもちろん、意外と知られていないお茶トリビアも盛りだくさん!
たとえば、有名なある日本茶は、意外な淹れ方によって甘くなるのです!
その淹れ方とは……氷!?

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3月28日 スリーマイル島原子力発電所事故が起こった日

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『白泉社文庫 三原順傑作選 '80s』
(『Die Energie 5.2☆11.8』所収)
三原順 白泉社 \780+税

1979年3月28日、アメリカ合衆国ペンシルベニア州のスリーマイル島(TMI)原子力発電所で大規模な原子力事故が起こりました。
そんなきょうは『はみだしっ子』シリーズで知られる三原順の中編「Die Energie 5.2☆11.8」(『三原順傑作選80's』収録)をご紹介します。

舞台はTMI事故から3年が経過したアメリカ。
事故後も原子力エネルギーを推進しようとする電力会社への脅迫事件を軸に、市民運動家や、テロリストといった様々な人々の思惑がぶつかりあう様を描いた社会派マンガです。

原発反対! と批判しているマンガかと思いきや、この物語の主人公は、市民側ではなく、電力会社側の人間となっていて……!?

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3月29日 「ベトナム戦争」が終わった日

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『小学館文庫 パイナップルARMY』 第1巻
工藤かずや(作) 浦沢直樹(画) 小学館 \581+税

1973年のこの日、最後のアメリカ軍人がベトナムから撤退し、長いベトナム戦争に終止符が打たれました。
その戦場で戦い抜いた元傭兵のジェド・豪士を『MASTERキートン』『MONSTER』を手がけた浦沢直樹が描いたのが、『パイナップルARMY』です。

傭兵を引退したジェドは戦闘インストラクターとして、様々な人々を訓練する日々を過ごしていた。
仕事を通して様々なテログループと対決するなかで、ある人物に出会う。
その人物は、いくつものテログループを束ね、人類滅亡を狙うテロ組織をリーダーとして率いているのだが、過去にジェドと関係があって……!?

本作は、単なる戦争マンガではなく、浦沢節ともいえる、ある点が見どころとなっているのです!
それは……。

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3月30日 ゴッホの「ひまわり」が58億円で落札された日

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『新装版 ひまわりっ ~健一レジェンド~』 第1巻
東村アキコ 講談社 \520+税

1987年のこの日、安田火災海上保険(現・損害保険ジャパン日本興亜)がロンドンのオークションでゴッホの「ひまわり」を落札しました。
ちなみに、いくらで落札したかというと……
(答えは記事をチェックしてみてください!)

今回は、ひまわりにちなんで、先日最終回を迎えたドラマ『東京タラレバ娘』の原作者・東村アキコの『ひまわりっ ~健一レジェンド~』をご紹介。
美大の油絵専攻を卒業後、出身地である宮崎の地元企業で働き始める林アキコを主人公に、その父・健一の斜め上でユーモラスな奇行を、実話を交えながら描いた、半自伝的ギャグマンガです。

後に刊行された『かくかくしかじか』も、自伝マンガではありますが、『かくかくしかじか』と読み比べてみると、本作にはとあるギミックが隠されていて……!?

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3月31日 年度末

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『卒業生 -春-』
中村明日美子 茜新社 \619+税

3月31日は年度末の日。
学校を卒業し、新たに進む人もいれば、留年し、また同じ道を泣く泣く歩む人もいるのではないでしょうか。
本日紹介する1冊は、卒業をテーマにした作品である『卒業生 -春-』です。

趣味も性格も異なる2人の男子高校生、草壁光(くさかべ・ひかる)と佐条利人(さじょう・りひと)が、高校卒業という大きな区切りを目前に控え、揺れ動く心境の推移を描いたストーリー。

卒業を機に、別々の道を歩んでいく、よくある友情モノなのか……
と、思ったら大違い!

ヒントは、ある界隈の女子に人気のジャンルです!

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4月1日 売春防止法が施行された日

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『三丁目の夕日 夕焼けの詩』 第43巻
西岸良平 小学館 \505+税

1958年4月1日、売春防止法が施行されました。
第二次世界大戦後から施行されるまでの間、許可を得て営業をしていた店を「赤線」と呼んでいました。
この「赤線」を舞台とした小説を書いていたのが吉行淳之介で、今回はそんな彼の名前をもじったキャラクターが出てくる、『三丁目の夕日 夕焼けの詩』をご紹介いたします。

子ども向けの冒険小説を手がける、小説家の茶川竜之介(ちゃがわ・りゅうのすけ)は、天涯孤独になってしまった古行淳之介(ふるゆき・じゅんのすけ)という少年を引き取って共同生活をすることに。
淳之介少年は茶川先生を尊敬し、本当の親子であるかのように絆を深めていく2人。
ある日、小説のネタが思いつかず、大スランプ中だった茶川先生に、淳之介少年が手書きの●●を差し出します。
●●とは……。

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4月2日 小泉八雲(作家)がアメリカで『怪談(Kwaidan)』を刊行した日

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『このマンガがすごい! comics 雪ノ女』
相澤亮 宝島社 \800+税

1904年4月2日、この日はラフカディオ・ハーンこと小泉八雲が、怪奇文学作品集『怪談(Kwaidan)』をアメリカで刊行した日。

そもそも、なぜ外国人が日本の怪談話にドはまりしたのでしょう?
(答えは、記事をチェック!)
そして本日は、そのなかに収録されている「雪女」をモチーフにして描き、第6回「このマンガがすごい!大賞」で最優秀賞を受賞した、『雪ノ女』をご紹介いたします。

自衛官の酒井は、演習中のある夜、雪山で遭難したところ、白く美しい雪女に出会った。
同僚の松島は凍死してしまうが、酒井は雪女の慈悲で一命をとりとめる。
下山した彼は、数カ月たったある雨の日、ずぶ濡れで路傍に座りこむ女性と出会うが、この女性に見覚えがあって……!?

“怪談”といえば、怖かったり、震えるようなものが多いですが、本作は、普通の怪談とはひと味違っていて、あるものが必需品かもしれません!
それは……ハンカチ!?

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単行本情報

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